カフェ “葉流乃音” の名の由来

 

放送をご覧いただきまして、ありがとうございました。

あたたかいご感想をちょうだいし、心から感謝しております♡

 

お店の名前について、ちゃんとお話しする機会がなかったのですが

いつもはテキト～にしか云わない1号が

番組で、上手に（笑）云ってくれたので安心しました(^_^;)

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北條九一郎さん　画 

 

お店の名前をつけるのって、ホントむづかしい・・・

センスあるお店に出会うと、「ステキだな～」と思います♡

そうじゃない私たちは、二人の名前の一部をとりあえずつなげてみよう・・・という

ありがちなことしか浮かびません・・・

それで　“はるのん”　までは決まりました。

 

 

そんなある日

二人で庭に出て、屋根の向こうの大きな欅の木を見上げていると

そのてっぺんのあたりから、一枚の葉っぱがひらひらと舞い降りてきて

みるみるうちに、1号の掌の中に・・・

 

キセキのような光景に「　“葉流乃音”　ってどう？！」と、2号がひらめき

それを聞いた1号が大賛成　(^^)v

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　屋根の上方の木が、この伝説（？）の欅です(^O^)／

 

葉っぱが風や川の水に乗って、流れ来ては去っていくように

人と人とが出逢い、ともに過ごしては、また別れていく・・・

ここは伊勢本街道やし・・・いいやん！！と(^^)v

 

 

そんなことから　“カフェ葉流乃音”　と、相成りました(^^)v

来られた人々が、思い思いに時を過ごし

それぞれの場所に戻っても、ふと思い出す・・・

そんな場所になりたいなぁと思います♡

 

 

「テレビ見てないよ～」「見逃したよ～」とおっしゃる方は（笑）

再放送、8月2日（金）午前11時～11時45分

「あしたも晴れ！人生レシピ」をぜひご覧くださいませ～

 

番組としても、とても楽しく元気がもらえる内容です！！

私たちが大好きな美杉に、ぜひ足をお運びくださいね～

待ってまぁす♡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はるのん2号

 

かこさとし「未来のだるまちゃんへ」

 

 

 

「かこさとし」という名前は、以前から知っていたし

『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『からすのパンやさん』などは

「読んだ」というか、「見た」ことがあります。

でも、「幼児向けの絵本を書く人」という印象以上に

特に気になる作家というわけではありませんでした。

 

気になりだしたのは、２０１８年５月２日、かこさんが亡くなったあと

テレビで、かこさんのやってきたことを知ってからです。

すごく惜しい人を亡くしたんだと、初めて気づきました。

 

今回、２号が図書館で借りてきて「すごく良かった！」というので

早速、僕も読ませてもらったんですが、これが本当に良かった！

８８歳になった、かこさんが

幼なかったころからこれまでの人生を振り返っているのですが

まるで著者自身の遺言なのかと思えるほど、しっかり語り尽してくれています。

２０１４年の本ですから、亡くなる４年前に出版されているんですね。

 

かこさんは、１９歳で終戦を迎えます。

そのとき、大人たちが手のひらを返したように態度を一変させたことで

大人（自分も含めて）は信用できないと考えます。

戦地で死んでいった多くの級友たちのことを思い

生き残った自分がどう生きるかについて真摯に悩みます。

 

本当に悩みぬいたあと

未来を担う子どもたちにしっかり向き合いながら生きてゆこうと決意します。

月曜から土曜まで、残業や付き合いもこなしながらフルタイムで働き

日曜日にボランティアで地域の子どもたちに自作の紙芝居を読み聞かせる。

そんな生活を４７歳まで続けたのち、絵本作家として独立しました。

 

「子どもたちがいなければ自分は絵本作家にはなっていなかった」と語るように

かこさんは、子どもたちにまみれ、子どもたちと共に生きたんですね。

眼差しのやさしさと、謙虚さ、丁寧さ、粘り強さ、ユーモアのセンス

そして、ちょっと頑固そうなところも魅力です。

 

６００冊もあるという著作ですが

できれば全部読んでみたいな、なんてちょっと考えています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はるのん１号

 

 

木々に酔い、花々に酔い・・・

 

三重県津市美杉町には、１２の森林セラピーのコースがあります。

そのひとつが、霧山コース。

北畠神社から霧山城址をめざします。

標高５６０メートルの城址まで、約１５００メートルの道のりです。

 

 

