猫屋敷の無駄ブログ

現在、我が家は猫3匹。もう猫屋敷とは呼べませんけど。。。

台北みやげ

2011年05月21日 | 海外旅行
旅行の楽しみ方はいろいろあると思いますけど、食べることに肉体的限界を感じる今、買い物が一番の楽しみとなってきました。ただ私の場合、買い物といってもたいした物は買いませんので、本当はわざわざ記事にするのもはばかられるのですが、台北で買ったものの紹介などして、台北編をしめくくりたいと思います。

今回の旅行の第一目的であった中国茶に関しては、すでに前述しております。以前台湾に一緒に行った従妹と、下の弟へのおみやげは、お茶以外考えなくてもよいので楽なのですが、その他の人達へは何をあげようか?
そういえば遅ればせながら、私がお世話になったお茶問屋さんの宣伝を忘れておりました。
「明山茶業」といいます。重慶北路の朝陽公園脇にあります。お茶の十大達人という記事をネットで見かけたのですが、その中の一人がこの店の高さんという方でした。現在はその息子さんと娘さんが店を任されております。達人の高さんとツーショット写真を撮ってくれて、メールで送ってくれました。「100の笑顔を集めています」との文面でした。

実は私、甘いものはどちらかと言うと苦手であります。食べないことはないのですが、たくさん食べるとなんだか具合が悪くなります。けど土産ものなんだから、お菓子が無難かな?ということで
鳳梨酥(パイナップルケーキ)
とにかくいろんなメーカーがあり、おそらく台湾みやげの代表格であると思います。が、せっかく人にあげるなら、土産屋に売ってるようなもんじゃなく、美味しいものをあげたいなと思い、ネットでいくつかメーカー名を調べておりました。
現地で地元の人にも意見を聞き最高評価されたのは「佳徳ガオ餅」鳳梨酥の大会でも賞を総ナメにしております。ただこの店南京東路五段という少々はずれにありまして、他に支店もなく、バスで往復するしかありません。が、皆さん褒めるから行くっきゃないでしょう。
二番手が「李製餅家」林森北路でしたので、上記佳徳の帰りに寄り道しました。が、えらく小さな屋台に毛の生えたような店で、本当にそこがその有名店なのかと少々疑ってしまいました。
弟嫁に食べ比べさせた結果
李製のほうはパイナップルの香りがさわやかで素朴な味わいなのですが、紙での包装ということで日持ちせず徐々に硬くなり香りも薄れていくし、崩れやすい。
佳徳のほうは、包装がしっかりしているので本来の味が長続きし、パイナップル餡がぎっしり詰まっていて、いかにも高級で上品な味わいがする。
とのことでした。
双方とも合格点をいただきました。
おいおい。自分の評価じゃないのか?・・・と一人つっこみ。

○手工石鹸 阿原肥ザオ
いろんなとこに販売所があり、かなり手を広げて商売しているようです。
石鹸の種類が多すぎて、何を買えばいいかかなり悩みました。小姐が日本語の説明書を渡してくれたのですが、老眼きてるのに読めないってば!
http://www.taiwansoap.com.tw/index.php
このアドレスにHPがあります。中国語ではありますが、「産品介紹」と書かれた文字をクリックしてもらえば、いかに種類が多いかはご理解いただけると思います。価格は石鹸としては高めかもしれませんが、それだけの価値はあります。
レモン・ヒノキ(単に香りが良かったから)、馬櫻丹(皮膚のかゆみに効果有)、水潤(乾燥肌に効果有)などを購入しました。
現在、馬櫻丹を使用しておりますが、香りは少々独特ですがけして嫌な香りではありません。泡が柔らかく顔も身体も自然に包まれたように気持ちよく洗えます。結構気に入ってます。
日本タイトル「ハートに命中100%」というテレビドラマがあります。私が台湾ドラマで初めて面白いと思ったドラマです。その男性主人公が、手工石鹸で財をなした会社の御曹司という設定でして、石鹸使いながらいつもそのドラマを思い出しております。

コスメ
前回ソウルでいろんなシートマスク買ってきて、人に喜ばれたようだったので、台湾のものも試しに買ってみました。
韓国はコスメショップが山ほどありましたが、台湾では日本と同じくドラッグストアです。日本製品・韓国製品・その他西洋のものまで実に国際色豊かでありましたが、やはりせっかくなので台湾製品を。
何がいいのかわからなかったので、今人気の張釣ニンさんという女優さんが宣伝しているものを買いました。
弟嫁によると「韓国のものは美容液がたっぷりついてて、いかにも潤いを与えてやるぞって感じがしたけど、台湾のものは香りが自然で皮膚の内部に浸み込んでいくって気がする」らしいです。
自分の分は、化粧水を買ってみました。NARUKOというネット販売を主にしている会社の製品ですが、人工的な香りがする一般的化粧水と違って、とても自然な香りなので安心感があります。私には日本の製品よりも合っているような気がします。

