KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

アヤメとカキツバタ

2013年05月20日 | 俳句
天気 降ったりやんだり

梅雨の前触れ?と思ったら、明日からはしばらく晴天になるという予報にほっとした。

上の写真は、先週、武蔵国分寺の境内に咲いていたカキツバタ。実は、カキツバタの花を写真に撮ったのは初めてだ。始終行く境内の万葉植物園、カキツバタのあるのは知っていたが、こんなに綺麗に咲いているのは初めて見た。
なるほど、アヤメとは全く違う。下のアヤメは、5年前に富士山麓で撮ったもの。


アヤメ(菖蒲草、というのが本当らしい。ショウブと字は同じだ)は、綾の模様が花びらにあるからそう呼ぶ、と言われている。でも、遠くから見たらどこが違うの?と思う。まして蕾のうちにどちら?と言われても、水辺か草地か、で判断するしかない。「いずれ菖蒲か杜若」と言うくらいだから。

ところで、俳句を始めたばかりの頃、句会で「燕子花」という季語の句が出た。若い頃に華道はたしなんでいたし、花の名は結構読める方だと自負していたのだが・・エンジバナと読むのかな、どんな花?と思っていたら被講で「かきつばた・・」と読んだ。びっくり。
歳時記でそっと調べたら、「杜若」と「燕子花」が同じだと解った。
燕子花は読めても、まだまだ読めない花の名があるのだろう。

声ひそめくぐるる山門燕子花  KUMI

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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俳句のお効用 (ふきのとう)
2013-05-21 18:13:03
俳句を手掛けて確実に読める字は増えました。
躑躅ゆ燕子花もその一つ。
心太にも驚きました。
深くはありませんが、俳句をしていなかったら知らないで
過ごした物事は多くあるように思います。
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見分け方 (こころ)
2013-05-21 21:41:02
KUMIさん こんばんは
アヤメとカキツバタの違いは上の写真で何となくわかる気がします。水辺か草地か、で判断するしかないと聞いています。

スイス氷河特急の旅を見て頂き有難うございます。
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ふきのとうさん、本当ですね (KUMI)
2013-05-21 23:02:50
ツツジ、ところてん、は読めましたが、他のも知らないことをたくさん覚えました。
ユキノシタが鴨足草と書くなんて、眼からうろこ、でしたよ。
ともあれ、色々覚えさせてくれるのが俳句、有難いことです。
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こころさん、見ただけでは解りませんね (KUMI)
2013-05-21 23:06:33
白いカキツバタもあるのですが、私は水辺に咲いていたので白菖蒲とばかり思ってしまいました。

スイスはやはりどこを切り取っても写真になる風景ですね。
氷河特急はTVでゆっくり見ましたが、やっぱり乗ってみたかった・・と思いました。
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