KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・生田緑地

2012年04月04日 | 俳句
天気 晴

昨日の暴風のあとは、すっきりと青空が広がって吟行日和・・と言いたかったが、冷たい強風が残っていた。寒がりには冬のコートが手放せず。
電車の窓からも桜がほつほつと咲いてはいるものの、まだまだ「桜」と言える色ではない。と思って生田緑地へゆるい坂を上がっていったら民家園の入り口前に満開の桜が見えてきた。彼岸桜系の木が満開で、その奥にあるソメイヨシノの大木は全く咲いていなかった。それでも、今年初めて桜並木に遭遇してうきうき。

風はまだ冷たいものの春が一気にやってきた感があった。駅を下りたら燕が飛んでいて、まさに初燕。緑地には鶯があちこちに飛び、初蝶に出遭い、池には蛙が鳴き・・春の季語が一気に目の前に現れてくれた。句の数だけはたくさん出来てほっとした。
さて、明日からは桜がどんどん咲いていくのだろう。落ち着かない日々が始まる。

重さうに飛ぶ初蝶でありにけり KUMI
コメント (4)
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