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美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

結城神社のしだれ梅に酔う

2021年02月25日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

神社の垣根越しに

早くも梅の香りと花が、あふれ出ています・・・

 

 

ここは、しだれ梅で有名な津の結城神社。

“あこぎな”の語源にもなっている

阿漕浦のすぐ近くにあります。

あこぎどころか

本当は孝行息子ではなかったかという

平治さんの哀しい伝説については・・・

ぜひググってみてください!

 

 

梅苑に一歩足を踏み入れたとたん

手入れのゆきとどいたしだれ梅の

饗宴が始まります♪

 

 

新しい枝がぐんぐん伸びて、地面にまで届きそ~

 

 

今日はお天気にも恵まれ、青い空に映えます。

 

 

ふぅ~っ!圧倒されてしまいました!

ちょっとひと休み・・・

 

 

白い梅の小さな花びらが

風にゆすられては、散り敷いていきます・・・

 

 

薄桃色の花びらは、文句なしに可憐です(*^-^*)

 

 

舞妓さんのかんざしを想ったり♡

 

 

花火みたいやなぁ~♡と思ったり・・・

??なんでやねん!

 

 

美人・・・に撮れたかな?!

 

 

梅に鶯・・・も来るかもしれませんが

メジロが連れ立ってやってきました。

#ウメジローで話題になっているそうで

あっという間に、カメラマンに取り囲まれていました(>_<);

私の技術&カメラではこれがせいいっぱい・・・

しかもトリミングしてます(>_<);

 

 

梅の花に酔った後は日本酒?!

三重県には素晴らしい酒蔵さんがいっぱい!

寒紅梅に宮の雪・・・好きだなぁ~じゅるる・・・

 

長谷さん、楽しい時間をくださって

本当にありがとうございました (*^-^*)/

 

 

津の市街地から美杉への帰途。

雲出川にかかる千代橋からのぞむ、大好きな風景・・・

お山に帰るぞ~という感じが好きなのです♡

 

                  はるのん2号


芸術とたわむれて・・・室生山上公園 芸術の森

2020年11月17日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

今年の紅葉は、色が濃くてキレイだと評判です♡

室生寺から山の方に少し上がったところに

「室生山上公園 芸術の森」というところがあり

以前から気になっていたので、訪ねてみました。

 

 

ここは地滑り対策と、過疎対策を背景に

作られた公園とのこと。

 

 

地元出身の彫刻家、井上武吉という方が

村をフィールドミュージアムとなるよう、森の回廊を計画し

イスラエルの環境造形作家、ダニ・カラヴァンという方が

設計・監修し、2006年に開園したそう。

 

 

自然の地形を生かしながら

いくつものモニュメントがあります。

 

 

北緯34度32分に沿って、重要な神社仏閣が並んでいることから

「太陽の道」と呼ばれているのですが

これはその太陽の道を視覚化したモニュメント。

 

 

「天文の塔」のスリットからのショット。

 

 

いい感じにサビでおおわれた「天文の塔」の周りには

水がたたえられています。

 

 

ちゃんと階段があるのに、直かに登頂を試みる女の子たち・・・

子どもってオモシロイ!

 

 

「ピラミッドの島」と「鳥の島」が対峙する風景・・・

さざ波が渡ります。

 

 

ピラミッドの中に入ると、景色がフレームに切り取られて・・・

 

 

「鳥の島」は鳥のための島。

ヒトは立ち入れません・・・

 

 

ピラミッドの中から、若者たちがゾロゾロ・・・

修行僧のように、みんなうつむいてる!

 

 

「ステージの島」。

人々が思い思いに過ごしているようでいて

逆光に浮かび上がる群像劇の演者・・・

 

 

1枚目の写真と同じ「螺旋の水路」。

ぐるぐると、歩いてみたくなるなる!

 

地形に沿って、モニュメントを楽しみながらの散策。

ソーシャルディスタンスをとりつつ

秋晴れの一日を堪能しました。

                                        はるのん2号

 

<室生山上公園 芸術の森>

 奈良県宇陀市室生181

 Tel.0745-93-4730

 火曜定休と冬期休業あり


20年目の桜の森

2020年04月09日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

定休日の火曜。

買い出しの帰途に

奈良県宇陀市榛原内牧にある「内牧区民の森」に

立ち寄ってみました。

 

 

平成10年9月、台風がこの地域を襲い

樹齢100年超のスギやヒノキが

壊滅的な被害にあったそうです(>_<);

 

 

それを逆転の発想で

「桜を植えて、毎年みんなで花見を楽しもう」と

平成12年に、まずは30本のソメイヨシノの苗木を植樹。

 

 

翌年には住民から寄附を募り、さらに500本の桜の苗木を購入。

2年の歳月をかけて植樹し

「内牧区民の森」として整備されました。

 

 

山々の稜線が連なり、桜の花が雲海のように広がっています。

・・・ってことは、桜海?!

