入院はちょっとご近所へ

天気　曇

今日はまた、陰鬱な曇天になったが、昨日の朝は写真のように富士山も見えた。
スマホは広角レンズになっているので、富士山が小さく見え、写真の左端にある病院もかなり遠く写ってしまう。でも、病院は我が家の窓からよく見えて、病室からも我が家がよく見える距離。ほんの、徒歩10分余り。でも最近は足が遅くなったので、私は15分くらいかかっているかもしれない。

本人は他に病気は全くないから至って元気、二泊くらいに時に使う旅行鞄一つで済む荷物を持って。付き添いのはずの私の方が元気がない。
ともあれ、4年半前に入院したのと同じ9階の病棟へ入院した。土日が挟まるので、手術は月曜日。

2年前の同じ時期、私はペースメーカーを植える手術をしていて、5泊した。病棟は7階がだった。まったく同じ造りだったはずなのに、私はあまり記憶が残っていない。わずか2年前なのに・・
帰宅してから調べたらなんと、夫の手術日は、私の2年前の手術日と同じだった。
そして、
食事のときに自由のきかない手で毎食撮っていた、手術日の夕食は・・


これに感激したことを思い出した。器械を胸に埋め込んだ訳だから、術後の安静のために左腕は固定されていて動かすことが出来ない。でも、食事は普通に食べられる。
ご飯茶碗を持って食事出来ない患者のために、ご飯は俵型の一口おにぎりになっていたのだ。
この病院の食事は、口うるさい私でもまあまあ美味しいし食器もすっきりとしたデザインの陶器製。食いしん坊の私は、入院生活を食事から思い出してきた。

消化器科の患者には申し訳ないけれど、手術前も直後も普通食だった。

今日はとくに病院へ行く用もないので、家の片づけなどしよう、と思っていたら・・
片付けを始めた直後に腰に痛みが走った。あら、ぎっくり腰？　冗談ではありません、と思ったものの、歩くに不自由はなくても、腰をかがめることが出来なくなった。なんという不運。

秋暑し入院の荷の旅鞄　　　KUMI　

猛暑再来

天気　晴

猛暑再来の日となった。明日はもっと暑くなる？　残暑の時期に湿気付きの暑さは辛い。　でも、空を見上げると雲だけは秋を感じさせる。
　
明日の夫の入院を前に、暑い中を薬師堂へお参りに。薬師如来さまに祈っても、病気の方は容赦なくやってきた。でも、薬師如来さまのおかげで、命だけは助かっているのかもしれない。還暦過ぎてから、夫婦して、命に関わると世間に思われる病気ばかり経験してきたのだから。国の重要文化財の薬師如来さまには、年に一度の御開帳でしか会えない。　
御開帳の日に撮った写真。


無風状態で、息苦しくなるような中、せっかくなので公園の方へ足を延ばしてみた。
萩が咲き始めていた、


で、蝶の写真でも・・とスマホのシャッターを押そうとしたら画面に警告文が。「温度が上がったのでカメラの機能は使えない」というような。　何しろ私の手も暑いから、スマホが発火しそうな熱さになっていることに気づかなかったのだ。びっくりして、持っていたペットボトルでスマホを冷やした。私はいつもペットボトルに水を三分の一くらい入れて冷凍庫で凍らせ、出かけるときに水を満たして持参する。
ともあれ、暑くて息苦しくて、とても公園に居る気分にもならず、帰宅した。

帰宅してから、湿度が高くなると、めえちゃんの動きもおかしくなるのかしらん？と思った。スマホも精密機械、めえちゃんも精密機械。このところ、気温ではなく湿度の高い日は息の詰まることが多いのは、そのせい？　入浴で温めてはいけない、とも言われているし。（なので、お湯に肩まで浸かれない）
次回の循環器の診察日に聞いてみよう、と思ったが、次は真冬なので忘れてしまうかもしれない。

薬師堂まで法師蝉法師蝉　　KUMI　　　　　　　　　　　　　　

青空

天気　晴

晴、といっても空には雲が多くて、でも洗濯物はからりと乾くという天気。高温注意報が出てはいるものの、昨日まで延々と続いていた湿気の多い曇天で30℃前後の気候よりは、私の体調には良いようで。胸が息苦しい気分からは大分解放された。

ホトトギス草が咲き始めていた。水引草に続く、我が家の周りの初秋を告げる花。


明後日が夫の入院で、本人は至って元気で、でもともかく用意はしなくてはならない。
病院は歩いても10分余（といっても最近、私は歩行が遅くなったのでもっとかかっているかも）、入院は多分10日以上にはなるものの、3泊分を持参すれば良い。あとは、私がこまめに洗濯物を持ち帰ればば良い。
2年前に私が入院した時を思い出して用意すれば良いのに、それが思い出せない。
病院でもらった「入院案内」を読みかえして、ぼつぼつと。
細かいものを買いに行く破目になり、スーパーへ。市の施設の前で、学童クラブの子供たちが防災訓練をしていた。


