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猫屋敷の無駄ブログ

現在、我が家は猫3匹。もう猫屋敷とは呼べませんけど。。。

次は台北!

2011年05月16日 | 海外旅行
2月のソウルが、眠っていた心に火をつけた。
お次は台北!
けど考えてみると、台北は2回行ったけど、2回とも実に物足りないものでした。

初めての台北は12年前、海外旅行初体験という従妹をほぼ無理やり引っ張って行きました。おかげで犠牲となったその従妹は、初日の夜、不安と緊張のあまり吐き気をもよおし寝込んでしまったのでした。私はというとしばらくは従妹に付き添っていたものの、結局我慢できずに一人士林夜市にでかけてしまったけど。(笑)
ただ、これで完全に台北に味をしめてしまったのはまちがいない。

2回目はその1年後。昔中国語講座に共に通っていた友人がおりまして、ご主人の仕事で当時博多に住んでいたのですが、自分も台湾に連れて行ってということで、福岡空港にて合流。あちらは夫婦。こちらは前回悔いの残る旅行となってしまった従妹がリベンジするとのことで、総勢4人。
ただ初めて来たって人がいると、どうしても名所旧跡のおさらいになってしまって、思ったように行動できないのですよね。

で、今回はどうするか?カレンダー見て考えた。
やはり旅行するなら連休が心置きなく遊べる。ただし、連休はすべての料金が高くて、人を誘うのはちょっと気が引ける。それにツアコンでもないのに人を案内して回るのも結構疲れるし、なんとなく時間とお金がもったいない。
ゆえに結論はひとつ。GWの一人旅。一人ならいくら費用が高くても納得のうえだし、思う存分行動できるゾ。

一応、旅行社のサイトも当ってはみたけど、案の定ガイドなしの台北なんてどこにも見当たらない。以前は2回とも費用押えるためツアーにして、2回目は市内観光こそなかったけど送迎ガイドはついていて、土産物屋とか寄って時間がもったいなかった。ガイドついてるツアーのほうが実は安いんだって、知ってる人はどのくらいいるのかな?

まずはネットで飛行機チケットの確保。2ヶ月前の早割りだというのに、安いチケットはもう見当たらない。GW中のチケットは往復75000円もするけど、それしかないのだから仕方ない。けどこのチケット、座席の指定ができました。窓側か通路側かとかその程度だけど、おかげで往復便とも座席は「33A」で確定。チェックイン前に座席確定というのは、生まれて初めてでありました。それにポイントがつきますとのことでしたが、キャセイのポイント貰ってもどうしようもないから。でも高いということは、やはり高いだけの何かがあるということなのですね。
それにネットの場合は、キャンセル待ちで何日も気をもむ必要もなくて、リアルタイムだからとってもすっきり。
お次はホテル。
台湾は近年禁煙法ってののおかげで、屋内での喫煙が法律にて規制されており、どのホテルも禁煙。それは・・・私には辛すぎる。
それに台湾のホテルって朝食付きが常識。あれ、限られた現地での時間を毎日一食ずつ損してる気分になるのは、私だけなんだろうか?
で、ネットでいろいろ見てたら見つけました。各室ベランダ付♪朝食もあり・なしが選べる。なんと立地は台北駅から1分で価格も手ごろ、口コミ評価もベリグーで、早速予約。ポチッとクリック。
チケットもホテルもプリントアウトして、ハイッ!おしまい。
旅行社のカウンターで、こちらの意向も当該都市のこともよく理解できないお姉さんと話をする必要もなく、あっという間に準備完了。
あとはぼちぼち現地計画をたてるのみ。

