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美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

涼をもとめて・・・赤目四十八滝

2019年09月11日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

工事中でもかわらずお店を訪ねてくださる皆さま、本当にありがとうございます♡

おかげさまで順調に工事は進んでいます(^^)v

臨時休業にしていた月曜日、工事がお休みになり

私たちも夏休みをいただくことにして、三重県名張市にある「赤目四十八滝」へ。

室生赤目青山国定公園内にある、渓流沿いの散策路です。

 

 

渓谷の入り口になっている、日本サンショウウオセンターを抜けると

いきなりこんな渓谷美が!

 

 

太陽の光が木々に遮られ、静謐な空気の中に、流木がオブジェのように迎えてくれました。

 

 

苔むした岩の上の大きなカエルは、「みつかった?!」と、微動だにしません。

 

 

光と影のコントラストが清流に映えます。

 

 

入り組んだ岩に流れる水が飴細工のよう。

 

 

葉っぱちゃんたちが、岩の上を自由に行進しています。

 

 

流れに高低差があると、滝に見立てられるんですね~

特に見どころとなっている滝が「赤目五瀑」として選ばれています。

 

 

大好きな朴の木。葉っぱがデカイ!

シルエットが陽に向かって伸びています。

 

 

天然のオオサンショウウオには会えませんでしたが、メタリックなトカゲが先導してくれました。

 

 

岩をしたたる豊かな水が、たくさんの命をはぐくんでいるんですね~

 

 

散策路には、急なケガや病気に対応できるように

緊急連絡のためのインタホンまで整備されていて安心です♡

 

 

散策路中ほどの「百畳岩」まで来ました!

復路のことも考えて、この先どこまで歩くか、思案のしどころです(^_^;)

 

 

ふだんの運動不足が気になっていたので、もう少し歩いてみることに・・・

五瀑のうちの4つ目、「荷担滝(にないたき)」です。

今回初めて、ちゃんと三脚を据えて撮影してみました~(^^)v

 

 

はじっこの岩に腰かけて、ちょっとだけ滝に打たれてみた~い(^_^;)

 

 

五瀑最後の「琵琶滝」。

渓谷の入り口から約3km、およそ1時間半の道のりでした。

・・・ってことは、帰るのにも1時間半歩くってことで(^_^;)

 

 

この日も蒸し暑く、空気中の水分が飽和状態の空からは雨が・・・

水の流れに雨粒が落ちると、くるくると同心円の模様が描かれます!

思わずみとれる私・・・

 

 

guuchanさんからいただいた絵手紙。

パステルで滴を描いて送ってくださいました♡

自然が醸し出す、さまざまな色や形・・・ホント、楽しかった~(^^)v

 

紅葉の季節

また訪ねてみたいなぁ~

                                  はるのん2号

 

 

 

 

 

 


第31回 みすぎ夏まつり 納涼花火大会

2019年08月14日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

8月11日は “山の日”。

この日に美杉では、花火大会が開催されます。

この日だけは、「こんなに人が?!」「どこから来るの?!」というくらいの人出!

(昨年は高校野球初出場の白山高校の初戦と重なり

少なかったとはいえ、公称15000人!)

 

1日の営業を終えたあと

余力を振り絞って(んな、たいそうな・・・)、今年も出かけていくことにしました(^^)v

 

 

約2000発の打ち上げ花火が、美杉の山々にこだまして圧巻です!

燃え残った花火かと思ったら星だったというくらいに雲もなく

星空が花火を見降ろしていました(^^)v

 

そして・・・「美杉手筒会」の手筒花火が、なんといってもクライマックス!

 

 

片手で持てる小筒から

降りかかる火花をものともせず、腰を据えてしっかりと支え続ける大筒まで

大・中・小の手筒花火が噴き上がります。

 

花火の最後は、火が底を突き抜けるハネ。

筒が衝撃で跳ね返り、それを見事に抑え込むのがみどころでもあります。

 

 

この緊張感漂う表情が、素敵ですね~♡

ハネも大筒になるとすごい迫力で、「どぉんっ!!」という破裂音が

山々にこだまするのです・・・

 

 

今回、めったに使わない望遠レンズをつけ

花火を撮るというので、家でアレコレ予行演習をしていたら

なんと!バッテリーがあと1目盛りになってしまっていました・・・

結局たった11枚しか、シャッターが切れず

花火が始まる直前に到着したので、もちろん三脚を立てて写す場所もなく

手ブレ覚悟の撮影となりました・・・(^_^;)

 

準備不足が悔やまれます・・・・・

      ・・・・・I'll be back ?!

