KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

真紅の林檎と葡萄色の葡萄

2021年09月27日 | 俳句
天気 曇のち一時晴

写真は、昨日、整体治療の帰路に駅の構内の地元野菜の店で買った友禅菊。もう満開近かったが、先週、蕾ばかりのものを買ったら殆ど咲かなかったので。

葡萄と林檎の話。

写真は以前に撮った「甲斐路」という葡萄。葡萄の季節の最後に出回る、皮ごと食べられる葡萄だ。色からして甲州葡萄系なのだろうが、とても甘いので酸っぱすぎる果物は苦手な私の好物だった。でも今は、いちばん売れる葡萄はシャインマスカットなのだそうだ。値段は高いのに売れ筋は一番、ということで、大人気だった巨峰を抜いたと新聞に書かれていた。
葡萄色の葡萄より、緑色の葡萄の方が一番人気になったというのは、人生長く生きている者には、何だかねえ・・という気持。ちなみに、「葡萄色」は広辞苑にも載っている。

こちらは、同じ店で昨日買った林檎。


とにかくその赤さが、とっても目立った。写真よりも本物の方が赤い。林檎の名前は忘れたが、紅玉よりも小さい。無論、林檎はこのあたりでは作っていないので、長野産、と書いてあった。齧れるように無農薬栽培なので皮ごと食べてください、と。
小さな林檎は、なかなか売っていない。紅玉はジャムを作るのによく買ったけれど、申し訳ないが食べるには(私にとって)酸っぱすぎる。店員に訊いたら「甘いですよ、皮ごと食べられますし」と。
試しに1個だけ買ってみた。今朝、食事前に半分だけ食べてみた。齧るのはさすがに歯に自信がないのでちょっと・・自前の歯を欠いてしまったら困る。

美味しかった。酸味がほどほどで、とても甘くて、おまけに芯が写真のように少ない。

ここへ入居したのは去年の秋の終わり。今頃のことは知らないが、蜜柑の最盛期にも温州蜜柑さえ出なかったので、自分で買うしかない。10月になれば一応今までの外出禁止令はお終いになりそうなので、果物くらいは自由に買いに行けそうだ。せめて、大好きな柿は食べたい。

ぴかぴかの真紅のりんご信濃産  KUMI  
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 会いたい人たち | トップ | 天高し »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小父さんK)
2021-09-27 21:49:58
「ぴかぴかの真紅のりんご信濃産」
いいですね~。たまたま、昨日と今日冷蔵庫にりんごがありましたので、自分で剥いて食べたところでした(笑)
写真のような上等なものではありません!

お~っ、相撲の四十八手のふきんが・・・。

皮ごと食べられる葡萄って食べたことないような気がします。
これも絶品ですね。

ありゃ「葡萄色」って「えびいろ」と読むんですね。
本当に漢字の勉強をさせていただいています!(汗)
柿の季節がやってくるんですね。
これも楽しみです。

友禅菊はもう開きそうにはありませんか?

有難うございました。
返信する
小父さん、林檎は皮ごと (KUMI)
2021-09-28 15:50:19
本当は、林檎は皮ごと食べるのが栄養的に叶っているようです。
この真紅の林檎は、まさにそれの出来るものでした。
もう、大きな「フジ」は二回に分けても食べきれず。
大きいことはいいことだ、になりましたね。

葡萄も、シャインマスカットは皮ごと食べられる、というので人気になったようです。
山梨の人は、殆どの葡萄を、皮ごと食べますよ。

そうですね、ブドウ色=エビ色、と知ったときは少し疑問に思いました。
でも、今調べたら、エビ色の方がブドウ色よりも古い言い方のようですね。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (ふきのとう)
2021-09-29 14:36:47
皮ごと食べた葡萄は、甲斐路が初めてでした。新品種の林檎も食べてみたいのですが、夫の郷里からは今も昔も「ふじ」です。最も屋敷の片隅に生る品種ですから仕方ないですが。今日は抜けるような青空です。
返信する
ふきのとうさん、品種改良 (KUMI)
2021-09-29 18:46:22
甲斐路の出たころは、一番新しくて珍しかったのですが、今は時代遅れのようです。果物も、食べる年代に合わせて改良改良で大変なようです。林檎も、フジの出回った頃は甘くて驚きましたが・・今は大き過ぎて一人では持て余します。
こちらは、台風が過ぎるまで青空も富士山もお預けのです。
返信する

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事