ところが3月11日、日本を大きな不幸が襲います。
その後の原発事故。
日本からの入国審査が、各国で厳しくなったとかなんとか。
でも、台湾から日本への義援活動の大きさが連日ニュースになってました。とくに長栄集団の総帥の募金金額聞いた時は、正直目がテンになりました。
台湾に親日家が多いってのはわかってたけど、ここまでやられると申し訳なさに頭が下がります。
高砂義勇隊の人達の心を、70年近く経った今、再び見たような思いです。・・・って話が古すぎてすみません。
亭主談「台湾行ったら、皆さんにありがとうありがとうって言って回らんといかんね。」


2月13日

2011年05月15日 | 海外旅行
案の定、昨夜のマッコルリのせいか、朝からなんとも具合が悪い。
とにかく、最終日の行動開始。
まずは、南大門市場へ朝食に出かけました。
・・・が、日曜日の朝は、まだどこも開いてないのです。あれれ??
仕方ないから、適当に食堂に入り、Yちゃんはソルロンタン。私はこういう時の韓ドラの定石、ヘジャンクク。でもやはり具合が悪く入らない。

Yちゃん。背が高くてスタイルよくて可愛いもんで、市場歩くとよくなんのかんのと声かけられる。相当に目立つのね。
とにかく、その中の一人、海苔屋のお兄ちゃんが、私の連れであることに気がついて、私にも声かけてきた。私が「薬局を探してるんだけど?」と聞くと、今日は日曜だから薬局は開いてないそうな。でも市場の連合会かなんかで交代で開けるようにはしてるからといって、開いてる薬局を教えてくれた。
薬局のアジョシに症状を伝えて、ドリンクと錠剤を買い服用。気持ち的に少し楽になったような。。。

ホテルに戻り、荷物をまとめ、チェックアウト。
3時まで荷物を預かってもらうことに。

で、最終日はどこ行く?別に予定も組んでないし、どこへでも。
とりあえず、再び明洞方面へ。もうウォンもあまり残ってないしで、明洞の中で営業してる銀行の両替窓口をみつけたのでそこで両替。そこが今までで一番レートが良かったようです。
ボチボチ店をひやかしつつ、時間は過ぎていく。

お昼は、明洞餃子と決めていた。この店、昔から餃子という名前のくせにカルククス(うどん)が有名。ちょっと時間的に早くはあったが、店に入りました。
カルククスとマンドゥをひとつづつ頼み、二人で別けて食べました。というかほとんどYちゃんが食べました。ここのマンドゥやキムチは昔からかなりニンニクがきつかったけど、味は変わっていなかった。無理して食べなくてもいいのよ。と言うのに、Yちゃん完食。
店を出る頃には、長蛇の行列。すごい!昔こんなに行列はできなかったぞ。やはり日曜の昼だから?いつのまにか、ちょっと離れた場所に支店まで出していて、そこもまた行列。知らない間に超人気店になっていたようです。

そろそろ歩き疲れもあり、「喫煙できます」と書いてある喫茶店にて一服。
「そこがポイントなんすね!」とYちゃんにからかわれた。なかなか喫煙者の旅行は、厳しい世の中になってきております。
そこのオリジナルコーヒーを頼んだら、朝飲んだドリンクみたいな漢方の香りがしました。Yちゃんは、サツマイモラテなるものを注文。おもしろいメニューでした。

もう少し時間があったので、徳寿宮によりました。昔はよくここで、日曜には結婚写真とか撮影してたんだけど、今回目立ったのは小学生引率した課外授業。先生が歴史の問題出し、生徒たちが思い思いに答えるというもの。教育に熱心な国は伸びる。塾に子供を閉じ込めて安心している我が国の教育に、少々危惧を覚えたのでした。

そして、ホテルで荷物を受け取り、タクシーでヒルトンホテルへ。さすが一流ホテルで、すぐにベルボーイが出てきました。リムジンバスに乗りに来た旨伝えると、「乗れるかな?」と一言。なんでもさっきの便では乗れなくて、まだ待ってる人がいるらしい。乗れるかどうか確認できるか尋ねたけど、バスが来てみないと誰もわからないと言われました。
Yちゃん不安で、どうしましょうというので、その時はタクシーで行くっきゃないと答えました。
結局無事バスに乗れ、飛行機にも間に合いましたけど、座席も広くゆったりとしたこのKALリムジンバス。えらい人気みたいで、我々の後のバス停では乗れない人たちも数人おりました。今後、バスの時間には一便余裕が必要みたいだと思った次第なのでありました。
            (以上 ソウル編 終り)


