哀・地球博……もとい愛・地球博に行ってきますた。

愛・地球博に行ってきますた。


　哀～ふるえる哀～それは地球博～♪
　シャトルバスは２時間待ちコンビニは入場制限～♪
　パビリオンに並ぶ屍の列～熱中症で戦線離脱ッ！

　先週３日(土)に、ようやく地球博へ行ったヲタ夫婦が通りますよ。
　友人Ａ夫妻に「地球博のチケットあるからいっしょに行かへんか？」と誘われてから約２ヶ月、ようやく双方の予定が合致して行くことになったわけだが……
　
　ぶっちゃけ結論から云うと、ものごっつい人混みでした。
　
　コミケで人混み慣れしてるはずの私でも「もう勘弁してくださいごめんなさいもうしませんもうしませんから～ッ！」と誰かれともなく謝りたおしてしまいそうな勢いでした。
　それもそのはず、入場者数は過去最高の249,873人。約25万人だよ！(笑)　過去20万人を越えたのは7/17だけ（215,976人）。ぶっちぎりの最高記録です。なんでこんな日に行ってしまいますかオレたちってやつは！
　
　朝4:30に出発して、ながくて南駐車場についたのが7:45頃。地球博ではパーク＆ライド方式ってのを採用していて、マイカーで来た場合は会場周辺の有料駐車場に一旦車を駐め、駐車場からシャトルバスで会場に向かうことになっています。渋滞緩和と排ガスによる環境負荷の軽減（エコを唱っている博覧会だからね）のためにとられた策です。
　ところが！　このシャトルバスが待てど暮らせど来ない。待ちぼうけが１時間をすぎたあたりから「こりゃどうなってんだ」と次々に客たちの不満が噴き出してきます。バスは来ない、バス待ちの列は増える一方、がんがん駐車場に車が入ってくる……いつ会場に着けるんだろうとイライラしていると、あることに気づきました。
　マイカーを駐車場へ誘導するルートと、シャトルバスが会場から駐車場へ向かうルートが同じだということに。
　マイカーの渋滞にシャトルバスが巻き込まれて、なかなか駐車場まで辿りつけないんだな、要するに。
　
　なんでシャトルバスとマイカーのルートをいっしょにするねん！　どんな動線計画やねん！　渋滞緩和にぜんぜんなってへんやろが。適当な仕事してんじゃねえぞ博覧会事務局！！

　そうこうするうちに、臨時のバスが別ルートからやってきて、結果２時間待ちでバスに乗れました。やればできるやんけ。もっと早くルート変えてバス走らせろや！！　会場まで歩くと１時間くらいかかるんだよね。幼児連れだし、入場前にいきなり徒歩１時間は酷だから待ったけどさ。どうなのそれどうなのよ。
　あとで、ごっつい入場者数で許容量オーバーだったんだってわかったけれど、バスとマイカーの動線の考え方が根本的にまちがってるやろ。これから閉会間近になって駆け込み入場者が増えるやろうし、土日と敬老の日の連休は特に混むやろうなあ。対策はちゃんと立ててるんやろか……立ててへんやろな。



　初っ端から挫けそうになった私らですが、なんとか西ゲートから入場することができました。最早パビリオンの予約をとることはかなわないからと、あとは適当に入れるところに入って喰うもん喰おうということに。
　グローバルコモン６のタイ館にて、ナンとカレーを掻き込む私たち。ナンは窯で焼かれた本格派でウマー(゜д゜)。カレーは激辛だったけど(゜д゜)ウマー。
　


　冷房のきいている展覧車を横目に、三菱未来館に並んでみることに。
　


　大阪万博からこっち三菱は「未来館」がデフォのようです。テーマは「もしも月がなかったら」……創世記の地球の後頭部に流星が激突して月ができ、地球の自転軸も変わったって話はおもしろかった。



