天気 曇
昼食の小鉢に、レタスとトマトのミモザサラダが出された。みじんに切った卵の黄色が実に春らしくて、思わず「綺麗ですねえ」と同じテーブルのお姉さまたちへ言ってみたけれど、耳が少し遠いらしいので、聞こえなかったのか返事は何もなかった。
で、本物のミモザを思い出した。写真は3年前の3月13日、公園でのもの。実は、このミモザ、このあとに何故か消えてしまった。大きな木だったのに・・台風で倒れたのだろうか?
背景に河津桜が咲いていた。桜も今年は、3月の初めにもう終り近かった。
昨夜テレビで、コロナ籠りで罹る病気のことなどを放映していた。無論、バラエティ番組。でも、下肢を鍛えておかないとロコモ症候群になる・・という話になり、うむうむ私もそう思う、と。
40㎝の高さの椅子(普通の高さ)からつかまらずに片足で立ちあがれるのが成人(40代だったかな?)の平均、というのでお笑いタレントがチャレンジしたら、立ち上がれない・・うっそ~、面白くするために演技しているのでは?としたら旨い演技だ。後期高齢者の私だって平気で出来ますよ・・と思いつつも不安になり、ベッドの高さを少し下げて40㎝にして試してみる。
無論、何の苦労もなく立ち上がれた。
まだ大丈夫だった。ただ、古傷の太ももの肉離れのあとが最近になって疼き出した。これも運動不足で筋肉低下のせいかもしれない。
太極拳の型は毎日続けるようにしているが、外を歩けない今の監禁状態が続くとどうなることやら・・
朝、1階で歩いていたら、挨拶するくらいで話をしたこともない別の階のオバアサンが杖をつきながら雛段を見にきていた。
話しかけられたので、ラウンジで色々と。
4回も転倒して骨折、最後の骨折はここへ入居してからのことだという。もう100歳近い筈だ。とってもしっかりしていて、だから普通なら車椅子になるところをリハビリで回復したのだろう。
「歩けるのが一番ですよ」と。杖は使っていても、要介護ではないのだそうだ。まあ!凄いこと。「外へ出られないからつまらなくて」本当に・・と意気投合した。歩けるのが一番。外を自由に歩ける日に元気で居られる、と信じて、頑張ろう!
今頃咲いている筈の、ウグイスカグラ。
早春の花は何も見られない。ソメイヨシノくらいは見たいけれど、それも無理になるかもしれない。
ということで、今日の句はテレビ俳句ならぬネット俳句です。お友達のブログの美味しそうな摘み草の料理を眺めて。もう、今の暮らしでは句材がありません・・とほほ。
摘草の指に土の香草の色 KUMI
いい季節が訪れている季節なんですね。
でも室内ではかなわぬ春の香りです。
>レタスとトマトのミモザサラダが出された
こちらも春の食卓らしいです。
>歩けることが一番大事
今日のタイトル、心に染みました。
しっかり読ませていただいたんですが、貴姉はお元気なんですね。
私ごとですが、2014年の10月に東京が不案内の福岡の姉を羽田空港に迎えて新宿のホテルに行ったんですが、空港の迎えロビーに颯爽と現れた姉の若さに驚いたものでした。
ところが、先程電話が入り急に歩けなくなったので1~2ヶ月入院して場合によっては人口関節を入れるとかなんとか、現在はトイレに行くのもやっとだそうです。
貴姉から歩くことの大切さを毎日のように読ませていただいていましたが、これが老化ということなんですね。
家には独身の息子がいるので何かと心配は要りませんが、私の階段の登り下りも無茶苦茶にやっていたら駄目だと痛感しました。
この姉は室内でのボート漕ぎのようなものもやり過ぎて医者に通ったりしていましたが、私も実によく似た性格なんです。
>・・・40㎝にして試してみる。無論、何の苦労もなく立ち上がれた。
本当に素晴らしいと思いますよ。
私もNintendoのWiifitなる家庭用ストレッチを歩かない日はやるんですが、片足でやるストレッチがことごとく苦手で椅子などに手を添えています。
4回も転倒して骨折経験のあるホームのご婦人のこと尊敬しますね!
私は骨折経験の一度もありません。
このブログは私の教科書みたいな存在になっています。
有難うございました。
両足は諦め、片足だけの手術でも、今までの不自由から解放されていました。
大変でも、お姉さまも元気な時に決意されたのでしょうね。
私が太極拳を始めたのは、50代後半の膝の「油切れ」の関節痛からです。
若いのに、和式トイレに行けなくなったのですよ!
結局、順天堂出身のスポーツドクターの医師の教えは・・
「膝の痛みは太ももに筋肉を付ければ治る」でした。
それで始めた太極拳、本当に回復しました。
でも、最近、筋肉の衰えなのか少し膝痛・腰痛が・・
小父さんも、階段の昇降をあまり無理されない方がいいかもしれません。
ロコモ体操の多くは、太極拳の型を入れています。
私の元気は外側だけで、中身(内臓)はボロボロです。
なので、せめて足だけは何とか無事を保ちたいのです。
お姉さまが回復されますように。