猫屋敷の無駄ブログ

現在、我が家は猫3匹。もう猫屋敷とは呼べませんけど。。。

自然破壊

2007年10月29日 | Weblog
今年もキンモクセイのいい香りが街に漂っております。
去年は11月1日にキンモクセイの写真を入れとりました。
今年の夏は温暖化の影響で真夏日が10月までも続き、紅葉もかなり遅いとの予想ですけれど、どうやら植物のサイクルは自然に適合しようという力を持っているようです。
去年との違いは、お隣のキンモクセイの木の近くにひょうたん池を作ったがために、親メダカのおうちにバラバラとオレンジ色の花ガラが降り注いでくることでしょうか。
まあ、これもまた自然と思い、ほったらかしでありますが。(笑)

さて、諫早湾の牡蠣がほぼ全滅とのニュースがここ数日流れております。あさりに引き続き諫早湾の漁民の方達は、さぞ失望されていることでしょう。タイラギも15年間皆無だし。赤潮が原因とのことではありますが、ほとんどの県民の心中は・・・
「K知事のせいや!あやつが諫早湾干拓をゴリ押ししてるせいや!」
とまあ、そげな風に考えてる次第なのであります。
新幹線誘致では、いったいどんな自然破壊をやらかしてくれるのでしょうね。
時期選挙には、有力な対抗馬が出てくることを願ってやみません。
友人の一人がぼそっと申しておりました。
「なんであの時、知事でなく市長だったんだ。」と。
思わず激しく同感してしまった私なのでありました。


まあ個人攻撃はおいといて、うちの近所に稲佐山という小高い山があります。
最近そのふもとが急ピッチで開発されております。
なんでも西九州最大規模のスーパー銭湯ができるそうで。どこか他県の食品会社が計画しているそうです。大規模施設の建築は、来年から規制が厳しくなるという話でそのせいもあってのことなんでしょうけど。ただ一市民としては、そんな施設作るのに、山を丸裸にする必要性を感じないので、なんだかハラハラしながら眺めております。
もし、思惑がはずれ採算割れでもしようものなら、そういう施設はあっさりと撤退して行くのが世の常。
そしてその後には、廃墟しか残らないのです。
後始末なんか、連中はやってくれません。ましてや、もとの自然には到底戻すことなどできない。
長崎の郊外にも、そういったシャッターが下り、廃墟と化した建物が点々と目立つようになってまいりました。これからも確実に増えていくことでしょう。
そして緑は確実に減少していき、暑い暑い夏の一年に占める割合がますます高まり、わが故郷から冬という季節がなくなってしまうのであります。


そういえば世界的原油高騰に伴い、バイオエタノールの関係か、アマゾンの密林も大豆畑とうもろこし畑へと姿を変えて行っているそうです。
バイオ燃料は二酸化炭素の排出量と吸収量が拮抗するので環境にやさしいとか、私にはわけがわからない計算式が世界で流行っているようですが、酸素排出量において密林と大豆畑がなんで勝負になるの?
その計算式の基礎というか根本がおかしいんじゃないの?
だいたい二酸化炭素の排出権って取引できるものというのがなんとも納得いかない。
自然を壊すのは、人間のエゴ。
エコとエゴ、なんか言葉が似ていて、なんだかうさんくさく感じるようになってしまいました。
ちょうど、今テレビから聞こえている、守屋元事務次官の答弁のように・・・

二日連チャン

2007年10月22日 | Weblog
で、ツーリング行ってきました。
珍しい???

昨日
恒例大観峰CBMで阿蘇へ
オーシャンアローという高速フェリーに乗って、島原港から熊本港へ、30分弱の船旅です。
その30分間、三人組の若い女性が、売店のカウンターに並んで腰掛けて、三人揃って手鏡前にしてひたすらメーキャップし続けている後姿を、我々夫婦も30分間ただひたすら眺めておりました。
その成果やいかに?・・・と下船時に正面から確認したところ
あれは、三人揃って同じ行動を取るということに連帯感を見出そうとするなにかしら動物的なものであって、成果を期待すべきものではないのでしょう。多分。

そして、大観峰で県外のバイク仲間たちとひとしきりおしゃべりした後、阿蘇神社へ。
ここ数年、しょっちゅう阿蘇へ来させていただきながら、一ノ宮の阿蘇大明神(健磐龍命?)へのご挨拶をしていなかったことを深くお詫び申し上げて参りました。
そして神の泉のお水をペットボトルに頂戴し、門前町名物「馬ロッケ」(馬肉コロッケ)を食べて帰ってきました。

ツーリングというか、これは単なるお出かけ記録ですかね?