2月12日後半

2011年05月15日 | 海外旅行
明洞から、買い込んだ荷物を持って、歩いてホテルへ移動。
Yちゃんが一言。「ミョンドン、近っ!」
昨夜も同じ道を歩いたんだけど、途中で南山へ寄ったから、わからなかったのね。

ホテルで一休みしてから、地下鉄でカンナムへと移動です。
なぜカンナムか?別に高級デパートや、洒落たショップに行くためではありません。
理由は、カンジャンケジャンを食べるため。
旅行前に何が食べたいか聞いたら、写真見ながら「カンジャンケジャン」を指しました。
Y「これは何ですか?」
私「カニのキムチみたいなもん、けどこれ生モノだから」
Y「なんでも市場みたいなとこで魚買って、そこで生で食べれるらしいですね。」
私「ああ、ノリャンジンね。あそこは冬は寒いからヤダ」
・・・とは言ったものの、せっかくのYちゃんの初韓国。それならば水産市場には行く気にはならないが、新沙洞のカンジャンケジャン通りなるところへ行ってみよう。私も行ったことないし。ついでに、ドラマで何度か見た事ある、盤浦大橋のムジゲ噴水も見ようか。漢江の風はメチャ寒いだろうけど(笑)
ということで、ホテルで防寒対策をした後、いざカンナムへ。

途中、地下道の階段のとこで見た物乞いが、死んだようにピクリとも動かず、両手を揃えて差し出しているのを見たYちゃんは、相当にショックを受けてました。日本も昔はいたんだけど、彼女が生まれたころにはもう物乞いもいなくなったものね。昨晩、地下道にたむろすホームレス見ても、ショックは受けなかったようだったのに、物乞いのほうは驚いたようでありました。

ひと駅手前で地下鉄を降り、カンナムの町を眺めながら、新沙のカンジャンケジャン通りに入りました。店を三箇所、ネットで見た情報で選んでおりましたので、Yちゃんにその中でどこに入るか決めるように言いました。それぞれの店の前には、男性たちが数名ずつ呼び込みのために立っているのでありましたが、Yちゃんが三つの店構えをヒラヒラ飛ぶように見て回り、それにつられてかアジョシたちも動きます。何とも面白いその様子を眺めて楽しんでる私。。。
Yちゃんが決定した店に入りました。客席は大部分がオンドルでしたが靴脱ぐの面倒だし、椅子のほうが楽なので、テーブル席のほうへ進むと、そこは寒いからこちらへと奥の席のほうを勧められました。しばらくして気づきました。確かにテーブル席側は客の出入りの度に外気が入り込み、寒かった。
とりあえず、ソジュとカンジャンケジャンとサンナクチ(活たこのぶつ切り)それともう一品暖かいものを選ぶよう言ったら、Yちゃんがアグチムを選びました。
サンナクチにYちゃん大喜び。しばらく何か独り言言いながら、タコの足とお口の中で格闘しておりました。面白いのは野菜が時期的になかったせいなのか、サンチュやケンニプではなくゆでたキャベツやわかめが出てきたことでした。
カンジャンケジャンも「マイウ~!!」の連発。ご飯頼んで、カニの殻の中に入れてあげて、ミソとよくかき混ぜるよう教えたら、それも丹念にカニミソをほじくりだしおいしそうに食べておりました。
アグチムはアジュンマが気を利かせて、厨房のほうへ辛くないようにしてあげてと言ってくれてたにも関わらず、やはり辛かった。
量が入らないだけでなく、辛いものも食べれなくなってしまった私。ただひたすらに、ソジュを飲んでおりました。で、Yちゃんが、「ソジュもう1本頼みましょうか?」と言ってくれたので、じゃ「ソジュ ハンビョン ジュセヨ」って言ってごらんというと、彼女即「ソジュ ハンジャン ジュセヨ~♪」えっ?!それじゃ1本じゃなく1杯じゃないの。私そんな言葉教えたっけ?アジュンマはメチャ笑いながらなぜか私の背中をポンポン叩くし。彼女のかわいい韓国語が、アジュンマにえらくウケたようでした。