                                             はるのん2号

 

 

 

 

 


木々に酔い、花々に酔い・・・

2019年07月09日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

三重県津市美杉町には、12の森林セラピーのコースがあります。

そのひとつが、霧山コース。

北畠神社から霧山城址をめざします。

標高560メートルの城址まで、約1500メートルの道のりです。

 

 

いきなり急な坂道で、登りはじめてすぐに後悔・・・

北畠神社の門前の雪姫亭で腹ごしらえはしたものの

午前中は薪の調達をして、すでに筋力は使い果たしていたのを忘れていました(^_^;)

 

 

けれど、うっそうとした林の中は、常にクーラー並みの風がそよいでいて

急こう配に慣れてくるとキモチよく、一歩、もう一歩と足は進みます。

杉の根が続くと思われた先には、階段もしつらえられていて

おいでおいでと誘ってくれます(^^)v

 

 

疲れて座り込んだ眼の先に、苔むした切り株。

こんなところでも、日々の営みがあります・・・

すごいな~

 

 

立ち上がって歩き出そうとすると、木々の中にたった一人のワタシ・・・

迷い込んでしまったようで、一瞬アタマがクラクラ(>_<);

木々また木々に、酔ってしまいました・・・

 

 

風と鳥の声にいざなわれて、かつて霧山城があったという頂上へ。

「多気北畠氏城館」として、“続日本百名城”に選ばれています。

 

 

城らしい形跡は何もありませんが

同じこの風景を、北畠さんはどんな思いで眺められたのでしょう・・・

 

膝を痛めないように気遣いながら山を下り(^_^;)

ふもとで食べた白くまアイスの美味しかったこと!

ちなみに1号が食べたのは、ジャイアントコーンでした!

JAの販売所があって、店前のベンチに座り、青空を見上げながら食べられますよ~(^^)v

 

かわってお次は、メナード青山リゾートへ。

化粧っ気のない私には縁がなさそうですが

誕生日ということで、勢いつけていくことに!

お目当ては、ハーブガーデンのラベンダーフェスタ(^^)v

 

 

ついたとたんから、風に乗ってラベンダーの良い香りが・・・

カモミールのあま~い香りも漂ってきます♡

 

 

とりどりの色の組み合わせがリズミカルなお花畑。

 

 

珍しいポピーをみつけました♡

色鉛筆で彩色したような花びらが、薄紙のようで吸い寄せられました・・・

 

 

シンボルツリーから放射状に広がるお花畑。

 

 

テレビでよく見る、北海道みたい。

 

 

梅雨入り前の、晴天に包まれて

みなさん、おもいおもいにすごしておられました♡

 

ここでも、ラベンダーソフトクリームとカモミールソフトクリームを食べちゃった私たち・・・

お花に埋もれて、色と香りに酔ったひとときでした♡

                          はるのん2号

 


祝!津市景観計画重点地区指定 「三多気の桜風景」「須郷の里の景観」

2019年04月18日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

休業日だった4月16日。

カフェ葉流乃音から車で約10分のところにある 「三多気の桜」を見に行きました。

真福院というお寺の参道沿い、約1,5kmに渡って

平安時代が起源とされる山桜、約500本の並木が続いています。

棚田に映る桜の風景が美しいことから

国指定名勝「さくら名所百選」にも選ばれています。

 

 

けれど近年、樹木の傷みが目立ってきたようで・・・

幹が空洞になっていたり

 

 

朽ちて向こう側が透けてしまっているのもあります・・・

昨年の相次ぐ台風の襲来で、被害にあった木もたくさんあったと聞きます。

このため、樹木を管理したり、新しく苗を植えたりして保全に努めておられます。

この春、津市もこの地区を「三多気の桜風景保全地区」に指定し

地元の方々と共に、景観整備に力を入れることになりました。

 