さて、翌日である本日。
朝から弟が携帯で話しながら店へ降りてきました。
私の携帯からの電話とのこと。
実は土曜日夜に亭主の会社の同僚の人たちと居酒屋さんに行きまして、私はてっきりその店に携帯を置き忘れてきたものと昨日まで思っておりました。なんせ、昨日何度かそのお店に電話してみたのですが、留守電になって、どうやら定休日だったようなのです。
が、なんと、帰りのタクシーの中に忘れていたらしく、タクシー運転手さんが着信から弟(ほんとは義妹のだけど)に連絡をくれたのです。
そのタクシー会社の場所は、みかんの産地で有名な伊木力、正確には大草という場所。うわっ!遠っ!
けど仕方ないから菓子折り持って行ってきました。
走り屋さんたちが、わざわざバイパス通らず遠回りして走る道だけあって、大村湾沿いの山道ワインディング快走路。
天気はええし、交通量も少なく、まるでツーリング。
しかし平日に30分の道のりは遠いぜ・・・
着いたはええけど、運転手さん出払っててお留守。
電話かけようにも大草駅の公衆電話はテレカ専用(今頃もまだテレカって存在してるんですか?)
コンビニなくても小店くらいありそうなのに、なんもなし。
駅の隣に産直の店が一軒あるだけ。産直といっても、商品は80%みかんだけでしたが。
とにかくそのお店の方が携帯電話を貸してくださって、運転手さんと連絡がつき、無事私の携帯が手元に戻ってまいりました。
本日のツーリングは、昨日と比べると、身から出たサビとはいえ短時間な割りにえらく疲れました。

はぁ~~~
ツーリングって、正確にはどういう意味なんだろ?
なんだか、よくわからない今日このごろなのであります。

長崎と原付

2007年10月17日 | Weblog
先日日曜日、
弟が軽トラックを店の車庫に入れるため、シャッターを開けようと車庫前に停車したら、原付バイクが突っ込んできて、右テールランプ周りがぐちゃぐちゃになりました。
そして今日、
従妹が横路からバス通りに出るための車の列の最後尾についていたら、原付バイクが突っ込んできて、左後輪タイヤハウスが見事につぶれタイヤが回転できなくなりました。
両方とも原付の運転手は全くの無傷。
しかし、こういう事故って続くものなのでしょうか?

事故を起こすのはもちろん、事故に巻き込まれるのも、原因は人間にあるとうちの亭主は言ったけど、でもこういう事故ってどう考えても、回避なんて到底できません。
普通に停車しているだけなのに、原付バイクは後ろから飛び込んでくるのです。

長崎の町の紹介をウェブ上で見てみると、原付バイクの存在ははずせません。
ウィキペディアによると、
坂が多いため自転車に乗る人は少なく、他都市でしばしば問題になる放置自転車などの問題は少ない。その代わり原付バイクが多くナンバープレートの登録番号が5桁になっている。理由は坂の多さもあるが、これに加えて幹線道路から離れると転回どころか車が2台交差するのも難しい程道路の幅が狭い道が少なくないため、幅を取らず小回りの効く原付バイクの利便性が高いという事情があるからである。また、「自転車屋」を名乗りながらも原付バイクだけを扱う店も多い。年齢層を問わず、自転車に乗れない人の割合も他の都市に比べて高い。
とのことですが、ついでに「長崎市内の原付バイクの無法性」も付け加えたほうがよいのでは?と思ってしまいます。
原付バイクがあまりに縦横無尽・好き勝手放題に走り回っているので、バイクの区別がつかない多くのというかほとんどの私の友人たちからは、私がバイクに乗っていることすら、えらく不評なのであります。
そのうえ、原付バイクの死亡事故も多く、バイクは危険としか思われてないし。
同級生たちが集まると、必ずと言っていいほど、私はバイクに乗っている身として、大変肩身の狭い思いをしなければなりません。
朝の通勤時間は特にすごいです。まるで昔のゼロヨンレース(知らない人はごめんなさい)のように、信号が変わると同時に、原付バイクたちがフルスロットルで飛び出します。そりゃもう呆れるほど壮観。
車で普通に走行していても、少し混雑してきてスピードが落ちてきたら、両脇スレスレをビュンビュンとバイクがすり抜けていく、その恐怖は、私だってわかります。
しかも何が怖いというと、彼らは周りの交通状況を全く無視しているというところが特に怖い。
だって、バックミラーはなぜか空を映し出しているし・・・
全部が全部でないのはわかりますが、大変多くのバイクがそうであるがため、他の道路利用者たちの顰蹙を買っているのは確かなのです。
とくに最近は原付バイクのような運転をするビッグスクーターも増えてきて、怖さは図体のでかい分、倍増されております。
かく申す私も、そのようなバイクが接近してきたら道を譲ります。どういう動きをするか、全く読めませんので。

長崎のバイク事情。
どうにかなりませんかねぇ???

