世界のリーダーたちがかつての三国同盟当時と相似形に

次の米大統領がトランプ氏に決まりました。主要な世界のリーダーたちの意識レベルがこんなに下がっているのは、何かのきざしなのでしょうか。

ロシアのプーチン大統領は、自分のやろうとすることにことごとく異を唱える目の上のたんこぶのようなオバマ大統領に変わり、自分と同じ意識レベルのトランプになることを歓迎していますね。御しやすい、と思うのか、「敵認定したものは、叩き潰す」という自分のやり方と同じ匂いを感じるのか、いずれにせよ、意識レベルはふたりとも下降していますから、共感する部分が多いのでしょう。

今の米大統領戦の結果を受けて、過去にもこんなに低い、主要な世界の国のリーダーたちの時代があったのかと調べたら、日独伊三国同盟の、東条英機、ヒトラー、ムッソリーニに、共通の意識レベルがありました。
それにプラス、スターリン、トルーマン・・・・など。

プーチンを評価する声も、聞きますが、意識レベルの視点なら、まったくまずいリーダーです。
かつて、チェチェン共和国では、ロシアからの独立派の人々を、完膚なきまでに殺害しました。ここまでやる必要があるのか、こんな悲惨な現場は見たことがない、と百戦錬磨の戦場カメラマンが言ったほど、町ごと粉々に壊されました。ロシア軍に夫を殺された妻たちは、生きる希望を失い自爆テロの道を選び、怒りの連鎖を生み出しました。

彼は、「テロとの戦い」を声高に叫び自分のやったことを正当化しようとしていますが、今も武力と暗殺によって、恐怖による国家を作っています。
彼を批判する野党党首も、ジャーナリストたちも、皆、謎の死を遂げています。彼に批判的なマスコミは、中央から排除されます。プーチンはもともと、旧ソ連のスパイ組織KGB出身です。

プーチンは自分が権力の座から降りることをとても怖がっています。今までやってきたことが、権力の座から降りたら、どう批判されるかわかりませんから。

韓国の朴槿恵大統領が、いま国民の怒りにさらされています。彼女の意識レベルも、いったん、フォースまで下がりましたが、今は覚悟を決めたのだと思います。「勇気」に戻りました。

しかし、もし、プーチンや金正恩や習近平やシリアのアサドが、朴槿恵と同じ立場になったら、あのような報道や国民的なデモは許されるか否か、ということを考えたら、その国のリーダーの意識レベルがわかるというものです。

トランプ氏が未知数といいますが、意識レベルの視点なら、それらのフォースのリーダーたちとも共鳴現象が起こるでしょう。
安倍さんも、同じなので、トランプともプーチンとも、気持ちはわかりあえるかもしれません。
でも、彼らの同調は、自国の人々のためではなく、相手国のためでもなく、自分の恐れによる共鳴です。

米ロ関係が、今後どうなるのか、親密になることで「敵」を作り互いに協力し合うのか、それともお互いに仲間割れするのか、いずれにしても、最初は良くても、いずれ、まずいことになるでしょう。
「テロとの戦い」で真っ先に上がるＩＳも、すでに意識のエネルギーは尽きていますから、いずれ消えていくでしょう。


三国同盟当時のように、大きな戦争が起こるか否か、それもわかりませんが、あの当時に比べて、人類全体の意識レベルは上がっています。特に日本もＥＵも、国民の集合的な意識レベルは高いので、同じことは起こらないだろうと思うのですが・・・そのためにも、私達一人一人がさらにパワーのエネルギーを上げること、利己ではなく利他の心を忘れないことだと思います。


・・・と以上、まったく自由に勝手なことを書きました。未来のことは、テストではわかりません。意識レベルの視点から、予測しただけですから、信じる信じないはご自由です。