　これは前座で館内案内をするロボット「wakumaru」１号くん。スカート付きデス(笑)。



　会場へはペットボトルの持ち込みは禁止されているので、水筒２本を持参してたんですが、あっという間に飲み干してしまい、補充しようと自販機に行けば……長蛇の列。もちろん列をなしているのは自販機だけじゃない。ファストフードを売ってる簡易店舗やワゴンも列列列。コンビニや土産物屋なんか入場規制されてます。
　人が10万越えるとパビリオンは３時間待ちが当たり前です。もう15万人も25万人も同じこと。ただし、パビリオンに並んでらんねえとあぶれた人たちの数がおそろしいことになっているのです。
　でも、せっかく来たんだから万博を楽しまなくては。
　次に足を向けたのが、リニアですよリニア！　最高時速581kmですよ。
　


　おお！　見てよ見てくださいよこの流線型！　かっちょええ！！



　客室内部はこんな感じで通り抜けできます。片側だけ座席を残して通行しやすくなってます。



　側面はこんな感じ。実際に乗ってみたいなあ。
　そして、リニアの前でおちゃらけるヲタ夫婦。わしらの顔はプライバシーの保護というよりはむしろ見苦しいモノを隠すため、笑い男にゴーストハックしていただいております。
　


　パビリオンではリニアの速さを体感できる３Ｄシアターと、リニアの浮上走行の原理が解説されている超電磁ロボ超伝導ラボが楽しめます。
　で、リニアのかっちょ良さに興奮した世帯主、鼻息も荒く売店にてリニアグッズをいろいろとお買いあげです。



　まず、チョロＱリアルタイプ。チョロＱなので、デフォルメされてはいますが、上部の空力ブレーキやドアが開閉するのです。



　そして、プラモデル。「MLX01-1」と、



「MLX01-901」が１セットずつ入っています。



　パッケージがめちゃめちゃかっちょええのだわ。中身の詳細は追って「ヲタク夫婦の出たトコまかせ。」にて。＞世帯主'sコレクションだから。

　リニア見たらなんだか満足しちゃったね、というわけで、「どだ！企業パビリオン様だ！まいったか！！」といわんばかりのTOYOTA館とHITACHI館を眺めながら、夢みる山まで行ってみる。
　


　そうです、押井守監修の「めざめの方舟」を上映しているところです。
　


　以前、友人Ｓちゃんが我が家へ泊まりにきたとき、ここの映像を収めたDVDを持ってきてくれて観たせいか、入れたら入ろうというつもりでした。で、実際行ってみたらとても入れる状態ではなかったので、早々に諦めることに。整理券もらうのに何時間も待ってられませんよ。
　しかし、傀儡謡爆裂なBGMにのって意味不明な映像が流れるこれを（とくに犬はコワイよ、絶対子ども泣くよ）こんなに大勢の一般人が並んでまでして観るなんて……いいのかいいのかそれで(笑)。
　でも、精霊「汎」の造形はちょっと見たかったかも。＞人形萌え。
　パビリオンといえば、一番待ち時間が長かったのは、やはりドイツ館でしたね。300分待ちだったし(笑)。ライドは乗りたかったけど、300分じゃなあ……話になりません。
　ドイツ館の列を眺めながら、スペイン館のサッカーコーナーを堪能したり、インド館でカレーを食べたり（またカレーかよ！）するうちに、日が暮れてそろそろ帰ったほうがいいかも、という頃合いになりました。帰りはシャトルバスに乗るのに５分もかからず、実にスムースに駐車場まで戻れたよ。
　たぶん、あまりの人出にうんざりした人が早めに帰ったから分散されたのかも。とにもかくにも、疲れたよ眠いよパトラッシュ……。
　最後にこれが私が買ったお土産。



　モリゾーとキッコロのカプセルです。中に何が入ってるのかというと、



　キャラメルと小さなフィギュアです。チャイナ服を着たモリゾーとキッコロ。台座には「2010　上海」と書いてあります。次回の万博を言祝いでいるのな。



　てなわけで、哀・地球博レポでした～。

※ホビーフィギュアサイトさんの巡回とか、フィギュアのレビューとかがまたまた滞ってます。すみませんすみません。
　明日付けでプリキュアMAXHEARTエクセレントモデル＠メガハウスのレビューをやっつけてしまう予定です。Fateのトレフィギュとかアイランドリゾートもええ加減やっつけたいなあ。が、がんばります……＿|￣|○


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