許義魚酥(魚スナック)
淡水というMRTで市内から30分ほどの郊外の港町で買いました。日本から桃園国際空港に着陸する際、眼下に最初に見える町であります。
えびせんに似た味でサクサクいけます。透明のビニル袋に入っており、いかにも手作り感があり、あまり日持ちはしないのかもしれません。おみやげというより自宅および職場の間食用として、あっというまになくなりました。

もち他にもあるのですが、食べるものに関しては「家楽福」という名のスーパーマーケットでほとんど買いました。
いまや各地のスーパーが、私の土産ものの仕入れ先となっております。実にリーズナブル♪
       (以上、台北編 終り)


追記)
ここのgooブログは文字化けすることが多く、台北編では文字化けする文字は半角カタカナで入れております。
入力に結構苦労いたしました。

台北交通事情

2011年05月20日 | 海外旅行
今回、11年ぶりの台北で一番変化を感じたこと。それは二輪車の規制でした。
以前は、台北の町は二輪車の無法地帯でありました。鮮やかな模様付きのマスクつけた二輪の軍団が、まるで暴走族の如く街を走り回って、そのうえ歩道上に二重・三重に駐車し、人間は歩道の上を歩くことすらできませんでした。
それが、二輪車の駐車が相当に厳しく制限されており、路上に白線で駐車地帯が表示されてお行儀良く駐車しており、許可制なのか何なのか車体には証書らしきものがつけてありました。
一度など、西門町の某公園で写真撮ってたら、いきなり公園の管理人さんらしき人が寄ってきて「あのオートバイは貴方のですか?」と聞かれました。私の他は公園にはお年寄りと子供連れしかおりませんで、管理人さんは何かブツブツ言いながら、その入口近くの二輪車をどこかへ強制撤去しておりました。結構遠慮して駐車してたようだけど、改めて二輪車の駐車が確実に厳しくなったのを感じました。
それと二輪車はすべて二段左折になっており、横断歩道を歩いていると二輪車が次々に私に向かって走ってくるかと思うと、横断歩道脇に一斉に並び、信号が変わるのを待っておりました。二輪事故防止とは思いますが、慣れてないもので横断中は結構恐怖を覚えました。今度行った時は、また変わっているかもしれませんね。

次がバスが乗りやすくなっていたことです。以前は上車なのか下車なのか?つまり運賃を乗る時払うか降りる時払うのかさっぱりわからなかったのに、車内表示がくっきり見やすくなって、その上悠遊カードという交通カードのおかげで料金も気にしなくてすむしで、今回結構バスを利用させてもらいました。新型車両の場合は次のバス停の表示もありわかりやすい。またとある所(市政府バス停)では、電光掲示板で何番バスが何分後に到着するという表示まで出ていたので、ほぉ~と感心いたしました。
その上、悠遊カード利用の場合、MRT利用とバス利用との間隔が1時間半以内であれば、8元値引きになります。ただでさえ安い交通費がますます安くなってしまって気の毒な気がしました。一度バスから降りるやいなや、後ろの男性の日本語が聞こえてきました。「前の女の人なんか7元でしたよ。」って、「おいおい、私のことですか?」と振り返って言いたくなりましたがやめました。(笑)

MRTというのは地下鉄とモノレールの複合で、通称「捷運」と言います。路線も格段に昔より範囲も広がり、現在、信義路でも南京東路でも地下工事中でした。両方の路線が完成すれば、市内でバスに乗る必要もなくなるかもですね。

タクシー料金も、日本に比べると格段に安く、利用しやすいのではありますが、いかんせん、これはソウルも台北も大都市はどこでもそうなのかもしれませんが、一方通行が多すぎて、あれれ?と思うようなルートを通ります。もちろん、運転手さんも考えて最適と思われるルートを走ってくれているのでしょうが、せっかく頭の中にできた地図が裏切られることがほとんどです。確かに楽は楽なのですけど。


頂好のSOGOデパートとMRT。この辺りは最初の頃できた路線で、市内でもめずらしく高架になっております。やはり地下より高架のほうが、気分的に気持ちよくて私は好きなのですが・・・


台湾語

2011年05月19日 | 海外旅行
私が台湾に一人で行ったと聞くと、周りの人たちが「やはり言葉がわかるからねぇ」などと勝手なことを言ってくれますが、が!それは大きなまちがい。
正直、私の言語能力ではかなり不足です。台湾という国とその国民性が信頼できると思うからこそ、安心して一人旅ができるのです。
まず、中国語と一口に言っても、その中にはいったい何種類の言語が含まれているのか?私には想像もつきません。(多くの人が、北京語・上海語・広東語があるくらいは聞いたことがあるかもしれません。)
日本や韓国でいう方言というのには全くあてはまりません。とにかく通じないのです。私には完全に別言語としか思えません。ただ文字が漢字であり、文構造が同じであるため、漢字を見れば理解できるだけです。

