言行不一致

今日は10月3日。9月の投稿が間に合わなかった。

9月は何と言っても「自民党総裁選挙」だった。

たかが「自民党」の「総裁」といっても、残念ながら我が国では「総裁＝総理大臣」なんだから無関心ではおれない。

で、なんと9人も立候補した。前代未聞の多数。

これは見せかけだけにせよ「派閥解消」した結果だった。

2週間ほどの長丁場。若手から、古参までの立候補。

結果として、5回目の挑戦の候補者が当選となった。

彼の口癖は「きちんと」、「ルールを守りましょう」、「国民の皆様に納得していただくこと」など。

やっと、無派閥の骨のあるサムライが出てきたと喜んでみた。

彼は「代議士」とは、「国民の代理として議論するサムライ」だとも言ってた。

逆転勝利からすぐに、選挙選の中で訴えていたことと、やることが急変したことに驚いて、かつ落胆した。

若手候補が口にしていた「早急に解散して総選挙する」をそっくりいただき。

はっきり言って「うそつき」、「言行不一致」である。

実際に総裁になってみると、今までの「党内野党」や「評論家」と違って、党の責任重大さに気付き、老獪な先輩達の意見に逆らうことが出来なかったのだろうか。

がっかりの9月であった。信じた自分が情けなくなって落ち込んでいる。

ウクライナとロシアよりも、イスラエルとレバノン、イラクとの泥沼戦争がもっともっと気がかりではあるが。