もう一度、民主主義ってなんだろう

民主主義は、大事なこと、大切なものであると思っています。
だけど・・・多数決である以上、間違った選択でも多数が望めば、そちらの方向に行ってしまう。
だとしたら、民主主義って、怖くもある。

2011年、大震災により、国民は試練を与えられた。試練とは、「天に試される」ということだ。今までのあり方を変えて新しい方向にチェンジするチャンスを与えられた、と私は考える。
人々の中に、そのように思った人達も確かにいた。しかし、試練を試練ととらえられず、試練なんかなかったことにして、早くもとに戻そうという気持ちが自動的に働いてしまった人々も多くいる。

2012年、ずっと我慢していたものを吐き出そうとするかのように、各方面で意識レベル「欲望」のエネルギーをとても強く感じた。

よりによって、年末の「今年の漢字」が「金」に決まって、これ絶対「かね」って読むよね、と思ったもの。


人類の85％が、フォースであり、日本人の50％が、「欲望」である以上、選挙をおこなった所で、人々がお金を優先してしまうのは、当然の事だったのかもしれない。前提がグローバル経済の中の資本主義、があっての民主主義なんだから・・・矛盾してるけど。だからみんなが納得する民主主義なんかありえない。最初から電通やマスコミ経営者たちをも抱き込んだイカサマカジノ選挙みたいなもの。山本太郎さんの当選など、影響力がないから、ちょうどいいガス抜きをさせられるだけじゃないでしょうか。（自民党には鬱陶しい民主の脱原発派を勘違いして叩いてくれるし）

前回、民主党の圧勝の時も、人々のお金に向かうベクトルが強くて、「子ども手当」や「高速道路無料化」などの甘言が効いたのだと。今更、気づくの、遅いけど、民主党の政治家じゃなくて、民主党の甘言が支持されていたんですね。
今は、アベノミクス（個人的には大嫌いな言葉だけど）効果で景気浮揚気分を、落としたくないって言うことでしょうか。

原発立地地域が、危険とわかっていても、お金のために原発を建てたのと同じように、日本人も、内心、危険かも知れないとどこかで感じていても、いや、危険じゃない、大丈夫だ、と自民党の広告に洗脳されてお金を最優先させた。そういうことでしょう。

思えば、私は、２００５年の小泉郵政改革選挙の結果にショックを受けて、ブログの世界に足を踏み入れてしまいました。
そして、ブログを二つ、潰した後、私のスタンスは、政治ブログでは伝えられないと気づいて、あえてスピリチュアルな視点から、政治を含めた世界のあり方、生命体としての地球を書いてみたいと思い、この「虹色オリハルコン」を立ち上げました。
（でも、相変わらず、拙いことしか書けませんので、理解してくださる方も限られています・・）

キネシオロジーテストでは、今回の選挙結果は、「イエス」という答えでした。つまり、これでいい、という意味です。
一つ前の記事にて、「キネシオロジーテストはその人の潜在意識も含めた世界観の反映だ」とおっしゃる方からコメントを頂いたのだけれど、この時点で、それは違うということです。私はこの選挙結果は良くないと、心から思っていたからです。
それ故に、意外な答えでしたが、その理由も、キネシオロジーテストは答えてくれました。でも、その答えをここに書くことは、あまりに時期尚早だと思います。この謎は、これから時間とともに、心ある皆さんならば、多分、一人ひとりのひらめきとして、理解されてゆくのではないでしょうか。
多分、今の選挙制度もまた、日本人の試練と前向きに考えて、乗り越えてゆくしかないのかな・・と思うばかりです。


最後に、今朝の「あまちゃん」の、能年玲奈さんの訛りすぎてるナレーションが、あまりに今の気分にピッタリだったので、ここに記します（笑）

「・・・と、いう・・・今週はわりとヘビーな幕開けですが、じょじょに、いづもの、ばかみてえな感じに戻ると思います」

じぇじぇ。


★関連記事
　民主主義ってなんだろう--「マイケル・サンデルの白熱教室」後編


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なお、上記の匿名の方から「自民党が勝ったら、国民の意識レベルをバカにするんでしょうか？」という言葉も寄せられました。これに対し、我が家の不思議人間が返事を書きたいと申し、コメント欄にてお返事しています。

私自身の返事としては、かように思います。

「パワーかフォースか」に表される意識レベルにおいて、人より高いから偉いとか、低いから馬鹿にする、というような発想は、ありえないことです。まず、人は全て、平等で対等の存在です。
意識レベルの高低は、個人の問題で、個人個人が、意識的にエゴを手放し、自分だけでなく他の存在も理解し愛を向けることで上げることができます。反対に、怒りや恐怖のあまり、自分中心に考え他者にそれらをぶつけていれば、下がってしまいます。
他人と比べて高い低いで、優越感をもったり卑下することはまったく意味のないことです。
ただ、国のリーダーの意識レベルは、その国の行方を左右するので、重要であるというだけです。