KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

秋刀魚

2015年10月07日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

夕食は、秋刀魚の塩焼き。大きな台風が列島の東岸を通っているで明日は水揚げがないかも、と思い、秋刀魚だけスーパーへ買いに行った。

毎年、秋には秋刀魚は何度か食べる。塩焼きか梅煮。
塩焼きにした時にいつも思うのは、頭からしっぽまで綺麗に乗るお皿が欲しい・・ということだった。長方形の皿は何枚もあるけれど、秋刀魚は二つに切らないと乗らない。
出かけた先で見つけたことがあって買おうとしたら、2枚だけでもとても重たくてやめてしまった。
で、先月、ついに買った。毎週配達で食品など購入している会社で、日用品も売っていて、そのパンフレットに「秋刀魚皿」があった。ちょっとしたぜいたく、と思いつつ。半分に切られた秋刀魚を食べなくて済むなら・・と買ってしまった。
というと大奮発したように思われそうだけれど、2枚で税込2000円はしなかったから買った訳で。

焼き秋刀魚だけに使ったのではもったいないので、昼食にも使うことにした。
下は先月、お皿を買ってすぐの昼食。簡単に済ませたいので、朝、お稲荷さんと、おかかの海苔巻を作っておいたもの。これは便利だ。ちょっとしたお菜も乗せて、皿一枚で済む。(もっと綺麗に作れば良かった、と写真を見て反省の海苔巻)



    来年も秋刀魚を焼いているだらう  KUMI

この句は4年前のもので、2012年の結社誌の新年号の巻頭1位の句になった。こんなことはもう二度とないだろう。
当たり前を句にしたようでも、いつ再発転移のあるかわからない病気持ちには、1年後のことは予想も出来ない。それを主宰が知っていた訳ではないけれど・・秋刀魚を焼いて食べるという日常が、来年も続いてくれれば、と今年も思う。

秋刀魚焼きつつがなき日の終わりけり  KUMI
コメント
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