麻薬大国となった近未来の日本のお話。摂取者に時として異常な能力を生み出させるドラッグ=DOPE。そのDOPEによって能力を得た物たちをドーパーと呼ばれる。薬物摂取で目覚めた後天性のドーパーと、近親者が摂取してために能力に目覚めた先天性のドーパー。民間企業の看板の下に活動をする麻取の特捜課は先天性ドーパーの集まりだった。それぞれ「異常に」嗅覚に優れるもの、聴覚に優れるもの、記憶力に優れるもの、剛腕女子・・・そして麻薬中毒の母の物特殊な「予感」を持つドーパーの新人才木は特捜課に配属され、グータラ課員=異常視力を持つ陣内を教育係として業務を始める。麻薬に関わる事件達の調査で真面目な才木は、でたらめな陣内に振り回されつつドタバタと。しかし陣内は過去に自分の妻を・・・そして才木が何者かに襲われて・・・そんなですかね?
作者、四六版は初?なかなかスリリングで、テンポよく一気に読んで楽しめました。脇も色々良い感じです。剛腕女子=綿貫光とか・・・お約束キャラですが。続編可能な終わり方ですが、さて・・・
面白かったです。
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