略してハガセン。メインは萌え系たまに燃え系時折ヲタ的雑記まれに旅日記、とまあ適当に。
鋼ノ専業主婦的物欲生活。
ピンキーとサントリー山崎蒸留所へ行く(改)>神林長平風ヽ( ゜∀゜)/
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ピンキーを連れてサントリー山崎蒸留所へ行ってきました。
大阪と京都の境、男山と天王山に挟まれ、木津川・宇治川・桂川の3つの川が合流するという山崎には、サントリーのウィスキー蒸留所があります。
ここを見学すると漏れなくタダ酒が呑めるとあって、いやしい私は何度か見学にかこつけてタダ酒を呑みました(笑)。
が、今回は有料のワークショップを受講するのです。受講料1,000円払うだけのものなのかどうなのか……あくまでもせこい私は、ヘンリエッタピンキーとワンフェスピンキーを連れて出かけました。よく考えると、ピンキーを連れてのお出かけははじめて。晴れてこの秋ピンキストデビューです。
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てなことを書いたのは去年の11月のことでした。
そして、先日またまた山崎蒸留所に工場見学にカコつけてタダ酒を呑みに行ってきたのであります。去年のレポが中途半端で終わってしまったので、今回行って見て呑んで撮ったことを交えて改訂版としてお送りいたします。
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山崎蒸留所は、JR山崎駅または阪急大山崎駅から徒歩で約10分。JR山崎駅からだと大阪方面へ戻る形で旧い町並みの残る路地を辿り、JRの踏切を越えれば、そこにはでんとした構えの建物が現れます。
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門をくぐってすぐの守衛さんのところで見学受付を済ませて、いざゲストハウスへ。工場とゲストハウスの間を走っている道路は、サントリー所有の私道ではなくなんと一般道。学校帰りの小学生がランドセルを背負って歩いてたりします。
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玄関へ入るといきなり階段が。1階にもパネルなどの展示物はありますが、メインフロアへは一旦2階へ上がってから行く順路をとります。
ちなみに、ゲストハウスの床材や柱などは、ウィスキーを熟成させる樽材の再利用だそうです。いい塩梅で煤けていてもちろん丈夫。こういう赴きのある建物の建材としてはうってつけですね。
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そうして、2階から階下を見下ろすと、大きな蒸留釜や発酵樽が。
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黒光りした蒸留釜はこの蒸留所のシンボルとして、フロアの中心で威風堂々と存在感を誇示していました。発酵樽はというと、
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内部は棚になっていて、世界の名だたるウィスキーたちがずらり勢揃い。酒好き、ウィスキー好きにはたまりまへんな。
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山崎蒸留所トリビア3つ~!(以前ガイドさんから聞いたうろ憶えな話なので、ガセビアだったらごめんなさい)
・寿屋(ブキヤじゃないよ、サントリーの前身だよ)の創業者鳥井信治郎が山崎の地を選んだのは、名水の里だったことに加え、木津川・宇治川・桂川という水質や水温のちがう3つの川がぶつかり合うことで、霧が発生しやすい立地なのがウィスキーを醸造するうえで重要だったからだそうだ。
・山崎蒸留所では1924年にウィスキーの醸造を開始。ウィスキーが形となり、商品となるには、最低でも6年の歳月が必要だから、来る日も来る日も仕込みを続けるしかないわけで、蒸留所には大量の二条麦が搬入されていた。すると、そんな蒸留所の様子を見ていた近隣の人たちの間では、「あそこには『うすけ』という妖怪が棲んでいて、毎日毎日たくさんの麦を食い散らかしている」という噂が流れたそうな。『うすけ』というのは、『ウィスキー』が訛った言葉ですが、たしかに麦と水が酒になるとは思ってもみないだろうし、錬金術のなれの果てが、京の都は天王山の麓で、妖怪に変化したとて何ら不思議はないかも。
・資金難で仕込みの材料が調達できなかったため、1925年と刻まれた樽はなく、蒸留所唯一の欠番になっているらしい。
発酵樽だけでなく、館内には世界中のウィスキーの原酒がぎっしり並んでいる「ウィスキーライブラリー」が形成されています。圧巻です。
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館内を一通り見たらば、いざ工場見学へ。ゲストハウスから公道を横切って工場へ向かいます。この日も大勢の見学客で賑わっていましたよ。ほとんどが天王山散策帰りのシルバーな紳士淑女たちでしたけどね。皆さん元気です。
ウィスキーの製造工程ですが、まずこの大きな釜で麦汁をつくります。
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できた麦汁を樽に入れて発酵させ、もろみをつくったら、それを蒸留釜で蒸留し「ニューポット」を生成します。蒸留釜の形によってニューポットの質はちがってくるみたいで、ひょうたんのように途中が膨らんでる釜では対流時間が長いので比較的軽めのものが、すっと細くなってる釜では成分が生成されずに残るので比較的重めのものができるそうです。
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で、アルコール度数70%ほどにもなる無色透明なニューポットを、樽に詰めて熟成させ、あの琥珀色の液体へと変貌させるわけです。ひんやりと涼しい貯蔵庫(エアコンとか使って温度調節はしてないそうだよ)にぎっしり並べられた樽は壮観ですわ、ほんまに。
