北海道で震度7 2人死亡 7人心肺停止 33人安否不明
台風25号からの北海道の地震。自然災害列島日本。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
この国の政府は、このところの災害で眠る間もないのだろうと思っていたが、エラい人ほど、そうでもないらしい。
安倍さんが自身の総裁選のために、わざわざ、非常に偏っているネトウヨ番組に出演して、ごきげん顔が流されたのが、北海道の地震5時間後だということだ。
いちいち国民の神経を逆なでする、安倍とその周辺。
で、あるにも関わらず、彼らは国民の神経逆なでしたなんて思ってないから、以下のリテラの記事を読んでも、また左翼に攻撃されたくらいにしか思い至らないだろう。
収録番組とはいえ、放送延期だってできるわけだが、誰もそれをしなかったのが末期的。赤坂自民亭みたいだ。
以下、リテラより
北海道地震が起きても安倍首相はネトウヨ番組『虎ノ門ニュース』出演強行! 有本香、百田尚樹と和気藹々の映像が
2018.09.06
暴風被害をもたらした台風21号が過ぎ去った北海道を、本日未明、震度6強の大きな揺れが襲った。気象庁によれば震度7を観測した地域もある可能性があるといい、震源に近い厚真町では大規模な土砂崩れが発生、被害の全容はまだ明らかになっていないがすでに死者や多くの安否不明者が報告されている。また、現在も北海道全戸で停電が続いているなど、予断を許さない状況がつづいている。
だが、そんな緊迫した状況のなかで、なんと、本日の朝8時、安倍首相があのネトウヨ向け番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』に登場したのだ。
しかもその内容は、司会の居島一平が「ついにこの瞬間が来ましたよ〜!」と大はしゃぎし、木曜レギュラーの有本香とともに、安倍首相が自ら番組タイトルを笑顔でコールするという脳天気なムードでスタート。同番組を観たことがあるかと問われると、安倍首相は「密かにありますね」と明かすなどご機嫌な様子で、有本が外交やアベノミクスを褒めあげると、安倍首相もトランプ大統領やプーチン大統領との仲良し自慢を展開。
さらに、このインタビュー収録には火曜レギュラーの百田尚樹も「スタッフ」として参加しており、安倍首相も百田の姿を見つけると顔をほころばせながら手を挙げて挨拶するなど、“安倍応援団”に囲まれて終始ご満悦。最後には再び番組に出演することを約束したほどだった。
言っておくが、これは収録済みのVTR出演だったとはいえ、災害が発生してわずか5時間後のこと。総理大臣としてあまりに無神経すぎると言わざるを得ないだろう。
そもそも『虎ノ門ニュース』とは、沖縄ヘイトを垂れ流して放送倫理・番組向上機構(BPO)から「重大な放送倫理違反があった」「人種差別を扇動」と認定された『ニュース女子』を制作するDHCテレビによるネット番組。安倍首相はこのDHCテレビのインタビューを3日の午後4時11分から57分まで公邸で受けており、実際、安倍首相の公式Twitterでも昨日から番組告知が流され、本日8時に放送されることを宣伝してきた。
その上、放送を控えた本日午前3時8分、北海道でこれだけの大地震が発生した。こんな状況下でインタビューが放送されれば、いくら事前収録とはいえ、被災した国民をあまりに軽んじるもの。そのため、さすがに安倍首相のインタビューの放送は延期か中止されるものと思われた。実際、2016年に安倍首相が『ワイドナショー』(フジテレビ)の収録に参加したあとの4月14日に熊本地震が発生した際は、17日に放送予定だった安倍首相出演回の放送は延期された。このときの放送延期は官邸からの申し入れによるものだったという。
つまり、きょうも放送の延期を申し入れることはできたはずなのに、それをせず、安倍首相は国民の神経をわざわざ逆撫でするような放送を許したのだ。
それはなぜか。その答えは、有本が生放送のスタジオトークで明かしていた。
続きはこちら
安倍がVTR放映を強行したのは「総裁選告示前の最後のチャンスだから」
(抜粋)
「じつは収録も今週の後半にやる予定だったんですけれども、総裁選が明日、告示なんですね。ですから、告示より前に、えー、やると。なぜならば、一応、自民党の総裁選というのは、じつは公職選挙法の範囲ではないわけですけれども、しかし、それに準ずるかたちでやるという方針です。ですから単独インタビューというものは、その前に、それぞれ自由にやろうという期間にやったほうがいいだろうということでですね、じつは急遽、収録の日にちも早まって、我々もだいぶ泡食ったということがあるんです」
(抜粋)
「じつは収録も今週の後半にやる予定だったんですけれども、総裁選が明日、告示なんですね。ですから、告示より前に、えー、やると。なぜならば、一応、自民党の総裁選というのは、じつは公職選挙法の範囲ではないわけですけれども、しかし、それに準ずるかたちでやるという方針です。ですから単独インタビューというものは、その前に、それぞれ自由にやろうという期間にやったほうがいいだろうということでですね、じつは急遽、収録の日にちも早まって、我々もだいぶ泡食ったということがあるんです」
石破氏、自民総裁選「延期すべき」 災害対応優先求める
↑
上記のような石破さんの意見が、政治家として最低限の普通の対応だと思う。
総理大臣や与党議員ならば、この災害にあたって、情報を集め、対策を検討、各方面に的確な指示をし、国民に寄り添って救援と復興に先頭に立ってゆかねばならない立場であると普通は思うけど、そんなことは今の彼らの思考には毛頭ない。
彼らは彼らの虚の世界で生きているマイナスフォースの住人だから。
2016年には、まだ彼らは石破さんのような、普通のフォースだったけど、今現在は、ダークファンタジーの世界にまで意識のエネルギーが下がってしまったので、もう、現実ではなくて自分の妄想の世界で自分を守ることしか考えられないのだ。
日本同様に、異様な政治が、世界各国で繰り広げられている。
くれぐれも彼らに共鳴して、巻き込まれないようにしてください。その先は未来につながらない。
この政権を反面教師として一人でも多くの方が、#脱ネトウヨ体験できますように。