からからの落ち葉が 散歩道を埋め尽くし、
落ち葉のじゅうたんのように広がっています。
踏みしめると かさかさと乾いた音・・・
それなのに、靴の底から 落ち葉のふわふわが伝わってきて心地よい。
これは、この季節だけの楽しみです。
この下のどこかに、冬を越す虫たちがかくれているはず。
冬越しする虫たちのあったかい布団。
そして、ミミズやダンゴムシや小さなトビムシたちが、
落ち葉を分解し いずれ栄養たっぷりの土に還してくれる。
足元の小さい宇宙・・・
紅葉と書いて「もみじ」と読みます。
やっぱり秋の代名詞ですね。
「もみじさんばっかり、いいなあ」と
紅葉したほかの葉っぱたちが やきもち妬きますよ。(*^m^*)
今回も、金木犀さん作の絵本を読ませていただいている
うような感じでした。
写真と共鳴し合う詩のような文章、素敵です。
金木犀さんのお住まいの近くの風景なのかしら。
とてもよいところに住んでいらっしゃるのですね。
落ち葉は自然の恵み、そのままがいいですね。
紅葉見物に行ったとき、落ち葉を踏みしめ、上を見あげ、下の落ち葉を見ながら歩いていました。
おじさんが一生懸命落ち葉をほうきでかき集めていました。思わず、心の中で叫びました。
「落ち葉をそのままにしておいてね。決して、かき集めて捨てたりしないでね。」と。
前の記事に書いたように、あまり遠出は出来ませんので、ひたすら近所をほっつき歩くのが唯一のリフレッシュです。(笑)
ここは、坂になってるので、歩いているのは犬の散歩をする人くらいで、わざわざ通る人は少ないんですよ。普通の人は、下の舗装された道を行きます。
しかし、なかなか秘密の花園。レッドデータの植物がひっそりと咲いていたりします。
住宅街の真ん中なのに、クワガタがいたりもします。落ち葉の堆肥のせいかもしれませんね。
舗装道路の落ち葉は、土に還れないから、ごみになってしまうのですよね。もったいないですね。