食後、店を出ると、店の前に居た男性が「どちらへ行かれますか?タクシーひろいましょうか?」と言ってくれた。バンポのムジゲ噴水を見に行きたいと言うと、「えっ?!」と驚いて、誰かに電話かけて調べてくれた。噴水は夏場のみのイベントで冬場はやってないらしい。ガックリ。
お礼を言ってすごすごと地下鉄で帰ってきました。

で、帰りはひと駅先のソウル駅で降り、ロッテマートでお買いもの。
思ってたほど種類は豊富ではなかった。けど量は確かにある。中国大陸の旅行客と思える夫婦が真剣な顔して議論しながら買い物。段ボール箱まで用意して。エコバッグに入る程度の買い物しかしてない我々が、なんか小さな存在に思えてきました。
Yちゃんは、なぜか、ロッテのチョコパイをまとめ買い。ハングル文字がおもしろいのかな?
私が焼き肉タレをどれがいいか悩んでたら、どこかの若い主婦が、これがおいしいと白雪食品(?)のものをご推薦してくれるし、ダシの素の試食販売のお姉ちゃんも、レモン食酢を推薦してくれるしで、とってもローカルな雰囲気でお買いものできるマートでありました。

で今夜の仕上げは、マッコルリを飲んでみたいというYちゃんのため、コンビニでおつまみとマッコルリ購入し、ホテルで試飲会。マッコルリは飲みやすいだけに、あとが・・・


2月12日前半

2011年05月15日 | 海外旅行
1日目に夜遅くまではりきりすぎたのか?
それとも、単に年食って疲れやすくなったのか?
寝坊しちまった。
朝9時に写真館の予約入れといたのに、起きたのが7時半でした。
市場で朝食食べるつもりだったのに、あちゃちゃ・・・
ホテルを出て、Yちゃんが一言。
「おお~!空気がキリッと冷えてますな。」オモロイ。
タクシーで仁寺洞の入り口まで直行。
面倒だから、そこらの洋風なパン屋でサンドイッチとコーヒーの朝食。
ついでにコンビニで交通カード(T-money)を2枚購入。5000ウォンずつチャージしてもらいました。

で、写真館。
Yちゃんは、ファンジニを選んだ。けど、彼女はファンジニが何か知らなかった。旅行前にキーセンの話はしておいたのだけど、良く理解できてなかった模様。がっくり。
まあ、いいや。
私はどうでもええと思いつつ、無難かなってとこで尚宮を選んだ。今さらこの歳で仮装もねぇ。。。
しかし、若いアガシが一生懸命、アイライン入れたり、眉そろえたりしてくれました。けど、髪がもともと短いこともあり、カツラは汗でずれ落ちるし、マスカラ重くて目が明かないし。顔ひきつって、なんかえらい目にあった気分でした。
Yちゃんは喜んでたから、結果オーライってとこでしょうか。