台湾のドラマや映画には、中国語字幕がついているのをご存じでしょうか?その字幕がなければ、私にはドラマ・映画をみることはできません。
台湾は九州ほどの小さな島国なのですが、言語はひとつではありません。私がなんとかわかるのは、その中の一つ「国語」と呼ばれる北京官話を元にしている言語です。「国語」は大陸の標準語である「普通話」にとても似ております。ですからなんとか意思の疎通ができる程度で、言葉がわかるなんてとても言えたもんじゃありません。

ドラマの中でも街中でも、台北の人たちは普通に国語と台湾語でお互い会話しております。ごく自然に。台湾語は福建語に似ているらしいですが、台湾語は台湾語です。なんというか、皆さんバイリンガルとでも言いましょうか。それは台湾のみに限らず、香港も上海も、とにかく中国と呼ばれる地域の多くの人がそうなのかもしれません。
ソウルで足の裏を揉まれた時やたら痛かったので、今回本場台湾の足裏マッサージ屋に通ってみることも予定に組んでおりました。私の担当の小姐は、私には国語で話しかけてくれるのですが、他の同僚にはすべて台湾語。マッサージ受けながら、思わず私が「字幕が欲しい!」とつぶやくと、驚いたように私の顔を眺めました。日頃ドラマ見てる時、台湾語聞きながら字幕を追っているのでなんとか理解できてたのですが、さすが現実ではそうはいきませんからね。小姐には私の言った意味はわからなかったようですが。
よく思うのですが、日本語と韓国語は大変よく似てます。文構造が全く同じなので、韓国語を話す時は頭の中に浮かぶ日本語をそのまま訳していけばいいだけで、その点日本人にとって最も覚えやすい外国語だと思います。きっと国語と台湾語の関係もそんな感じじゃないのかな?

ただ、絶対に台湾語でなければならない言葉というのが、いくつかあるようです。旅行中に必要な台湾語、それは食べ物の名前。(笑)
肉丸・・・これは北京語では[rou wan]ですが、バーワンと読まねばいけません。
(虫可)仔・・・これは[ke zi]ではなくて、オーアーです。(カッコ内は一つの単語)
麺線・・・これは[mian xian]ではなくて、ミーソアです。
今回気づいたのはそれくらいでしょうか?まだまだたくさんあるのかもしれませんけど、いかんせん3泊4日という短い期間の中ではそれくらいしか発見できませんでした。

台湾には誠品書店という大きな本屋があり、市政府横の信義店が一番大きいということで行ってみました。日本の本屋とは比較になりません。本とともに衣類・生活雑貨・バック・インテリア小物・ワインなどが並んでいます。テーブルに椅子まで用意されており立ち読み大歓迎、いえ座れるから立ち読みではありませんね。その一角はまるで図書館です。児童書のフロアには子供の遊具まで備え付けられており、まるでデパートのおもちゃ売り場のように親子連れが遊んでおりました。
そんなところへなぜ行ったかというと、簡単な台湾語字典でもないかなと思ったからでした。国語(北京語)のものは山ほどあるのに、台湾語のものは見つけきれません。分厚くて重い台湾語研究書はさすがに私には荷が重過ぎて、あきらめて帰るしかありませんでした。しかし、こんな本屋もあるんだなと知ることはできましたけどね。
台湾語はあくまでも土地の言葉であり、よそ者が勉強するものではないという位置付けなのでしょうか?


中国茶

2011年05月19日 | 海外旅行
長崎には昔からたくさんの中国人留学生がいます。その留学生たちに、私は言葉を教えてもらいました。その頃の留学生というと、文化大革命経験者ばかりでありました。現在の留学生たちとは世代も考え方も随分違っていたように思います。彼らには言葉を教えてもらうだけでなく、アパートに招待してもらい、手料理をふるまってもらい、そしていろんな中国文化に触れさせてもらいました。
中国大陸東北部の人が多かったので、決まって出されるのは「花茶」というジャスミン茶。彼らに結構上等なものを飲ませてもらっていたため、花茶に対してはいつのまにか少々舌が肥えてしまっておりました。
ですから中国茶といえば花茶。その頃の私の頭の中は固まっておりました。

そして12年前、初めての台北。陳さんという、強烈な個性のガイドさんが私らの担当についたのですが、その人が「台湾に来たら烏龍茶を飲まねばいけない。」と言って、茶葉店に連れて行ったのです。正直大陸南部の烏龍茶しか知らなかった私は、どうせ土産屋の類と思いナメテおりました。
がそこで、店のおばちゃんが熱くウンチク語りながら入れてくれるお茶の味と香りに、大きな衝撃を受けてしまったのです。1年後も再びお茶を買いはしたのですが、その時買ったものとは比較にもならないものでした。
あのお茶が欲しい!でも人に連れて行ってもらったから、店の場所も名前も覚えてない。大体、自分が何を買ったかすらうろ覚え。

