KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ああ、人手不足

2023年01月05日 | 俳句
天気 晴

毎日、異常乾燥の日が続く。最低気温もマイナスの日が続くらしい。
昨日は免疫療法の日で、昼前に検査、午後は診察と点滴。正月4日の病院なんて行ったこともなかったが、長期の休みのあとなのに思いのほか患者は少なかった。原則予約患者だけの病院だが、予約を少なくしているのか、正月早々通院したくなくて患者の方が予約日を先延ばししているのか・・
多分、患者の方の都合が多いように思えた。呼吸器科の外来の診察室、ドアのドクターの名札は、いつもと同じメンバーだったから。
おかげで化学療法室も待たされずに点滴が始まり、早めに終わってくれた。
今日の検査結果もあまり悪くなった所はないし、来月にはCTで病状確認するという。、完治することはないにせよ、とにかく患部が改善していることは素人の目でもレントゲンの画像を見れば解る。悪化しない、と治癒する、は同じことではないから、来月の検査を待とう。
帰路、病院を出たらまだ明るい空に月が見えた。

まだまだ日が延びた、とは言えない。

で、今日は・・ちょっと不快なことがあったので、真っ赤な薔薇を気晴らしに。
年が明けたら、介護士が4名も辞めてしまい多忙を極めている、というのは毎日職員を見ていれば解る。事務職が配膳を手伝ったり、所長が部屋の掃除に来たり・・大騒ぎです。突然やめた人も2名居たらしく・・多分、パートの人?・・穴埋めは正月休みで会社(本部)もなかなか手が回らないようだ。見ているだけで、介護士たちはフル回転・・と解るので、なるべく迷惑かからないよう、仕事を増やさないよう、と、私くらいに頭の動く入所者は考えて行動する。でも、そんなのお構いなし、という人が殆どだ。食堂で席に座った途端、「トイレ」という車椅子の人が居る。いつも同じ人で、それが3人くらい。認知症だって、食事の前に自室でトイレ済ませるくらいのことは出来るでしょ!と廻りは不快感を見せるがお構いなし。これで配膳は遅れる。
ま、それは一例でしかないが・・午後2時過ぎ、ラウンジで休憩時間を過ごしていた介護士が、ちょっと日向ぼっこ、と思い室外へ出た私を捕まえて愚痴を言い始めた。「今日は午後、2階4階を私一人で看なきゃならないのですよ、ひどいでしょ」に始まって・・
介護士から仕事の愚痴をしかも本音で色々話されたのは、ここへ来てから初めてのこと。びっくりした。秋に系列の他の施設から移ってきた女性で、てきぱきしていて感じの良い人、と思っていたのに。近くには私のほかにもう一人、最近入所した、透析患者の女性が居た。彼女は認知症ではないが、耳が遠いのか少し理解の薄いところがあり、私ほどにびっくりはしなかったようだが・・
それでも「聞かされても、ハイそうですか、としか言えないわね」と苦笑していた。

「忙しいのが解るから、出来るだけ迷惑かけないようにはしているけど、話を聴いてもどうにもならないわねえ」と私。
「お客様にそう思わせるのが間違いなのですよ、辞め得、ってことになってしまう・・」会社への不満?これ以上聞いても困る話。
などなど、大手の運営するこの施設も崩壊寸前?「潰れたら困るわ、私、ここを出されたらホームレスだから帰り場所もないし」
「潰れることはないですよ、会社は・・」
もう、入所者が困るようなことは話さないでよ!!                     
この物価高に利用料の値上げのないのが怖い。人手不足で「経営や~めた」になるのでは?と思わせるような話はしないでよ!!

ということで、非常に不愉快な午後だった。

愚痴多き若者と居る五日かな  KUMI
(七日までは、日にちだけで新年の季語として使える)
コメント (6)
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