いきなり急な坂道で、登りはじめてすぐに後悔・・・

北畠神社の門前の雪姫亭で腹ごしらえはしたものの

午前中は薪の調達をして、すでに筋力は使い果たしていたのを忘れていました(^_^;)

 

 

けれど、うっそうとした林の中は、常にクーラー並みの風がそよいでいて

急こう配に慣れてくるとキモチよく、一歩、もう一歩と足は進みます。

杉の根が続くと思われた先には、階段もしつらえられていて

おいでおいでと誘ってくれます(^^)v

 

 

疲れて座り込んだ眼の先に、苔むした切り株。

こんなところでも、日々の営みがあります・・・

すごいな～

 

 

立ち上がって歩き出そうとすると、木々の中にたった一人のワタシ・・・

迷い込んでしまったようで、一瞬アタマがクラクラ(>_<)；

木々また木々に、酔ってしまいました・・・

 

 

風と鳥の声にいざなわれて、かつて霧山城があったという頂上へ。

「多気北畠氏城館」として、“続日本百名城”に選ばれています。

 

 

城らしい形跡は何もありませんが

同じこの風景を、北畠さんはどんな思いで眺められたのでしょう・・・

 

膝を痛めないように気遣いながら山を下り(^_^;)

ふもとで食べた白くまアイスの美味しかったこと！

ちなみに1号が食べたのは、ジャイアントコーンでした！

JAの販売所があって、店前のベンチに座り、青空を見上げながら食べられますよ～(^^)v

 

かわってお次は、メナード青山リゾートへ。

化粧っ気のない私には縁がなさそうですが

誕生日ということで、勢いつけていくことに！

お目当ては、ハーブガーデンのラベンダーフェスタ(^^)v

 

 

ついたとたんから、風に乗ってラベンダーの良い香りが・・・

カモミールのあま～い香りも漂ってきます♡

 

 

とりどりの色の組み合わせがリズミカルなお花畑。

 

 

珍しいポピーをみつけました♡

色鉛筆で彩色したような花びらが、薄紙のようで吸い寄せられました・・・

 

 

シンボルツリーから放射状に広がるお花畑。

 

 

テレビでよく見る、北海道みたい。

 

 

梅雨入り前の、晴天に包まれて

みなさん、おもいおもいにすごしておられました♡

 

ここでも、ラベンダーソフトクリームとカモミールソフトクリームを食べちゃった私たち・・・

お花に埋もれて、色と香りに酔ったひとときでした♡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はるのん2号

 

7月8月の営業予定と いよいよ放送「あしたも晴れ！人生レシピ」

 

今年も早や半年が終わり、今日から7月です。

7月と8月の今のところの営業予定と

先日取材を受けた、「あしたも晴れ！人生レシピ」の放送予定をおしらせします！

 

　　　　＜　NHK　Eテレ　＞　

　　　　　本放送 ： 7月26日金曜日　午後　8時～　8時45分

　　　　　再放送 ： 8月　2日金曜日　午前11時～11時45分

 

美杉のヒトビトと風景もあわせて放送されますので

お楽しみいただければ幸いです(^^)v

 

 

東海地方は早くに梅雨入りしていましたが

奈良県に隣接する美杉では、その気配は全くありませんでした。

けれど、庭の栗の花が落ちた次の日

近畿地方の梅雨入りが発表されたのです。

まさに　“栗花落”　で　“ついり（つゆいり）”

植物の体内カレンダーはすごいものがありますね♡

 

 

うちの庭のアジサイも、日ごとに色づきが進み

 

 

立派な蜘蛛の巣が、雨粒のネックレスに変身！

 

 

ご近所さんが丹精込めて育てたバラを、惜しみなく切ってプレゼントしてくださいました♡

イキイキとつぼみがおどっています(*^_^*)

 

 

今年見つけた　“マジカルハイドランジア”　という名のアジサイ。

いつもお世話になっている、美杉の　“庄庵”　というお蕎麦屋さんに

お祝のプレゼント♡

なんと！この春発表された　“ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版”　に

掲載されたのです(^^)v

このほかにも美杉では

あまご料理の　“坂本小屋”　さんと

日本料理の　“朔”　さんが掲載されました！

三店とも予約の上で、味わうことができます(^^)v

素晴らしいお料理を堪能されたあと

もう少し美杉でゆっくりしたいな～とおもわれたら・・・

ぜひ、　“カフェ葉流乃音”　にお立ち寄りくださいませ♡

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はるのん2号