とにかく、今回の旅行の目的のひとつがお茶を買うことでした。
ネットで調べて、迪化街のお茶問屋へ突撃して、とにかくいろいろ試飲して、いろいろな種類を買ってきました。
当初は昔飲んだお茶の味が忘れられなくて、発酵度の低いものを買いました。
しかし猫空でお茶を飲みながらの食事がやたら美味しかったせいもあるのでしょうが、発酵度の高いお茶は消化促進になることに気づきました。香港のヤムチャの時のお茶が発酵度高めなのはそのせいなのかもしれません。
ということで翌日もそのお茶問屋を再度訪問し、結局発酵度の高いものまで買いあさり、結果・・・
左から「東方美人茶」「文山包種茶」「凍頂烏龍茶」「蜜タン鉄観音」それとお茶問屋さんがサービスしてくれた「プーアル茶」と「高山烏龍茶」です。
その他にも、猫空の茶荘で買った「水仙茶」があります。
今からボチボチ家で飲んで行きます。並べたのを眺めてるだけでもウキウキ♪



ちなみに、台湾にもジャスミン茶がありますが、それは茶葉にジャスミンの香りを移したもので、大陸北部のジャスミン茶とは大きく異なります。台湾のものは「花茶」ではなく「香片」と言います。


台北で食べた物

2011年05月18日 | 海外旅行
韓国の町がニンニクと唐辛子と人参の匂いなら、台湾の町は五香粉と臭豆腐と漢方薬の匂い。
五香粉(ウーシャンフェン)とは八角・シナモン・花椒などをあわせた香辛料で、中華圏南方では欠かせないもの。その香りを知らない人は拒否反応が先に立ってしまうので、試しに弟一家にこれの良く効いた「鉄蛋」なるウズラの卵を1個ずつ食べさせたところ、甥っこ談「もう一生食べんでいい」。あんた、来年中国に修学旅行に行くのに大丈夫?
しかし慣れてないせいだけだと思ってたけど、「大口台湾食べ歩き」というTV番組で、日本人レポーターのマツさんが屋台のおばちゃんに、元々入ってもいないのに「香菜は要りません」と言うのを聞いてて、ダメなものはダメなのかもしれないと考え直すようになってきました。香菜、私は好きなんですけどね。
とにかく町の匂いは、その土地の人々の食生活の匂いです。
台北3泊4日を順を追って考えるなら、やはり食べた物を思い出していくのが、一番良い方法なのではないでしょうか。

5月1日 昼 機内食
    夕方 「饒河街夜市」 胡椒餅とタピオカミルクティー
    夜 「點水楼懐寧街店」 小籠包と酸辣湯と空芯菜
    就寝前 茶葉蛋

5月2日 朝 「阜杭豆漿」 鹹豆漿と葱花鹹餅
    間食 台湾おにぎり
    昼 「四平街山西刀削麺」 トマト牛肉麺と小菜
    夕方 淡水にて 蝦捲、酸梅冰、阿給と魚丸湯
    夜 魯味

5月3日 朝 サンドイッチとパパイヤ
    昼 猫空「美加茶園」 茶葉のテンプラと茶葉炒飯
    間食 哈蜜瓜(メロン?)
    夜 「寧夏路夜市」 オーアージェンと魯肉飯

5月4日 朝 饅頭と蓮霧とアイスレモンティー
    昼 「度小月」 担仔米粉とバーワン
    夜 機内食

この中でのベスト3発表です。
他のものも語れないことはないのだけど、省略させていただきます。

第三位<酸辣湯> スァンラータンは私にとっては台湾の味そのものです。
本当は、永康街の「群香品」って店のがそうだったんですが、店がなくなってしまったからには仕方ない。「點水楼」もそんなに悪くはなかったけど、あの味には及ばない。次は又別の店に行ってみよう。


第二位<トマト牛肉麺> なんというか日本ではありえないコラボレーション。
けど、その酸っぱさと太い麺との絡みがなかなかいける。
この店の小皿に入った、豆干といりこの炒め物も口にあいました。


そして第一位、ジャジャ~ン!<茶葉のテンプラ>
台湾には茶荘という、中国茶を飲みながら料理を食べる店がたくさんあります。
今回、猫空(マオコン)という、片道MRTで30分+ゴンドラで20分かかる山間のお茶の産地に行ってきました。そこは茶荘が何軒も密集していて、夏の夜など台北市内から涼みがてらに多くの人がやってくるそうです。晴れた日には台北の101というシンボルタワーがくっきり見えるらしいのだけど、いかんせんこの旅行中は連日あいにくの天気で曇ってみえませんでした。
しかし丁度春茶の時期。お茶の新芽に衣つけて揚げたものに、烏龍茶の抹茶塩をつけて食べるだけの、そのシンプルな素材の良さが最高!おいしい山の空気の中、戸外で鳥の声聞きながら、中国茶とともに食べる、その全てのハーモニー。店内にかかっている額の文字「和敬清寂」そのものでした。
(中国茶の話は長くなるので、次の回に回します)

 

