音楽と映画の周辺

核心ではなく, あくまでも物事の周辺を気楽に散策するブログです。

新年明けましておめでとうございます

2006-01-01 11:53:26 | クラシック
 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします <(_ _)> 。秋田,といっても広うございますが ^^; ,私の住む所は大変穏やかな元旦を迎えております。

 午後から初詣にでも,と考えているところですが,先程,NHK-FMの「NHK音楽祭スペシャル2005 セレクション」で,マリス・ヤンソンス/バイエルン放響の来日公演の一部を聴いたところです。先に,五嶋みどりをソリストに迎えてのプロコ『バイオリン協奏曲第1番』,その後,ベートーベン『交響曲第7番』。

 ベト7はパワフルな演奏でしたが,最終楽章のボウイングのコントラストが実にユニーク。この楽章だけは,先日のNHK教育で観ていましたが,映像付の方が2倍楽しめます。
それにしても,ヤンソンス,鳴らします。ニュー・イヤー・コンサートのウィンナ・ワルツもこんな感じかしら。「美しく青きドナウ」が,濁流を思わせる「激しく褐色のモスクワ河」なんてことにならなければよいのですが。これは,冗談 ^^; 。

 一方,みどりのプロコ。私には,繊細さを欠く演奏のように感じられました。
第2楽章はスケルツォ・ヴィヴァチシモ。ここはもともとユーモラスな楽章ですが,ロンド形式で言うBの部分のテンポ設定など,ユーモラスを通り越して,ちょっとグロテスクな感じ。
全体的に,少し粗っぽさの目立つ演奏で,心から愉しむというところまでいきませんでした。因みに,私のこの曲の愛聴盤は,ミンツ盤。

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