写真撮ったあと、仁寺洞キルを歩く。
いつものように、ついつい速足で歩いていたら、後ろで日本語の会話が聞こえてきた。
「おじょうさん、これ見たことある?」
「見たことな~い!」
で、振り返って道を戻る。
クルタレ売りのお兄ちゃんがYちゃんに声かけてた。
なら見てけばいいのに。今しか見れないのよ。遠慮するYちゃんをひっぱって、店の前まで戻りました。
二人のお兄ちゃんが、なんと日本語で、口上述べながら調子よくクルタレの実演を始めました。昔見かけた気もするが、正直日本語のは私も初めてでした。さすが仁寺洞!
お兄ちゃんのうちの一人は、高校生までは関西方面で暮らしてたとのこと。テコンドーの選手になり韓国の親戚のうちで暮らし、今じゃそのままこちらで結婚し、小学生の娘までいるらしい。日本語うまいはず。いやもうお兄ちゃんじゃなく、りっぱなアジョシではないですか。

それからタプコル公園でガラス張りの箱に入れられてしまった国宝の石塔を見ました。長年風雪にさらされ、相当に痛みが激しい。この箱であと何百年くらい維持できるものなのかな?
塔の説明は、Yちゃんにしてあげたけど、サミル独立運動の話まではしなかった。若い子に歴史の話しても無理かなと、なんとなくあきらめの気持ち。というか、話し出すと長くなるから、自らをセーブ。

それから、朝方購入した交通カードにて東大門まで移動。
かなり便利。地下鉄乗るのが楽。いちいち料金確認する必要なし。それに地下鉄網も10年前と比べると相当に広がっているようです。10年前は東大門あたりで路線が終わっていなかったっけかな?もう忘れてしまったけど。
東大門見て、ミリオレビルの中で服やらカバンやらのショップを見学。そのまま最上階の食堂で、トッポッキとコンマキムパプの昼食を食べる。ちゃんとテンジャンチゲ、タクワン、チャプチェなどサービスしてくれるのね。Yちゃん「おいしいし、ここ気にいった!」とえらい大衆的な雰囲気にご満悦。実に安上がりな娘だこと!
けど私もこういう食事のほうが、気楽でおいしく食べれるから好きなんです。そう、実は私も安上がりな女なのでした。

昼食後、明洞に移動。
昨日は夜だったし、端っこのほうしか歩いてなかったから、改めて明洞見物兼お買いものです。
同じメーカーのコスメショップが同じ明洞の一角に何件もある。というか、この一帯にコスメショップだけで、一体何件あるのか?韓国のコンビニって小型店舗が林立してるけど、この明洞のコスメショップも同じ。こんなに何件もあって、やっていけるの?しかもどこも結構客入ってるし、呼び込みもすさまじく、皆通りの上で景品配って、すかさず客を店内に引き入れる。とにかく、どこもかしこもうるさい。それがほとんどコスメショップ。現在明洞のコスメは、生き残りかけて戦国時代に入ってる模様でした。
そのかわり、以前はあんなにたくさんあったCDショップがえらく少なくなってるように感じました。皆、音楽はネット購入するようになったんだろうか?Yちゃんが一緒だったので、CDを1枚だけ買いました。


2月11日後半

2011年05月14日 | 海外旅行
10年ぶりの明洞を歩く。なんか感じが違う。
目指す店は、以前何度か泊ったことのあるサボイホテルの近く。中央会館の立看板持った、韓服来たハラボジが立ってるからわかるはず。。。と思ったのに、さすがにあの名物ハラボジはもういなかった。サボイの入口も見違えた。なぜか寂しい気になった。店はすぐにみつかったけど。

ウガラムって意味わからんけど、カタカナでちゃんとそう書いてる。日本人が多いってことか?
面倒なので推薦コースとやらを二人前注文。生ビールは置いてないと言われたので、私はソジュ。Yちゃんはビール。
次から次に出てくる、付け出しというか小皿の数々にYちゃんが感激。私もこの韓国の店のシステムを忘れていた。キムチはもちろんのこと、チャプチェ・煎・海苔などなど。昔はこうサマザマ並べられると嬉しくなったのに、なぜか見ただけで腹がふくれてしまった。Yちゃんははしゃいで写真とりまくっている。確かに、この店の肉はいいもの使ってた。センカルビ食べれば、肉の質がわかる。
この店は、正解だった!
けど・・・やはり食べれん。食欲旺盛なYちゃんにほとんどまかせた。彼女はビビンパもほとんど平らげた。若いってすばらしい。
マシッソッソヨ。チャルモゴッスムニダ。(おいしかった。ごちそうさま。)と帰りに言って見れとYちゃんに言ったら、ほんとにそう言って、お店の人に喜ばれた。うん、ほんにYちゃんは性格がよい。

