KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ああ休診・・

2020年01月20日 | 俳句
天気 晴

朝は冷えていたものの、日が昇ると暖かくなって、大寒らしくない陽気だった。
散歩日和。明後日に予定していた内科通院を今日にして、午後出かけたら・・どうにも動悸息切れ眩暈がひどい。ちょうど良い、先生に色々話したいこともあるし、体調悪いのなら何か手立てを考えてもらえるかも・・と、頑張ってひと駅を電車に乗り。
ようやく到着したら・・あらまあ、休診だった。
月初めくらいが月一回の通院日。12月初めに行き、次回が正月休みになるため、投薬を50日分にしてくれた。なので、その時に正月休みの予定だけは確認して1月の休診日は見逃していたのだ。「臨時休診」とは張り紙が書かれていないので、予定した休診だったのだ。

仕方なく、そのまま引き返し、いつもなら駅ビルのバーゲンセールを覗くのに、その元気が全く出ない。
昨日は友人一家が来て、まあまあの体調だったし、一昨日は句会の新年会まで付き合って、そこそこ体調は良かったのに・・と思いつつ、野菜の不足分だけ買い、やっと帰宅した。快晴なのに体調が悪くなったのはなぜ?気温の変化のせいだろうか。

外は冬枯れ、でも、数日前に食用の菜花の中の1本を小瓶に挿しておいたら、花が咲いた。体調悪くても春は近づく。


残りは、いつものようにワカメ入りの辛子和えにして食べてしまった。


房総の菜花が店に出回ると、必ず買う。菜の花の咲くところではもうたくさん咲いているらしい。ふるさとの花。少しは慰めにもなるので、毎年同じことをしている。昔は食用にしたことはないが、菜の花のいっぱい咲く風景が集落のあちらにもこちらにも。
  母思ふ日には菜花の辛子和へ  KUMI
かなり前、この句を結社誌に載せてもらえたことを、辛子和えを食べるたびに思い出す。「日が沈むまでに帰りなよ」と母に言われていて、菜の花畑の中を海に沈む夕日に照らされ家路を急いだことが眩しい風景になって蘇る。
今年は、どこかで菜の花いっぱいの風景を見られるようにならなくては。

大寒や指先醒ます静電気  KUMI
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2 コメント

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観見る花 (ふきのとう)
2020-01-21 16:21:06
その昔菜の花は「見る花」でした。それが今では春になると食卓に上る花となりました。「日が暮れるまでには帰る)」学習塾の帰り、それとも遊びの帰り?勉強しろとは言われた記憶も無く日暮れまで遊んで帰ると「ずなく(お利口に)あそんだねね~え」と褒められました。いい時代だったとつくづく思います。掲句しみじみ味わいました。
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ふきのとうさん、よく遊びましたねえ (KUMI)
2020-01-21 16:56:53
塾、なんてない時代ですよ、同じです。親に「勉強しなさい」とは、私も一度も言われたことはありません。勉強は、学校だけでするもの、と思っていましたっけ。遊び場と遊び友達には困らない子供時代でした。
珍しく、昨日、ゴミ捨てからドアノブで帰ったら静電気が・・本当に目が覚めました。
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