電化生活

2007年10月13日 | Weblog
夜中の台所は、いたるところ光があふれています。
壁につけられたコントローラー類やテレビ周りのAV機器が、暗い部屋の中で光って、ご丁寧にも時間を示してくれております。

戦前生まれの人達は、夜寝る前に、あらゆるコンセント抜くことが常識だったようで、うちの年寄り達も、以前の家ではコンセントはすべて根元から抜いてありました。
数年前、年寄りのためにと思い、古い家のトイレに暖房便座を取り付けたのに、結局どんなに寒い時期もコンセントを抜いてあるがために、全くの役立たずで終わったというなんとも苦い経験があります。
しかし、最近のものは、コンセントというものすらない電気機器が増えております。キッチンの食洗機や、外部温水器、床暖機などは、それに最近の室内換気扇などはブレーカー自体がスイッチとなっております。それにコンセント抜かれるといちいちいろんな機器の時計がゼロ点滅始めるし。パソコンはアップデートの途中で電源抜かれ、エラーが出るし。ですので、家中のコンセント抜いて回る習慣をあきらめるように、年寄りには言い聞かせて新しいマンションに移ってもらいました。
ただ、マンションはガス併用ですからまだマシなのですが、我が家はオール電化だから、より一層夜中の台所が明るいのです。

なにが気になるかというと、その機器についてあるそれぞれのデジタル時計の数値が、ビミョ~にずれているのが、メチャ気になる。
温水器のコントローラーと床暖のコントローラーと電話機の時間が1分ずつずれているのが、ほぼ同じ目の高さあたりに横一列に並んでいるのが気になる。
電話機と2台のDVDプレーヤーの時間とパソコンの時計は合わせてあるのに、床暖と温水器が少しずつずれている。
合わせりゃいいとお思いでしょうが、それぞれの取り扱い説明書を読む気力が起きず、ここ半年以上ほったらかしであります。
そのうち、ビミョ~にずれてきて合わないかなぁなんて思うけど、最近の時計って精度がええもんで、なかなかいいようになってくれませんなぁ。
電気機器についてる時計も、自分で合わせるのでなくて、そのうち電波時計になってほしいなんて、くだらないことを考えてる今日このごろであります。
(そもそもなんで、七帖程度の狭い台所に、時間表示が10ヶ所もいくらも必要なのだろうか?)

でもって、電気の深夜料金にあわせ、我が家というか私は、夜10時になるといろんな機器を動かし始めます。
お茶を沸かし、食洗機と生ゴミ処理機のスイッチ入れ、洗濯機を回しはじめたりなんかして・・・
で、昨夜は、亭主がテレビで映画を見ていたもんで、「うるさいっ!すべて消せ!!オイのおらん昼間にやれ!!!」とのクレームが出ました。
私は別段どうでもよかったのに、自分が仕事の関係上オール電化にすることを強く私に勧め、ほんの一年半前に「深夜電力使うと、電気代が安くつくよ~」なんて猫なで声で言っていた当のご本人がですよ。
まあ、ほんにご都合主義というかなんというか。

いまだにオール電化にしてよかったのかどうか?
月々の光熱費が安くなった?ビミョ~に安くなったかもしれませんが、設備投資の分を補うのには、いったいどれほどの年月が必要なのか?
ガスと違い、IHコンロの周りの汚れは確かに減ったけど、全然汚れないというわけでもないし。
果たしていったい、どちらが良かったのやら?
この結論はいつになったら下せるようになるんでしょうね。。。

くんち

2007年10月09日 | Weblog
今日は相当な雨が降っております。
ただの低気圧と変化してしまった台風15号の影響だそうですが、おかげで長崎では祭り最終日の予定がパアとなってしまいました。
写真は昨日の「お旅所」です。お旅所とは、諏訪神社の三つの御神体が、海の神様に挨拶に年に一回いらっしゃるところです。そしてその御神体は今日は諏訪神社へと帰られる「おのぼり」という行事があったのですが、大雨洪水警報発令中にも関わらず、どうやら強行した模様です。
今年のくんちは連休も重なり、一昨日・昨日とかなりの人出でした。

くんちの楽しみの一つに、毎年の流行を若者たちに見ることがあります。
今年の流行は、ピカチュウスティッチの着ぐるみと、大きなスティッチのだっこちゃんでした。多分。
若いばっちりメイクした娘さんが、こんな着ぐるみ着て大きな顔して歩けるのも祭りならではでしょうか?

