とうとう、最後の一匹のメダカ、「チビ助」が星になった
2015年の12月に我が家の小さな水槽で生まれた
数十匹の稚魚の中で、やっと生き延びたチビ助
生まれつき口が小さくて餌を食べるのが苦手だった
そのため他の仲間に比べると成長が遅れ
一回りも二周りも小さかった
普通のメダカは餌を摂ると腹部がふっくらとするものだが
チビ助はいつもペッチャンコで細かった
今年になってからだいぶ弱くなった
一日のほとんどを水底で横たわりながら
餌をあげると起き上がり
立ち泳ぎの姿勢で水面に浮かんだ餌を取ろうと頑張っていた
その姿に家族は拍手喝采を送っていた
とうとう最期がやってきた。
2歳と6ヶ月、メダカの平均的な寿命には達してはいたが
それでもとても寂しい悲しい気持ちになった
体長3cm足らずの小さな小さな命。
クルッとした大きな黒い瞳が可愛らしかった
「よく頑張ったね」と手を合わせた
ベランダにピンクの花を満開にしているゼラニュームの鉢の根元に埋めた
この子が来たときもブログで読んだ覚えがあります。
花おじさんのように大事にして下さる方が飼い主で、この子も
幸せだったと思います。
>メダカといってもずっと飼っているうちに情がわいてきますよね
あれからちょうどひと月が過ぎました。
連日の猛暑ですが、毎朝の花への水やり時には、チビ助のお墓に祈っています。
W杯サッカーの熱戦に寝不足気味ですが、4年に一度とばかり観戦しています。
もう、決勝トーナメントが始まりまして、早々にメッシとロナルドが消えていきました。 残念です。