美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

やはり野に置け、それとも…

2018年04月30日 | 美杉とその周辺のイイトコ


伊勢本街道奥津宿のシンボル的な景観に
宮城橋があります。
この橋を渡った先の新緑から
山藤がこぼれ出ています。
下を流れるのは、雲出川です。



やまあいの緑の中
ひっそりと姿を現す山藤には
いつも目が吸い寄せられ、心奪われます!

けれども…
愛知の岡崎公園や、栃木の足利フラワーパークの
圧巻ともいえる藤の姿を、テレビのニュースなんかで見るにつけ
そういうのも一度見てみたいな~と思ってしまうのです…
ところがなんと! 
この津市にも、豪華な藤を鑑賞できるところがありました~♪



こんな光景、見たかったんですよ~
以外にもあっさりと、念願叶ってしまいました~

買い物のため、美杉(山奥)から久居(町なか)に出たとき
いつも行く大型ホームセンター裏の道沿いに
見慣れない“藤まつり”のノボリの列が…
車の進路を変更してみましたが、福祉施設が点在するばかり…
この道でいいの?…とためらいつつ
施設で働いた経験がある私は、それでも遠慮なく車を走らせると
今度はゴルフ場に到着?!

なんとここは、広大な敷地に
障害を持つ方と高齢の方のためのさまざまな施設と
花であふれるゴルフ場がある“かざはやの里”というところでした。
梅500本、藤1800本、あじさい75000株を
“園芸福祉”としてお世話されているそうです。



幾重にも円形に広がる藤棚や、小径が続く藤棚(九尺藤)。



ピンク(本紅藤)や白(白野田藤)、



八重(八重黒龍藤)の藤は初めて見ました。
なんだかブドウの房のようです (^_^;)



花の期間中、ゴルフ場の一部を閉鎖して公開されているそうで
私たちは初めて、グリーンの上を散策しました~
藤がグリーンに映えますね!



「かざはやの里」
津市戸木町4096 伊勢温泉ゴルフクラブ内
電話 059-255-5755
協賛費300円が必要です。

藤の花の競演に酔いながら、美杉に戻ってくると
宮城橋の山藤が「おかえり~」とやさしく出迎えてくれました。
ちょっとホッとする瞬間です。

                       はるのん2号






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5月6月の営業予定

2018年04月27日 | カフェ葉流乃音の営業予定とお知らせ
5月、6月の営業予定です。

よろしくお願いいたします。


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564回目の自家焙煎

2018年04月27日 | カフェ葉流乃音のこと
昔からコーヒーが好きなんです。

といっても、
高校生の頃、初めて飲んだブラックコーヒーは、
ホント~に苦かった!!

喫茶店で、女友達がブラックで飲むのに衝撃(!)を受けて、
「僕もいつもブラックなんだ~」みたいなフリして、
ズズズズ・・・
その時は、最後まで砂糖やミルクを入れずに飲むのが
辛くてつらくて・・・

でも、今から思うと、あのコーヒー、
ホントに苦すぎただけなのかも・・・


店を始めてからの焙煎の回数は、
今朝でなんと564回。
まだ2年弱の営業で、ものすごい回数になっているんですけど、
実は、葉流乃音の焙煎機は家庭用の小さな機械なので、
1回あたり、200g程度しか焙煎できません。
それが2台あるだけなので、
こんな回数になっちゃうんですね。



コーヒーの味は、豆の種類で決まると考えている人が多いかもしれません。
確かに、良い豆でないとおいしいコーヒーにはならないので、
どんな豆を使うかは決定的です。

だから葉流乃音では
スペシャルティコーヒーと呼ばれる
”ちょっといい豆”を使ってます(笑)

でも、ハンドピッキング(欠点豆の除去)、
焙煎方法、焙煎してからの時間、豆の挽き方、
抽出方法などなど、
コーヒーの味は、他の様々な要素にも左右されます。

その中でも、やっぱり一番大きいのは焙煎だと思います。
焙煎は、やればやるほど奥が深くて、
たぶん、永遠に迷いながら
続けていくことになるんだろうな。

葉流乃音が目指しているのは、
ブラックで飲んだことがない人に
ブラックで飲んでもらって、
「おいしい!」と言ってもらうこと。

時々ですけど、そんなお客さんもいらっしゃって、
そんなときは本当に嬉しいですね。



今思うのは、
葉流乃音のコーヒーを、
高校生だった僕がブラックで飲んだら
「おいしい!」と言うか、それとも「苦い!」と言うか。

永遠にわかるはずのないことですけど、
あの時の自分に
「ブラックコーヒーって本当はうまいんだ!」とわからせたくて、
今朝も豆の煎り具合を真剣に見つめていました。

                      はるのん1号
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なじみの関係

2018年04月25日 | 好きなコト・好きなモノ・好きなトコロ
歯医者さんに通ってます…

美杉に移住した以上
こちらで新しく歯医者さんをみつけねば…と
頭ではわかってたんですけど
初めての歯医者さんに行くのには相当な勇気が…
でも治療の必要が出てきてしまって
ど~しよ~ど~しよ~と逡巡していたら
以前通っていた歯医者さんから
点検の時期を知らせるハガキが…

それで毎週のように大阪まで通ってます(^_^);
予約時間に行っても、たいていの歯医者さんは
待合室がいっぱい!
でもそこは予約した私たち(はるのん1号と2号)だけ。
説明もきちんとしてくださるし
治療方針も先生と一緒に考えていきます。
時間のゆとりがやさしさにつながっているのかな。

誰もがニガテな歯医者さん…
(これだけちゃんとしてもらってても…です!)
それだけでいそいそと大阪に出て行っているはずがない!
実はちゃんとお楽しみが…



大阪にいるときは、ありがたみがよくわかっていませんでした…
食道楽の大阪の良さは“安くて早くてウマイ”こと。
大将が“料理人”っていうよりも“職人さん”って感じで
黙々と仕事をしておられます(でもにこやか)。
いつ行っても、変わらないおいしさ。
良いお店は、最後のお茶までおいしい!
いくら忙しくても、トゲトゲしない!
それってホントにすごいことだと敬服します!!
シーズンは終わってしまいましたが
私はここでニガテだったカキフライを克服しました♡
おすすめは“一口カツ(ヒレカツ)”です♡♡



「かつ料理 すえ広」
大阪市住吉区苅田3丁目14‐14
TEL 06-6606-3606

トップの写真は
葉流乃音の庭にもう一本住んでいるオオモミジ
ニックネームは“OKの木”です。
いつも励ましてくれてます!

                   はるのん2号

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春を惜しんで…

2018年04月22日 | カフェ葉流乃音のこと

梅・モクレン・桜・ミツマタ…が次々と春を彩り
入れ替わるようにして
庭のオオモミジの古木が柔らかい新芽をのばし
薄緑色の葉を広げてくれました!

秋の紅葉に対して“青紅葉”という言葉をみかけます。
「まだ紅葉しないカエデ」のことらしいのですが
“新緑”に代わって使われているような感じがします。

庭のオオモミジは、紅葉があまり得意ではないようですが
青紅葉はピカイチ!
木陰に入ると、なんだか守られている感があって…
古民家やお寺の大屋根みたいです♡
シアワセ~



先日、葉流乃音で二胡の会を催しました。
庭のオオモミジも葉っぱをゆすりながら
楽しんでいるようでした。

往く春を惜しみながらの夕べ
奏者の皆さんも、青紅葉に癒されながら
演奏してくださったとのこと。
美杉は人それぞれの過ごし方で
いろいろな体験ができるところなんですね~

                    はるのん2号




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