世の中にカルト集団と認知され、かつて引き起こした「水の販売」による食中毒騒ぎをきっかけに縮小をしていった「ミライの学校」。その敷地内で少女の白骨死体が発見される。弁護士の近藤法子は30年前、夏に1週間だけ小4~小6の3年間その団体の「サマースクール」に通っていた。そこで友達になったが、3度目の夏には何故か居なかったミカちゃんがその死体なのではないかと不安を感じて・・・そんな折、かつて今はどう探しても見つからない娘がその団体に入信していて、その時連れて行った孫がその白骨死体なのではないか、そうなのかどうか調べてほしいと老夫婦の依頼を受ける。そして少しづつ色んなことを思い出したり、判明したり・・そしてミカちゃんは・・・と言う感じでしょうか?
ボリュームもあり、湿度はやや高めの話なので若干読む体力が要るけど・・・少女たちの心情とか、いろんな人の思いとか、まあいろいろ?しっかり読ませます。
面白かったです。
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