次はホロホロ歩きながら南山タワーへ。
いや今はソウルNタワーと改名しているらしい。ナムサンのNを一応残したらしいが。
以前はケーブルカー乗り場までちょいとした山登り体験してたけど、現在はオルミという傾斜エレベーターがトンネル入口にできている。無料だし実に便利。
冬の夜は寒いというのに、ケーブルカー乗り場は人がいっぱい。相変わらずのデートコースであることは、変わりがないようであった。順番待ちしてる我々の前のカップルのイチャイチャぶり。それも相変わらず。
タワーまで上ると、ドラマで見てはいたのだが、ライトアップされ、えらくきれいでロマンチックな場所となっていた。展望台のトイレからの眺めもなかなかすばらしかった。

それからホテルへ
・・・というか、ホテル近くのチキン屋へ。
ほんとは「トゥルドゥルチキン」に行きたかったのだけど、歩きつかれてきたので、「ポッポチキン」ですますことに。
金曜の夜ということで、中は仕事帰りの若者たちであふれていた。隣の職場の同僚たちと見られる女性ばかりのグループもかなり盛り上がっていた。
チキンのハーフと500ccビール2杯とコルベンイを注文。ハーフって半羽ってこと?結構多い。やっぱビールは生がおいしい。チキンもメチャおいしい。コルベンイは辛すぎて食べれなかった。

そんなこんなで一日目は終了。

韓国はじめてのYちゃん。
ホテルの部屋に寝巻きがないことを知らなかったらしい。確かに聞かれなかったから教えもしなかった。寝巻きあるのって、日本だけじゃないか?
あと、トイレで紙流せるのも日本だけ?一応そのことは教えておいた。「ホテルでは流してもいいですか?」と聞かれたので、ホテルならかまわないだろうと答えておいたが、ほんとのとこどうなんだろ?配水管が日本より細いので詰りやすいと聞いたことはあるのだが・・・


2月11日前半

2011年05月14日 | 海外旅行
朝6時のバスに乗り、まずは福岡へ。朝早いから、Yちゃんは前日から我が家へお泊り。
福岡まで2時間。福岡~ソウルが1時間なのに・・・もちバスの中は睡眠時間でありますが。

で、福岡空港の旅行社のデスクにて、A4用紙のEチケットを渡されました。昔は封筒に入った航空券を数日前には手渡されていたのが、これが当日空港渡しの理由?
なんとなく、旅行社通す必要のなさを感じてしまった。

ということで、仁川空港到着。金浦しか知らない私には初めて。
仁川は港には行ったことあったけど、空港の近くは埋立地で何も無い。市内までの通り道、新しい大型の免税店やらお土産店が、韓国特有の赤茶けた土地にポツンポツンと立っている。冬場で枯れたように見える木々と土の色。Yちゃんには、なんだか不思議な光景に見えたよう。
我々が宿泊するホテルに一番近いバス停は、ヒルトンホテル。見覚えのある南大門市場を通り過ぎバスは南山を登りだす。えっ?これじゃケーブルカーのとこまで行くのでは?近くに座っていた地元人と思われる人に尋ねてみる。「あれがヒルトンですよ」と山の上のほうを指差した。結構上にあるのね。ソウル駅で降りたほうが良かったかな?まあ、下るだけだからいいか。旅行社で取れるホテルは選択肢が少ないから、結構不便。ホテルの条件を立地を一番とする私にとっては、選択誤ったか?
荷物ガラガラ引きずりながら下っていってホテルに到着。
さあ、市内へ繰り出すぞ~。