何が起きるかわからない今の世の中、体験は大事です。職場の窓口で放火事件のボヤを体験したことを思い出した。煙だけで済んだものの、恐怖の体験だった。

今日は、亡姉の一周忌。思い出したくないので、朝から全くそれを口にしない。一年経ってもまだ後始末が終わらないし、姉の入院後、今に至るまでの1年半で、私の体力は急降下してしまった。ま、愚痴はやめましょう。一周忌の法事は、夫の手術の翌日に長兄の長女がしてくれることになった。私は行かない。というか田舎の実家の菩提寺まで行く余裕はない。あの世の人よりも、まだ生きている自分たちのことが優先。
墓所を蝉の声が囲んでいるだろう、と思う。お寺の前に広がる青田が、ふと目に浮かんだ。

暁のかなかな夢かとも思ふ　　　KUMI

歯科にて

天気　曇のち一時晴

水引草が咲き始めた。これが足元に咲くと秋が来た、と感じる。スマホでは旨く撮れない花。

昨日は、雨はさほど降らないものの、またもや夜になって雷鳴がとどろいた。パソコンを開くのが怖いくらい、近くでドカ～ン・・
この天気、いつまで続くやら。天気予報を見ると、明後日になってようやくお日様印が出ている。すっきりの青空を一時的に見たのは、今月の初めごろだった。
こんな天気のせい？体調は眩暈がして頭痛もして、血圧が、さほど高くはなくても乱高下。先週木曜に夫の入院の話で病院へ行ったとき、待つ間に血圧計で測ったら、びっくりするほど低くなっていた。高めになったら薬を倍にするよう、と内科で渡されていたので、前日に飲んだら低すぎて。
で、薬を、いつもの一粒にしたら昨日は眩暈がひどくなり、高くなっている。
早く、この湿度の高い曇天とゲリラ雨の天気が終わって欲しい。暑くてもいい。

午後は、今のうちに、と思い歯科の予約をしておいた。一本だけちょっと痛む。
体調悪い時に行きたくなかったけれど・・そう痛い目には遭わないだろう、と。でも痛かった。見えない裏側で歯が欠けていて、そこが炎症を起こしていたのだと。
長く行っているこの歯科、治療がとっても早い。院長は2人の患者を同時に診ていて、その間に歯科衛生士に出来ることをさせて・・ともかく早い。昔なら一本の虫歯を治すのに何回か通った記憶がある。でも、この院長は一回か二回で治してしまう。治療結果がこれで良いのかどうかは、他の歯科へ行ったことがないので解らない。
「抜けた歯が1本しかない、というのはたいしたものです、丈夫です」と今日もほめられた。
事実、10年くらい前にやむなく差し歯にした歯があるだけで、あとは全部自分の歯。子供のころから随分と歯科通いで苦労したけれど、そのおかげで、予防法も学べた。
80歳20本、は大丈夫なようだ。

秋蝉となるやみんみん真夜を鳴き　KUMI

癒し犬と雷と

天気　曇一時晴のち雷雨

出かけた先の駅前で、セラピー犬の訓練費用の募金をしていた。その募金箱の前に寝ていた柴犬、「鯵の開き寝」なのだそうだ。あまりにも可愛いので、100円を募金して写真を撮らせてもらった。頭を撫でてもじっとしていた。まさに癒し犬だ。子供のころ、柴犬系の雑種の犬を飼っていて、その犬がとっても賢かったので、柴犬がいちばん好き。

という日、夕方にはまた雨になるかも、いうので、片道1時間半のあっちゃんの家へ行き、親子に会って、忙しく帰宅した。夫が入院中は病院へ乳幼児が見舞いに行く訳にはいかない。
で、帰路の電車の中から東の方角は・・府中本町駅なので、競馬場へ続く通路の上に青空が。


久しぶりに日差しが出たものの、帰宅してからは大雨警報。裏へ出てみると、建物は西日をまぶしく跳ね返しているのにその上の空が不気味に真っ暗だった。


そのうちに雷が・・開いたパソコンの電源を切った。あちこちでゲリラ豪雨があったらしいが、相変わらず我が家のあたりはさほど降らなかった。ただ、雷鳴はこの夏一番だったかもしれない。
いつになったら天気が落ち着くのだろう？

稲妻の走る西から東から　　　KUMI