 

 

傾き始めた陽光に照らされた可憐な花。

 

 

幹の間から望む山波と桜海・・・

 

 

誰もいなかった森に、愛犬同伴のおじさんが登場。

リードを外してもらって、自由にお散歩・・・

倒木の切株と、桜の立ち木が連続する

不思議な光景・・・

 

 

新型コロナウィルスの流行で

未だ先が見えない日々・・・

逆転の発想で “こんな時だからこそできること”

見つけて過ごしたいです(*^^)v

 

 

季節を重ねて着実に育ち

たくさんの花を咲かせる、530本のソメイヨシノ♡

樹齢20年の、若い木々の成長が楽しみな森です(*^^)v

 

               はるのん2号

 


伊勢本街道 奥津宿 のれん街

2019年12月20日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

今年も余すところ、あと10日・・・

ここ美杉では、クリスマスよりもお正月準備に余念がありません(>_<);

家々の南天や千両・万両の赤い実までが

待ちきれずに、こぼれ落ちそうになってます・・・

 

 

年末の28日、大阪の玉造稲荷神社から

“伊勢迄歩講(いせまであるこう)”と出発した人たちが

31日早朝に、この奥津宿の通称“のれん街”を通ります。

 

 

約170kmの道のりを、伊勢神宮めざし4日間かけて歩くそうで

約100名が足早に通り過ぎて行きます!

 

 

初めて出会ったときはビックリ!

なにせ何も知らずに、雨どいの枯れ葉落としをしていたのですから・・・

 

 

「伊勢本街道を活かした地域づくり協議会」の

手芸上手なお姉さまがたが作ったのれんを

家々にかけて旅人をお迎えしています。

これはJR名松線の伊勢奥津駅ののれん。

 

 

駅を出た左手には“のれん街”の看板が。

カフェ葉流乃音もこちらの方向です(^^)y

 

 

右手に見えますのは“はるやん食堂”

はるのんとは一字違い!

その昔、食堂だったそうです・・・

 

 

そのまま坂を下っていくと、奥津宿のシンボル的存在“ぬしや”さん。

津市の街かど博物館のひとつになってます。

これまた“のれん街”の矢印に従って、左へ。

 

 

ここはかつての立派な味噌屋さん。

残念ながら、今は営業されてません・・・

 

 

その先には交番。

ここにものれんが(^^)/

この並びに、かつての造り酒屋“稲森酒造”があり

その前の道を右に曲がると・・・

 

 

手づくり感満載の看板が・・・(>_<);

この先を行くと、雲出川にかかる宮城橋があり

そこを渡った先のおうちにものれんが・・・

 

 

そのまま道なりに進んでいくと・・・

 

 

こんな案内看板も。

 

 

ここは昔、旅館をされていた家。

総2階の立派な建物です。

 

 

元旅館の前の細い道をゆけば、延命地蔵の“おんばさん”。

大きな銀杏の木がお出迎え。

ここにも手づくり感満載の看板が・・・

 

 

カフェ葉流乃音のひとつ手前のおうちののれん。

ハイカーの絵柄が楽しそうでカワイイですね♡

この家の前を通り過ぎると・・・

 

 

カフェ葉流乃音に到着!

お疲れさまでした~♪ いらっしゃいませ~♪♪

 

こののれんは、2号の弟が

私たちの話を聞いて描いてくれたショップカードの図案をもとに

同会の筒井房子さんが作ってくださいました。

とてもお元気で、つい最近もお友だちとランチをしてくださったのですが

11月に急逝され、とても寂しくおもっています・・・

房子さん、1日でも長くこののれんを掲げられるように

私たちもがんばりますので、見守っていてくださいね♡

本当にありがとうございました・・・

 

 

 

この行灯も、松阪にある“光れ街道夢おこしの会”が提供してくださったもの。

この灯りを頼りに、人々が行き交う伊勢本街道になりますように!

せめて、昼間だけでも・・・⁈

 

 

今年1年、いろいろとありがとうございました。

カフェ葉流乃音は、年内23日まで営業し

年明けは、4日から始めます(^^)y

 

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

                         店主一同(約2名)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


めざせ!アサギマダラの郷

2019年10月20日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

10月の半ばくらいから “渡り蝶” のアサギマダラが、美杉に飛来しています!

海を渡り、2000km以上も旅をするそうです・・・

 

 

美杉では “アサギマダラの郷” をめざして

アサギマダラが大好きな “フジバカマ” をあちらこちらで栽培しています。

こちらは今年、伊勢奥津の駅近くにできたフジバカマ畑。

美杉中学校の皆さんの手によるものです。

 

 

フジバカマにはピンクと白があって

開花すると、ふんわりあま~い香りがあたりに漂います。

 

 

ここのところの雨続きで観察もままならず、少しの晴れ間がチャンス!

日がさして、空気があたたまってくると

甘い香りに誘われて、集まってくるようです♡

 

 

アサギマダラだけでなく、他の蝶も集まっています。

 

 

身体は黒地に白の水玉模様で、なんともオシャレ!

羽の白い色に見える部分が “浅葱色” をしているので、アサギマダラと呼ぶとか。

確かにこの日飛んでいたアサギマダラの中で

ひときわ美しい灰がかった水色をした個体が優雅に飛んでいました。

 

 

花にとまった瞬間は、羽を閉じたり広げたり・・・

食事に夢中になると、羽は閉じたまま・・・

時折思い出したように、羽を広げてはまたすぐ閉じます。

広げた羽は5~6cmだそうですが、飛ぶともっと大きく感じます。

 

 

なので、羽を広げた姿をカメラに収めるには 「 “置きピン” をして待て」と

美杉でアサギマダラの写真といえばこの人!というヒトに教えてもらいました(^^)v

 

 

光に透ける羽の模様が繊細な切り絵のようで、本当に美しい~♡

アサギマダラとたわむれた、シアワセ~な朝のひとときでした。

 

 

須郷の里のへなちょこカメラマン、はるのん2号の写真が使われた案内看板。

須郷の里の入り口、雲出川にかかる宮城橋の手前に立ってます。

どうぞお見逃しなく~(^O^)/

 

                                           はるのん2号