空港からホテルへ

2011年05月17日 | 海外旅行
まずは空港から市内への移動です。
日本国内でも同じですが、大きな荷物を持って通常の路線バスに乗る気にはなりません。仁川空港のように地下鉄が乗り入れてる場合でも、荷物持って階段を移動することを思うと、やはり座席が確保でき、荷物はトランクに入れられ、市内へ直行するリムジンバスが最適と思います。
リムジンバスは、韓国では大韓航空が運行するホテルバスだけで、それが数路線ありホテルによって乗るバスを決めるだけなのですが、台湾の場合はいくつかのバス会社が乗り入れており、それぞれ市内での路線が異なります。そういうのもネットのおかげですべて掌握できます。ほんとに便利な世の中になりました。
特に今回、ホテルが台北駅前ですからより簡単。國光客運のバスの終点です。空港内には各バス会社のカウンターが並んでいて、そこでチケットを購入しバス乗り場に向かいます。
建物を出て、どこが乗り場かなと見渡していたら、私の持ったチケットを見つけた國光客運の名札つけた小姐が、行列の後ろに案内してくれました。行列は30名以上。私はキャセイ(國泰航空)利用だから第一ターミナル。中華航空の第二ターミナルからバスは出発するため、心配してたら案の定第一便には乗れませんでした。
しかし5分も待たないうちに第二便到着。しかし臨時増発便なのでしょうか?バスはさっきのものより相当ボロい上、車体正面には1819便ではなく61便と表示されています。それでも私の前の人の列は徐々に減っていき、そして動きが止まりました。職員が客に声をかけていき、結局私だけが一人でしたので、前に並んでる人たちを尻目に第二便に乗ることができました。こういう時にも、一人旅で得したと言えるのでしょうか???帰国の際は、駅前のバスターミナル出発のまともな1819便でしたが、車内の電光掲示板にきちんと次の停留所の案内が表示されるのを眺めながら、あまり得でもなかったような気がしてしまいました。

バスの終点は台北駅東。忠孝路を地下道使って渡らなくてはいけません。駅前広場ではかなり大勢のインドネシア人らしき人たちが集まって、なにか催しをやってまして大騒ぎです。とにもかくにも道向こう出口の見当をつけて、地下に入りそして出ていくと、道路のこちら側も負けないくらいすごい人ごみです。トランクひきずりながら人をかき分けて見えたのは、どっかで見た顔、余文楽(ショーン・ユー)という芸能人。台湾の日曜のお昼の風物詩である芸能人パフォーマンスを、なぜか私が宿泊する建物の玄関前でやっていたのでした。
次回から台湾到着は、日曜昼過ぎのこの時間帯を、できるだけ避けたほうがいいように思いました。

ホテルはその商業ビルの19階ワンフロアです。
エレベーターから降りると、きれいな日本語で歓迎していただきました。名前を名乗るとすぐ部屋に案内されました。
部屋には灰皿も用意されており、携帯灰皿2個で足りるかな~と心配してた自分が馬鹿みたい。ベランダからは台北駅とシーザーパークホテルの屋上庭園が目の前に見え、台北中心街が見渡せます。喫煙環境はサイコーでありました。(笑)
このホテル、日本人専用のようで、年配の夫婦と娘さんらしい三人は皆日本語ペラペラ。ほぼ24時間その中の誰かが対応してくれます。顔もすぐ覚えてくれて、部屋番号言わずとも「おかえりなさい」と言って部屋の鍵を渡してくれました。
ロビーの一角にある冷蔵庫の中の、缶ビール1個35元(100円)は安い!毎日2~3個はお世話になりました。
私のくだらない質問もいやがらず答えてくれるし、店に電話して場所の確認をしてくれたり、ネットの口コミ通り、いやそれ以上に親切にしていただき、アットホームな気取らない暖かい雰囲気に大満足でありました。
次も機会があれば、またここに泊まりたいなあと思っております。


流通貨幣

2011年05月17日 | 海外旅行
さて、ソウル編のように、時間経過に沿って旅行記を書きだしてはみたのですが、ソウル編はYちゃんという女主人公が活躍してくれたからよかったのですが、一人旅でどこ行ったここ行ったって書いてても、実につまらないということに気がつきました。
最初から覚悟はしてたことですが、一人で中華を食べるというのは、全く絵になりません。小吃(軽食)が主になり、まともなもんは食べれないのです。其の上最近の私自身の食細さ。とても食べ物メインというわけにもいきません。
で、とりあえずテーマごとに分けて書いてみます。
なるべく、時間経過に沿っては書きたいとは思うのですけど、どうなるか?
もしかしたら、えらく己の趣向に走ったものになってしまうかもしれませんが、興味がない人にはどうもすみません。

10年の歳月を経て再び外国に行く場合、問題なのは流通貨幣です。
日本は世界でも貨幣の切り替わりが遅い国なので、心配しなくてもすむのでしょうが、他の国々ではそうはいきません。
前回残った貨幣をどうするか?
今回、韓国も台湾もともに貨幣が変わっておりました。というか、韓国の空港で両替した時、私が所有している貨幣と微妙に異なることで、初めて思いが至ったのであります。
さて、どうしよう。ソウル1日目に行ったエステ店の店長に、いつの間に通貨が切り替わったのかと尋ねたら、1年くらいかなと言って、彼女が全額新貨幣に交換してくれて手間いらずで助かりました。
では今回、台湾ではどうする。
ネットで調べると、10年の間に台湾銀行から中華民国中央銀行への移行が完了、つまり発券母体自体が変更とのことで、なんだか韓国より交換が難しそう。でネットで台湾銀行のHPを調べると、ちゃんとありました。台湾国内の台湾銀行本支店にて、まだ交換をやってくれるらしい。