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さらに貯蔵庫から出てきたら、山崎の名水を湛えた緑美しい風景があったり。山崎ええとこ一度はおいでどっこいしょ。
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そして、お待ちかねの試飲という名のタダ酒かっくらいタイム!! 山崎12年と響12年を時間のかぎり呑み放題。ステキすぎ。ちなみに↓は去年のワークショップでの写真。このときは山崎だけでなく、グレンフィディックやボウモアの12年っていうアイラモルトまで呑み放題でした。1000円払ったけどね。
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試飲を終えて外へ出ると、かわいい花がたくさん咲いているので、ようやくピンキーの出番ですよ。上が去年撮ったワンフェスピンキーたん、下が今回撮ったワンフェスピンキーたん。ちょっとは成長してるかね、わし(笑)。
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そんでもって、これが今回のベストショット。100枚撮ってこんなのが1枚撮れたらラッキーですわ。
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団体さんが早々に引き上げたあとは、のんびりと1階のカウンターで休憩がてら、山崎の18年と25年をワンショットずつ頼んでみることにしました。ちなみに、メーカー希望小売価格は18年が1本21,000円、25年が1本25,000円也。めがっさ高!! それをワンショット18年が500円、25年が2,000円で呑めます。バーで飲もうとしたらこんなお値段では呑めません。
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手前が25年で後ろが18年。18年は、シェリー樽で寝かせたというだけあって華やかでフルーティな香り。それでいて重厚な味。12年とはぜんぜんちがいます。さすがはIWSCで日本初最高賞受賞の逸品。しかし、25年を呑んでみて驚嘆っすよ。今まで呑んだことがない味だもの。これはウィスキーですかそうですかうそーんって感じ。香りはメイプルシロップ、それもピュアでめがっさ高価なやつ、味はスモーキーっていうかウィッディ。見知らぬ希少な香木に漬け込んだお酒って感じ。未知の世界ですよ。巧く表現できないけど。2,500円払って貴重な体験をさせていただきました。
カウンターでは、サントリー選りすぐりのきれいなおねーさんが世界のウィスキーを手ずから注いでくださいます。皆さまもいかがですか? ただし、車でのご来場の際はお酒は飲めません。なっちゃんを飲んでください。
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また来るよサントリーさん!あばよ! 玄関前の蒸留釜に叫びながら、山崎を後にしました。
最後に、私のお薦め土産をば。
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ローヤル12年使用のウィスキーボンボン(ちゃんとウィスキーの香りと味がします)。山崎12年使用のウィスキーケーキ(しっかりとウィスキーが染みこんでます)。引退した樽材で燻したチーズ「樽薫」(おつまみに最高!)……以上です。
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ピンキーとUFOキャッチャーが好きでして、はるひさんやミスランディルさんのブログが楽しいので自分でもブログを始めてみたりしています。。。
いつかご挨拶を♪と思っていました。またお邪魔するかとおもいますがよろしくお願いします。<(_ _)>
ウチの近所にはサントリーのビール工場はありますですよ。この写真の素敵な山崎ウイスキーとは違って、ただの工場ですがねん(^^;
中に入るとビール臭だけで酔ってきますですよ。
つか、ヘンリエッタだー!!O(>_<)O
なんか欧州かどこかで子供に見せちゃいかんアニメのNO.1に輝いたガンスリですねー。
山崎が血の海になってなければいいけど(笑
ようこそいらっしゃいませ。
> ピンキーとUFOキャッチャーが好きでして、はるひさんやミスランディルさんのブログが楽しいので自分でもブログを始めてみたりしています。。。
ピンキーとUFOキャッチャー! 趣味が合いますね(笑)。もっともUFOキャッチャーは世帯主任せて私はときどき嗜む程度なんですが。
ウチは雑食系フィギュアサイトですが、お気に召していただけてうれしいです。
gooさんでブログはじめられたんですね。(*´∀`)人(´∀`*)ナカーマ
gooブログは融通が利かないですけど、扱いやすいサービスですから、無理せず更新つづけてください。
あとで、こちらからもリンクさせていただきますね。
君さ、昔っから「許してクダサイ」なキャラやってんな。君のブログみてつくづく思った。
> 師匠、やっぱ画像キレイで構成もセンスが伺えるッス!さすがです!
いやいや、屋外でフィギュア撮るのってごっつ難しいよね。もう大変(;´Д⊂)
使えない写真が何枚もあって、しょっぱい思いにかられてます。
まだ写真アップ途中なんだけど、めげそうです。がんばります。
山崎の近く、長岡京にもサントリーのビール工場があって、そこにも何度か行ったことがあります。>酒呑みかー!
> なんか欧州かどこかで子供に見せちゃいかんアニメのNO.1に輝いたガンスリですねー。
まあしょーがないすよねそれは(笑)。
でも、彼女たちはあれはあれでごっつ幸せなんだけどな。>そうなのか。うんきっとそう。
> 山崎が血の海になってなければいいけど(笑
銃は持っていかなかったから大丈夫!