 

三多気の桜はヤマザクラで、花と同時に葉も出ます。

つぼみの柄が長く、下向きにぶら下がるようについているのが特徴みたいです。

 

 

参道沿いに、かやぶき屋根の家が一軒残っています。

国登録有形文化財に指定されている「田中家住宅主屋」です。

お花もきれいに手入れされていて、ほっこりしますね~♡

 

 

真福院の山門前には、杉の巨木が2本

狛犬のように出迎えてくれます。

 

 

この日はカメラの放列も・・・

 

 

その間から私も1枚・・・

 

 

棚田の水面に映える桜の風景。

歳月や風雪を乗り越えて

この春も見事な花を咲かせてくれました♡

 

 

せいいっぱい、棚田に身をせり出している桜。

みんなの期待に応えてくれているのかな・・・?!

 

 

折れても、切られても、枝を広げて花をつける桜の木・・・

いつまでも大切に、人々から愛される桜でありますように。

 

 

いつもながら心やすらぐ里山の風景。

 

 

背中に春のひざしを受けながら、ココロ満たされて山を下りました。

 

 

毎年の変わらぬ営みを、大洞山もおだやかに見下ろしていました♡

 

この三多気地区と同時に、津市景観計画の重点地区に指定されたのが

カフェ葉流乃音がある奥津地区。

「須郷の里景観保全地区」として、住民と行政が協同して

街並みを守っていくことになりました(^^)v

おめでとう~ございま~す \(^o^)/

このブログで、これからも須郷の里のイイトコを

お伝えしていきたいな~と思っております(^^)v

                             はるのん2号

 


美杉町のミツマタ群生地

2019年03月29日 | 美杉とその周辺のイイトコ
 
美杉町石名原の山間 1,5ヘクタールにわたって、ミツマタが群生しています。 
ちょうど今が見ごろなので、ご紹介! 
奈良県御杖村と三重県美杉町を結ぶ国道368号線沿い 
「堀井モータース」さんの向かいに駐車場があります。
 
  
そこから山の方へと進みます。 
ミツマタ群生地までは、約1000メートル。 
ちゃんと道しるべもあるので大丈夫(^^)v 
 
 
ここは昔、鮮魚店だったところかな。 水が豊富なんですね!
 
 
 
ここから少し急な坂道が続きます。
 
  
大洞山が見守る石名原の郷。 
今年は簡易トイレも用意されています。
 
  
きれいに手入れされた茶畑。
ちょっと息が切れてきますが、ベンチも用意されてますので
がんばって!
 
 
 
ここまで来たら、もうひと息!
ミツマタ群生地に到着です。
 
 
杉の木の枝打ちや間伐をされたおかげで
昨年よりも広がりを見せ、花も良くついているような気がします。
 
 
木々の間から射しこむ陽光で
ミツマタが波のようにうねります。
 
 
 “ミツマタ”の名の通り、枝がそれぞれ三つに分かれ
その枝先のひとつひとつに、てまりのような花の塊がついています。
それがポンポンと空中に打ち上げられたみたい!
 
 
〽落ちてきたら 今度はもっと
  高く高く打ち上げようよ~
そんな歌を思い出したり・・・
 
環境が良くなると、こんなにも広がるミツマタの姿に
とても神秘的なものを感じたり・・・
 
 
束の間の“迷い込んだ”感に、時を忘れました・・・
 

それからミツマタは、とってもいい匂い♡
“ジンチョウゲ科”の植物ということに納得!
ウグイスも、木々の間で自慢の声を披露しています・・・
 
 
 
JR名松線「伊勢奥津」駅から、ハイキング気分で歩いて行かれる方も・・・
散策後はぜひ “カフェ葉流乃音”にもお越しくださいませ~
 
なお、31日(日)は“表彰式”に出席するため
午後1時ころからの営業となります。
 
なんと! “津市景観写真コンクール”に応募した、はるのん2号の写真が
“優秀賞”に選ばれました・・・
この年になって、表彰していただけるなんて無いことですので
出席させていただこうと思います(^_^;)
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
 
 
                             はるのん2号