2011年5月1日、中正から桃園へと名前が変わった空港へ11年ぶりに降り立った私がまずやったこと。それは、台湾銀行窓口を探すことでした。
台湾では韓国よりも個人旅行客が少ないのか、空港の両替窓口があまり目立ちません。考えてみると昔、台湾ツアーで真っ先に連れて行かれたのは、必ず「両替店」という名前の土産店でした。とにかくインフォメーションの人に聞いて、台湾銀行窓口へたどりつきました。
まずは日本円の両替と、そして旧紙幣を取り出して替えてもらうことに。サインひとつですんなり交換はしてくれたのですが、10NT$紙幣はあまりに少額なためできませんと言われました。3枚だったから日本円にして90円にもならない。仕方ないですね。

交換できず残ったものはどうするか?
韓国では、コインに関してはまだ新旧入り混じっていることに途中で気がつき、普通に使用できたため、すんなり私の財布の中身も移行完了したのでありました。
台湾では・・・行く先々に点在するお寺の賽銭箱の中へ。
お金を捨てるなんてことがとてもできなかったので、神様ならなんとかしてくれると思って。却ってご利益なくなるかもしれないけど、少なくとも私の気持ちはわかってくれたことでしょう。多分。


次は台北!

2011年05月16日 | 海外旅行
2月のソウルが、眠っていた心に火をつけた。
お次は台北!
けど考えてみると、台北は2回行ったけど、2回とも実に物足りないものでした。

初めての台北は12年前、海外旅行初体験という従妹をほぼ無理やり引っ張って行きました。おかげで犠牲となったその従妹は、初日の夜、不安と緊張のあまり吐き気をもよおし寝込んでしまったのでした。私はというとしばらくは従妹に付き添っていたものの、結局我慢できずに一人士林夜市にでかけてしまったけど。(笑)
ただ、これで完全に台北に味をしめてしまったのはまちがいない。

2回目はその1年後。昔中国語講座に共に通っていた友人がおりまして、ご主人の仕事で当時博多に住んでいたのですが、自分も台湾に連れて行ってということで、福岡空港にて合流。あちらは夫婦。こちらは前回悔いの残る旅行となってしまった従妹がリベンジするとのことで、総勢4人。
ただ初めて来たって人がいると、どうしても名所旧跡のおさらいになってしまって、思ったように行動できないのですよね。

で、今回はどうするか?カレンダー見て考えた。
やはり旅行するなら連休が心置きなく遊べる。ただし、連休はすべての料金が高くて、人を誘うのはちょっと気が引ける。それにツアコンでもないのに人を案内して回るのも結構疲れるし、なんとなく時間とお金がもったいない。
ゆえに結論はひとつ。GWの一人旅。一人ならいくら費用が高くても納得のうえだし、思う存分行動できるゾ。

一応、旅行社のサイトも当ってはみたけど、案の定ガイドなしの台北なんてどこにも見当たらない。以前は2回とも費用押えるためツアーにして、2回目は市内観光こそなかったけど送迎ガイドはついていて、土産物屋とか寄って時間がもったいなかった。ガイドついてるツアーのほうが実は安いんだって、知ってる人はどのくらいいるのかな?

まずはネットで飛行機チケットの確保。2ヶ月前の早割りだというのに、安いチケットはもう見当たらない。GW中のチケットは往復75000円もするけど、それしかないのだから仕方ない。けどこのチケット、座席の指定ができました。窓側か通路側かとかその程度だけど、おかげで往復便とも座席は「33A」で確定。チェックイン前に座席確定というのは、生まれて初めてでありました。それにポイントがつきますとのことでしたが、キャセイのポイント貰ってもどうしようもないから。でも高いということは、やはり高いだけの何かがあるということなのですね。
それにネットの場合は、キャンセル待ちで何日も気をもむ必要もなくて、リアルタイムだからとってもすっきり。
お次はホテル。
台湾は近年禁煙法ってののおかげで、屋内での喫煙が法律にて規制されており、どのホテルも禁煙。それは・・・私には辛すぎる。
それに台湾のホテルって朝食付きが常識。あれ、限られた現地での時間を毎日一食ずつ損してる気分になるのは、私だけなんだろうか?
で、ネットでいろいろ見てたら見つけました。各室ベランダ付♪朝食もあり・なしが選べる。なんと立地は台北駅から1分で価格も手ごろ、口コミ評価もベリグーで、早速予約。ポチッとクリック。
チケットもホテルもプリントアウトして、ハイッ!おしまい。
旅行社のカウンターで、こちらの意向も当該都市のこともよく理解できないお姉さんと話をする必要もなく、あっという間に準備完了。
あとはぼちぼち現地計画をたてるのみ。

