市民祭

天気　曇のち小雨

今日は市のお祭の日。天気が心配だったが何とかメインイヴェントの間は持ったようだ。
会場は、いつも散歩に行く広大な都立公園なので出店も舞台もさまざま、わが市にこんなに人が居たのか、と思うほどの人出になる。駅から10分もかからないから、他の地域からも来るのかもしれない。
去年は句会に行ってしまい出かけなかったので、今日はちらちと覗いてみた。

農産物などが安いし、姉妹都市の佐渡市から海産物が車で届く。生簀を作って売る活魚には大行列が出来るくらいの人気。だが、今日は出遅れたのでサザエを買えただけだった。農産品はいつでも近くの農家で買えるし。

時代行列がある。市内の美容学校の協力で着付けをしてくれて、なかなか華やかだ。ただ、毎年同じなので、今年は写真にしなかった。パレードの始まる前に撮ったもの。



今も国分寺の残る地の幟をたてた、天平から鎌倉時代までの行列は、一見の価値はある。公園の脇には東山道跡もあって史跡になっているし、鎌倉街道だったと言われる谷戸の道も残っている。こんな人たちが旅をしたのかなあ、と思うとちょっと楽しい。
鎌倉時代の戦で武蔵国分寺は焼失し、みごとだった（だろう）伽藍も七重塔も灰となってしまった。我が家の周りは、京都よりも歴史が古い訳で。

お天気も今ひとつだったので、早めに帰宅した。

声もなく鴉の群るる冬隣　　KUMI