古寺跡の桜

天気　晴のち曇

晴れる予報が外れて、写真はちょっと冴えない。

今日あたり姉の病院へ行かなくては・・という時期、でも、来週火曜日に今後のことで話し合う予定となった。来週から本格的に色々大変になりそう。
とくに病院からの要請もない限りは自分のために時間を使っておこう、と思い、午前中は眼科へ。午後は、武蔵国分寺周辺の桜を見に行った。
いつもの散歩コース、今日は花祭なので誕生仏のお詣りも・・と。

ところが、誕生仏は本堂前に置かれていたものの、花御堂にもなっていず、いつものような甘茶の接待もない。檀家の都合？　ということで花祭の写真はパス。
その替わり、境内の花をひとめぐり。






一画に、去年植えた枝垂桜がある。早咲き系のようで、もう葉っぱが出ている。
京都醍醐寺の桜の苗を植えたのだそうだ。大きくなったら見事、とは思うけれど、私の生きている間にどこまで育つやら。


お寺から、通りを挟んで金堂跡の広場がある。そこの桜はみごとだ。
ソメイヨシノは何本かあるだけで、トップの写真の山桜の大木二本が今を盛りと咲いている。
角度を変えると、こんな風。ともかく大きな木だ。


この桜の一本の方は、とても良い香りがする。あたり一面にその香が漂い、私のお気に入りの花だ。


枝垂桜もたくさんあって、まだ大木にはなっていないけれど満開だった。


ソメイヨシノの花屑がいちめんに散っていて。




1300年前のお寺の礎石が残されていて、そこに坐って若者がスマホ中。どうやら、桜の写真をどこかへ送信しているようだった。


帰路になるいつもの谷戸の道、もう山吹がたくさん咲いていた。


なぜか、今日は体調がとても良かった。いつもなら心臓が重くなるのに今日は坂道もスイスイ。昨日・今日とストレスから解放されたから？　かもしれない。

古寺跡の礎石に坐せば花ふぶく　　KUMI