ところが3月11日、日本を大きな不幸が襲います。
その後の原発事故。
日本からの入国審査が、各国で厳しくなったとかなんとか。
でも、台湾から日本への義援活動の大きさが連日ニュースになってました。とくに長栄集団の総帥の募金金額聞いた時は、正直目がテンになりました。
台湾に親日家が多いってのはわかってたけど、ここまでやられると申し訳なさに頭が下がります。
高砂義勇隊の人達の心を、70年近く経った今、再び見たような思いです。・・・って話が古すぎてすみません。
亭主談「台湾行ったら、皆さんにありがとうありがとうって言って回らんといかんね。」


2月13日

2011年05月15日 | 海外旅行
案の定、昨夜のマッコルリのせいか、朝からなんとも具合が悪い。
とにかく、最終日の行動開始。
まずは、南大門市場へ朝食に出かけました。
・・・が、日曜日の朝は、まだどこも開いてないのです。あれれ??
仕方ないから、適当に食堂に入り、Yちゃんはソルロンタン。私はこういう時の韓ドラの定石、ヘジャンクク。でもやはり具合が悪く入らない。

Yちゃん。背が高くてスタイルよくて可愛いもんで、市場歩くとよくなんのかんのと声かけられる。相当に目立つのね。
とにかく、その中の一人、海苔屋のお兄ちゃんが、私の連れであることに気がついて、私にも声かけてきた。私が「薬局を探してるんだけど?」と聞くと、今日は日曜だから薬局は開いてないそうな。でも市場の連合会かなんかで交代で開けるようにはしてるからといって、開いてる薬局を教えてくれた。
薬局のアジョシに症状を伝えて、ドリンクと錠剤を買い服用。気持ち的に少し楽になったような。。。

ホテルに戻り、荷物をまとめ、チェックアウト。
3時まで荷物を預かってもらうことに。

で、最終日はどこ行く?別に予定も組んでないし、どこへでも。
とりあえず、再び明洞方面へ。もうウォンもあまり残ってないしで、明洞の中で営業してる銀行の両替窓口をみつけたのでそこで両替。そこが今までで一番レートが良かったようです。
ボチボチ店をひやかしつつ、時間は過ぎていく。

お昼は、明洞餃子と決めていた。この店、昔から餃子という名前のくせにカルククス(うどん)が有名。ちょっと時間的に早くはあったが、店に入りました。
カルククスとマンドゥをひとつづつ頼み、二人で別けて食べました。というかほとんどYちゃんが食べました。ここのマンドゥやキムチは昔からかなりニンニクがきつかったけど、味は変わっていなかった。無理して食べなくてもいいのよ。と言うのに、Yちゃん完食。
店を出る頃には、長蛇の行列。すごい!昔こんなに行列はできなかったぞ。やはり日曜の昼だから?いつのまにか、ちょっと離れた場所に支店まで出していて、そこもまた行列。知らない間に超人気店になっていたようです。

そろそろ歩き疲れもあり、「喫煙できます」と書いてある喫茶店にて一服。
「そこがポイントなんすね!」とYちゃんにからかわれた。なかなか喫煙者の旅行は、厳しい世の中になってきております。
そこのオリジナルコーヒーを頼んだら、朝飲んだドリンクみたいな漢方の香りがしました。Yちゃんは、サツマイモラテなるものを注文。おもしろいメニューでした。

もう少し時間があったので、徳寿宮によりました。昔はよくここで、日曜には結婚写真とか撮影してたんだけど、今回目立ったのは小学生引率した課外授業。先生が歴史の問題出し、生徒たちが思い思いに答えるというもの。教育に熱心な国は伸びる。塾に子供を閉じ込めて安心している我が国の教育に、少々危惧を覚えたのでした。

そして、ホテルで荷物を受け取り、タクシーでヒルトンホテルへ。さすが一流ホテルで、すぐにベルボーイが出てきました。リムジンバスに乗りに来た旨伝えると、「乗れるかな?」と一言。なんでもさっきの便では乗れなくて、まだ待ってる人がいるらしい。乗れるかどうか確認できるか尋ねたけど、バスが来てみないと誰もわからないと言われました。
Yちゃん不安で、どうしましょうというので、その時はタクシーで行くっきゃないと答えました。
結局無事バスに乗れ、飛行機にも間に合いましたけど、座席も広くゆったりとしたこのKALリムジンバス。えらい人気みたいで、我々の後のバス停では乗れない人たちも数人おりました。今後、バスの時間には一便余裕が必要みたいだと思った次第なのでありました。
            (以上 ソウル編 終り)


2月12日後半

2011年05月15日 | 海外旅行
明洞から、買い込んだ荷物を持って、歩いてホテルへ移動。
Yちゃんが一言。「ミョンドン、近っ!」
昨夜も同じ道を歩いたんだけど、途中で南山へ寄ったから、わからなかったのね。