さて、お旅所にお参りに行った時気がついたのですが、夢彩都ビルの駐輪場が駐輪機を導入しておりました。
もちろんお旅所がある10日まではできませんけど、その後は利用できそうです。

以前は無法地帯のようにくんちの間もバイクが駐輪(放置かも?)されてたことを考えると、こうやってバイクの駐輪にも徐々に秩序が生まれていくのは、大変喜ばしいことだと思っております。

そういえば、先日新地中華街に行きましたら、川の上の県営駐車場は跡形もなく撤廃されておりました。川の水質が汚染されるとかで撤廃の話は聞いておりましたが、まさかこれほど早く消滅するとは思っておりませんでした。

バイク駐輪環境も少しづつ改善されてきて、私営駐車場でも駐輪場所を提供してくれるところもぼちぼち増えてきたようです。
あとはバイクに乗っている一人一人の良心やマナーしだいで、違法駐輪・放置バイクが少しずつでも減ってくれることを願うばかりです。

味覚

2007年10月06日 | Weblog
ご無沙汰いたしております。
明日から長崎ではくんちが始まります。
10月のこの時期になってもなお、エアコンが必要な毎日です。
しかし、朝方は随分と過ごしやすくは、なってまいりました。

9月中は、メダカの稚魚も気温の関係か、全然育つことができなかったのに、少し涼しくなると又爆発的に生まれてきて、しかも順調に育つようになりました。
今から育てても、幼稚園のバザーには成長が間に合わないので、どうしようかとも考えたのですが、子メダカたちの水槽にプカプカチョロチョロ浮いてる稚魚を眺めてたら、結局食べられてしまうのが気の毒で、またまた別水槽に移してしまう、気の弱い私であります。

さて、うちの年寄り猫バルセロナ。
一度米粒大となってしまったあごの下の腫瘍、最近また復活してきて、現在7~8ミリほどの大きさになってきました。
それはそれでまあ仕方ないことなのですが、気になるのは随分足腰が弱ってきて、食細くなってきたこと。
以前は少し涼しくなると、流し台の前で食事の支度している私の肩にワンジャンプで乗ってきてたのに、乗らなくなってきました。もちろん乗られると重いし、動きが制約されるし、爪が肌に食い込んで痛いしで、あんまり歓迎はしないのですけど、ちょっと寂しい気がいたします。
それに食欲も落ちてきてるし・・・と言いながら、どうにかしたものはガツガツ食べたりするから、もしかして味覚が変化してきたのでは?

加齢による味覚の変化。
加齢により、人間の食物を摂取するという行為も変化します。
臭覚低下、咀嚼力低下、嚥下力低下、耳下腺の老化による唾液分泌量低下、消化酵素量低下、排便力低下(便秘)などなど。
そういった原因で、食事摂取量が減少し、食べても栄養として吸収できず、やせていくのは当たり前のこと。
面白いのは嗜好の変化です。

私の実父の場合。
脳内出血で倒れた6年前、集中治療室でなぜか「クリームパンが食べたい」と申されました。
それまで甘いものは口にしなかった人間が、その後段々甘いものばかり食べたがるようになりました。
一方、それまで生臭モノ大好きだったはずなのに、咀嚼し嚥下する能力の関係か、段々と一切欲しがらなくなりました。
まあ今じゃ、脳とともに身体のあらゆる機能も劣化してしまい、水分すら喉で飲み込めないようなり、義妹がお茶類をゼリーにして口に放り込んでおります。病院では「喉に穴あけてチューブを」と簡単に言いますが、植物人間化させるのが可愛そうということで、なんとかふんばってくれてます。

義父の場合
今年になって急速に衰えが目立ち始め、家の中に引きこもり、どんなに言ってもいつも毛布かぶって丸くなって寝てばかり。
あれほど好きだったお酒は、一滴も飲まなくなってしまいました。
でもって、もともと食細い方だったのがより食べなくなり、回転すしに連れて行くと寿司を2個食べるとおなかいっぱいになり、なのになぜかその後、プリンは3個食べたり。(笑)
すぐに「おなかいっぱい」と言ってまともな食事は茶碗蒸し以外は一口二口なのに、なぜか食後のケーキや饅頭はきちんとお腹に入ったり。(大笑)

わたくし現在、チョコ・ケーキ・饅頭の類は、正直あまり好きくありません。砂糖の甘さに対して舌が特に敏感なのか、食べるとその後口にいつまでも嫌な甘さが残り、なんだか気分が悪くなるのです。
しかし、二人の父親見てると、私もより年取ると甘いものが好きになるのだろうか?なんて思ってしまうのです。
本当かな?
まあ、あと20年も経てばわかることなんだけど。。。