捜査一課の春原瑠衣は政治家を含む大量毒殺事件の捜査中に、事故現場に気づく。そこにいた同僚に聞いたらどうも被害者は父親の会社の社員らしい。家に帰って父に聞けば同期らしく・・・それにしても妙に捜査状況に食いつく。やがて、事故は事件かもと言う事で捜査一課に流れてきたら、同じ会社で二人目の転落死が・・・そして3人目は瑠衣の父だった。捜査から外される瑠衣。父の会社の汚職の疑惑で家宅捜査に来た地検特捜部。父の会社に不信はあるが手出しはできず・・・そんな時元刑事の探偵最初の被害者の葬儀で見かけ知り合った元刑事の探偵鳥海が瑠衣を訪ねて来て・・・と言う感じですか？
帯に「現代版"必殺"ここに誕生！」とあるけど、そう言えば昔そのまま「ザ・ハングマン」って必殺の現代版と言う体のドラマもあったなとか思い出す。
そう言う感じのお話なので、ひねりのあるミステリィと言う感じでは無くストレートなエンターテイメント小説ですね。なのでストレートに楽しめました。誉田哲也の歌舞伎町セブンシリーズも頭をよぎります＝味わいはやや異なる。こちらもシリーズ化するんでしょうね。ならば次も楽しみです。
なかなか面白かったです。
ちなみにの誉田哲也の歌舞伎町セブンシリーズ(ジウサーガ)関連作の感想です↓
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