Yちゃんにおおよその地理感をつかんでもらうために、まずは都の入口、どこかのおバカが燃やして現在修復中の南大門へ向かう。途中市場の中を通り過ぎたが、うう~、長らく来て無いからか、方向感覚が狂っているのを感じた。
それから市庁前の屋外スケートリンクを通り過ぎる。以前はここはロータリーになってて、いつもその真ん中で学生たちがシュプレヒコールあげてたのを思い出しつつ。
で、世宗路。なんかなんもかもが違う。先のほうに見える光化門のせい?いや、道路の真ん中が広い通路となり、公園のように人が行き来してるから?右側には清渓川が向こうのほうまで続き、まるで見知らぬ国に来た錯覚に陥った。って、確かに外国やった。
変わらないのは、世宗大王とイ・スンシン将軍の像だけ。でも周りの風景が違うせいか、お二人ともなんだか知らない方みたい。
生まれ変わったというか、日本総督府の建物がなくなった景福宮を見学。衛兵も立ってて、衛兵交代式までやってるし。へぇ~ってなもん。
それから、予約したエステ店へ向かう。歩くかタクシー乗るか聞いたら、Yちゃんが歩くと言ってくれたので、周り眺めながら歩いていく。途中「あれはタイやき?」と聞かれ「プンオパン食べる?」いくら?と聞くと4個で2000ウォンと言われ、「2個しか要らないから1000ウォンにしてくれ。」「いやあまり儲けがないから。」「でも食べきれない」の押し問答のすえ2個だけ売ってもらった。すまなかったねアガシ。10年前ならよかったけど、今の私は自分の食べる量に自信が無いのよ。

エステ店に入る。ここは、女性専用でまだできて1年くらいの新しい店とのことで決めた。日本語で対応してくれる店長と名乗る30代の女性は以前名古屋に数年間暮らした経験があるとのこと。垢すりのほか、私は下半身マッサージと足裏の角質とり、Yちゃんは石膏パックを頼む。
垢すりアジュンマから、お隣の若いアガシとはどういう関係?と聞かれ、亭主の会社の女の子だと言うと、年の差があるのによく二人で旅行するもんだと言われた。娘みたいなもんだからと言ったら、「いや我々韓国人は子供とでも世代の違う人間とは一緒に旅行には行かない。若い子が気を使ってお互い気まずいから」と言われた。まあ確かに、性格が良くて人見知りしないYちゃんだからこそ、私も一緒に旅行しようという気になったのだけど。
体の隅々まで垢すりしてもらって、今度はマッサージ部屋へ。
先に部屋の中でマッサージしてもらっていた女性が「オンニ~」と声かけてきた。見ると最初応対してくれた店長ではないか。ここのとこ忙しく家にもまともに帰れず、疲労から肩が痛くて仕方ないらしい。金を稼いでくれるから、ご主人も子供も文句は言わないと笑っていた。韓国のアジュンマたちは、ほんによく働く。しかし、お客に対してオンニとは?これも韓国式親しみの表れかな?とちょっと勉強した。
客が我々二人となり、Yちゃんの石膏パックが乾くまでの間に、私のマッサージしてくれてる女性が他の職員に、7時から予約が詰まってるから先に皆食事してこいと言ってる。アルバイトの子が来ないの何のと言って、おしゃべりしながら私の左足の裏のつぼをほぐしている。そこかなり痛いんだけど~。我慢してたが我慢しきれず、「うっ」と唸った。はっと気づいたように、「痛いのは体に悪いとこがあるからです。我慢してくださいね~。」と言われた。わかっちゃいるんだが痛い。。。

でもまあおかげで、すっきりと体が軽くなりました。
店長に「お食事はどこへ?」と聞かれたので、「明洞のウガラム」と答えたら、あそこはいい店ですと言ってもらった。よく行くのかと尋ねたら「いいえ、高いから、私たちは豚肉しか食べません」と言われた。ん?Yちゃんが韓国で焼き肉といったら豚肉?と言ったのはこのことなのか?