ホテルで一休みしてから、地下鉄でカンナムへと移動です。
なぜカンナムか?別に高級デパートや、洒落たショップに行くためではありません。
理由は、カンジャンケジャンを食べるため。
旅行前に何が食べたいか聞いたら、写真見ながら「カンジャンケジャン」を指しました。
Y「これは何ですか?」
私「カニのキムチみたいなもん、けどこれ生モノだから」
Y「なんでも市場みたいなとこで魚買って、そこで生で食べれるらしいですね。」
私「ああ、ノリャンジンね。あそこは冬は寒いからヤダ」
・・・とは言ったものの、せっかくのYちゃんの初韓国。それならば水産市場には行く気にはならないが、新沙洞のカンジャンケジャン通りなるところへ行ってみよう。私も行ったことないし。ついでに、ドラマで何度か見た事ある、盤浦大橋のムジゲ噴水も見ようか。漢江の風はメチャ寒いだろうけど(笑)
ということで、ホテルで防寒対策をした後、いざカンナムへ。

途中、地下道の階段のとこで見た物乞いが、死んだようにピクリとも動かず、両手を揃えて差し出しているのを見たYちゃんは、相当にショックを受けてました。日本も昔はいたんだけど、彼女が生まれたころにはもう物乞いもいなくなったものね。昨晩、地下道にたむろすホームレス見ても、ショックは受けなかったようだったのに、物乞いのほうは驚いたようでありました。

ひと駅手前で地下鉄を降り、カンナムの町を眺めながら、新沙のカンジャンケジャン通りに入りました。店を三箇所、ネットで見た情報で選んでおりましたので、Yちゃんにその中でどこに入るか決めるように言いました。それぞれの店の前には、男性たちが数名ずつ呼び込みのために立っているのでありましたが、Yちゃんが三つの店構えをヒラヒラ飛ぶように見て回り、それにつられてかアジョシたちも動きます。何とも面白いその様子を眺めて楽しんでる私。。。
Yちゃんが決定した店に入りました。客席は大部分がオンドルでしたが靴脱ぐの面倒だし、椅子のほうが楽なので、テーブル席のほうへ進むと、そこは寒いからこちらへと奥の席のほうを勧められました。しばらくして気づきました。確かにテーブル席側は客の出入りの度に外気が入り込み、寒かった。
とりあえず、ソジュとカンジャンケジャンとサンナクチ(活たこのぶつ切り)それともう一品暖かいものを選ぶよう言ったら、Yちゃんがアグチムを選びました。
サンナクチにYちゃん大喜び。しばらく何か独り言言いながら、タコの足とお口の中で格闘しておりました。面白いのは野菜が時期的になかったせいなのか、サンチュやケンニプではなくゆでたキャベツやわかめが出てきたことでした。
カンジャンケジャンも「マイウ~!!」の連発。ご飯頼んで、カニの殻の中に入れてあげて、ミソとよくかき混ぜるよう教えたら、それも丹念にカニミソをほじくりだしおいしそうに食べておりました。
アグチムはアジュンマが気を利かせて、厨房のほうへ辛くないようにしてあげてと言ってくれてたにも関わらず、やはり辛かった。
量が入らないだけでなく、辛いものも食べれなくなってしまった私。ただひたすらに、ソジュを飲んでおりました。で、Yちゃんが、「ソジュもう1本頼みましょうか?」と言ってくれたので、じゃ「ソジュ ハンビョン ジュセヨ」って言ってごらんというと、彼女即「ソジュ ハンジャン ジュセヨ~♪」えっ?!それじゃ1本じゃなく1杯じゃないの。私そんな言葉教えたっけ?アジュンマはメチャ笑いながらなぜか私の背中をポンポン叩くし。彼女のかわいい韓国語が、アジュンマにえらくウケたようでした。

食後、店を出ると、店の前に居た男性が「どちらへ行かれますか?タクシーひろいましょうか?」と言ってくれた。バンポのムジゲ噴水を見に行きたいと言うと、「えっ?!」と驚いて、誰かに電話かけて調べてくれた。噴水は夏場のみのイベントで冬場はやってないらしい。ガックリ。
お礼を言ってすごすごと地下鉄で帰ってきました。

で、帰りはひと駅先のソウル駅で降り、ロッテマートでお買いもの。
思ってたほど種類は豊富ではなかった。けど量は確かにある。中国大陸の旅行客と思える夫婦が真剣な顔して議論しながら買い物。段ボール箱まで用意して。エコバッグに入る程度の買い物しかしてない我々が、なんか小さな存在に思えてきました。
Yちゃんは、なぜか、ロッテのチョコパイをまとめ買い。ハングル文字がおもしろいのかな?
私が焼き肉タレをどれがいいか悩んでたら、どこかの若い主婦が、これがおいしいと白雪食品(?)のものをご推薦してくれるし、ダシの素の試食販売のお姉ちゃんも、レモン食酢を推薦してくれるしで、とってもローカルな雰囲気でお買いものできるマートでありました。

で今夜の仕上げは、マッコルリを飲んでみたいというYちゃんのため、コンビニでおつまみとマッコルリ購入し、ホテルで試飲会。マッコルリは飲みやすいだけに、あとが・・・