▲スターマイン@たまむら花火大会 2011/7/16
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ようやく夏の花火シーズン in!
昨日は群馬県のたまむら花火大会へ行ってきた。
最近、雑誌やテレビなどで取り上げられることの多い「穴場」の花火大会である。
最寄り駅から結構離れていることと、十分な公共の交通機関がないことで、この花火だけは仲間でレンタカーを借りていくことになる(私が運転するわけではないのでおんぶにだっこである)。
3連休初日ということもあり、関越道はそれなりに混んでいた。それでも昨年ほどではないのは、やはり高速1,000円が廃止されたからだろう。
昼前には最寄りのインターに付き、評判のそば屋に立ち寄る。
瑞兆のおそば posted by (C)樹美
公式がないようなので、食べログ「瑞兆」→http://r.tabelog.com/gunma/A1005/A100502/10006177/
へぎそばばかり食べていると、普通のそばってちょっと苦手になるのだが、ここはぎっしりとしつつも細切り具合がよく、ツィンコツィンコとした歯触りも良かった。
午後1に会場に到着。
何しろ暑い町・熊谷が38度、前橋が37度を記録した日である。その間にある玉村も暑いには変わりないのだが、吹き渡る風が体感温度を和らげる。
近くのスーパーで花火愛好家とあいさつを交わし、日が傾くのを待つ。
夕方、観覧場所に移動して花火を待つ。
そして午後8時、赤い満月を背に打ち上げ開始。
「がんばろう日本」という文字が浮かび上がった(裏側から見ていると逆文字になるのが残念なのだが)。
今回は復興支援花火として、福島県の菅野煙火店の花火も打ち上げられた。
オープニングスターマイン posted by (C)樹美
オープニングスターマイン posted by (C)樹美
この花火は地元の菊屋小幡煙火店が担当している。
端正な花火作りが美しい煙火店である(イケメンぞろいらしいし…)。
その多重芯には定評があり、この日も八重芯、三重芯、四重芯と素晴らしい花火を堪能できた。尺玉(直径約30センチ)で多重芯は今や定番となってしまった(とはいえ、どの煙火店でも作れるものではない)。それが、尺未満でも展開されてしまうのには驚かされる。
変芯変化菊 posted by (C)樹美
三重芯変化菊 posted by (C)樹美
三重芯変化菊 posted by (C)樹美
四重芯変化菊 posted by (C)樹美
個人的には、昨年競技花火で見られた小幡さんの大きな引きの色変化も見たかったのだが、これだけ見せられればぜいたくは言えまい。
たんぼのど真ん中に幅広く設置された打ち上げ筒から、次から次へと花火が打ち上げられる。前の方で見ていたたので、すべてを収めることはできないのだが、右へ左へとカメラを振るのは忙しい。そんなことをしているうちに1時間が過ぎる。
フィナーレ Dream of 38000 posted by (C)樹美
あぁ、やっぱり煙火店のトラックが邪魔に…。
フィナーレ Dream of 38000 posted by (C)樹美
フィナーレ後は、花火師さんと光の交歓を行うが、赤いカンテラの多さに、小幡煙火店の大きさを改めて知る。長岡まつりの時は信濃川対岸ってこともあり、ごく少数しか花火師さんの明かりって見られないのよね、4社も参加しているのに…。
花火会場周辺の渋滞を抜ければ帰路は楽勝である(私は乗っているだけだが)。日付変更線ギリギリで家に着いた。
夜中、ビールを飲みながらカメラの画像データをPCに移していたが、本当に細やかな細工に改めてもうひと唸りした。やっぱスゲーや。
花火愛好家の皆様、お疲れ様でした。
そしてドライバーの○子ちゃん、運転ありがとうございました。
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