ソウルに行こう!

2011年05月14日 | 海外旅行
3ヶ月も経つと、記憶もあやふやになるので、自分の記憶力の補充のため、ここに記録を残します。

亭主の会社の女の子、Yちゃん。
海外旅行経験は、修学旅行で行った中国、社内旅行で行った台湾とグアム。
台湾にはあまりいい思い出がないらしい。なんか、自分の好きな都市をそう言われると実に心外。そのうち一緒に行こうとは言っていたものの、私のほうに余裕がなく、ずるずると何年も約束を反故にしてきました。
そうこうしてると、要介護5と4の二人の父親が、昨年相次いでこの世を去りまして、義母がまだ元気な今がチャンスか?ってなもんで、いよいよ約束を実行しようということになりました。彼女もそろそろ結婚せにゃいかん年になってきたし、このままじゃ永遠にホラふきになっちまう。
「台湾か韓国か、どっちがいい?」「お手軽なのはやはり韓国?」
で、2月の連休利用の2泊3日、場所はソウルということで決定!
一応経験者である私が、なんでも手配してやるからということでおまかせいただいて手配をはじめました。が、こちらも10年の歳月を経て浦島太郎状態。何がなんだかわからない。
ところが、ネットで検索かけると出てくる出てくる情報のサマザマ。正直なとこ、こりゃ昔に比べて、えらい楽なんじゃない?

とりあえず、昔JRでチケットとホテルのみセットってのがあったなという記憶で、JRにてチケット確保。他の旅行社は必ずガイドがついてきて時間の無駄だったのだが、10年経っても状況の変化はなかった。チケットとホテルを別々に取るよりは気持ち安くつく。こちらもリハビリと思い、初心者の彼女のためにも安心できるように地元旅行社を使いました。なんせ、KALリムジンバスのチケットサービスもついてるし。

Yちゃんの希望を聞いてみる。「はなさん、コスメとか買いますよね?」
いえ、昔の私は食べ物にしか興味がなく、韓国の臭い化粧品に興味はなかったのです。しかも当時の韓国人の化粧の濃さといったら、あんたらは毛穴がないのか?汗をかかないのか?なんて言いたいくらいで・・・
でもネットで見ると、韓国のチープコスメは日本の若い女の子たちじゃブームになっている模様。まあ確かに、女優の化粧が段々自然になってきて、「センオル」って言葉も聞くようになってる。・・・生(セン)+顔(オルグル)=いわゆるスッピンでしょうか?
わかった、ミョンドンのコスメショップめぐりしよう。

私「アカスリもやってみる?」
Y「チマチョゴリとか着るんですか?」
私「チマチョゴリ着るなら、ちゃんとした写真館に行かなきゃ」
ってことで、ネットにてエステと写真館を予約。
Y「韓国で焼き肉って豚ですよね?」
なんてことを!日本でも和牛が最高なように、韓国だって韓牛(ハヌ)が最高。こりゃ、ちゃんとした店探しとかないと、韓国に対するイメージが・・・と、こちらもネットで店をいくつか選んでおく。
ほんと、ネットのおかげで便利な世の中になったもんだ。

でも、Yちゃんにはすべてが初めてづくしで、心配が先にたつよう。
日程表作って、行く場所の名前を書いて、旅行雑誌見て見当がつくようにしてあげました。
「とにかく2月のソウルは寒いから、風が吹いても痛くないよう耳が隠れる帽子を。足も生足やストッキングは厳禁。」
こうして、二人旅がはじまりました。
10年間、まともに韓国語の勉強も会話もしたことがない私の口から、はたして言葉は出てくるのか?私にはそっちのほうが心配。