略してハガセン。メインは萌え系たまに燃え系時折ヲタ的雑記まれに旅日記、とまあ適当に。
鋼ノ専業主婦的物欲生活。
カリ城はコナンでの「貸し借り」がなければ誕生しなかった作品なのだ。
HGシリーズ ルパン三世カリオストロの城 カリオストロイマジネイション
「クラリス!」「おじさま!」というわけで、今日はカリ城のガチャです。それも、セレクトされているシーンから察するに、相当カリ城に思い入れがあるマニアな人がつくったねと思える仕上がりですね。ガチャにしては、かなり凝ってますもん。少なくとも、次元のファンであることはたしかかと。
ラインナップは、シトロエンC2Vごと崖から落ちたクラリスをなんとか木の根っこ一本で助けるんだけど、結局落下しちゃっておまけに根っこが脳天直撃して気絶するルパンとルパンにかばわれて無傷なクラリス、クラリスが手袋ごと忘れていった指輪を見て目の色変えたルパンに「なんか隠しごとしてやがるな」と詰め寄っても白状しないのでコブラツイストをかける次元、塔に閉じこめられたクラリスを再度助けにきたルパンが「クラリス、お迎えにきましたよ……不二子ーロープだ!」「偉そうに云わないで!」(と云いながら腰からロープをびゅんびゅん出す不二子)のやりとりのあと、屋根へ上がってきたクラリスと抱き合うシーン、伯爵との結婚式にローマ法王に化けたルパンが潜入してクラリスを奪取してくる間カップ麺をつくって待機している次元、の4種です。>いちいち説明が長えよはるひ! だってアホほど見てるから憶えてるんだもん(笑)。
ルパン三世 PERFECT BOOK 完全保存版 別冊宝島 (737)【amazon】の巻頭に大塚さんのインタビューが載っていて、カリ城や新ルパンの145話(死の翼アルバトロス)と最終話(さらばいとしのルパンよ)について触れてはるんだけど、
宮崎氏が『カリオストロの城』を監督することになったのは、僕が宮崎氏のテレビ・シリーズ初演出作品『未来少年コナン』の作画監督を引き受けたから。そのお返しに、今度は、僕が東京ムービーからルパンの劇場版をやることになったとき「『コナン』を手伝ったんだからやってくれ」とお願いして実現したもので、いってみれば「貸し借り」の世界ですね。
なんて云うてはりました。うへえ貸し借りかよ。貸した金返せよ今すぐ返せよ♪かよ。俺コナンやったからカリ城やってよ、という両巨匠の結構軽いノリで産まれたのが、あの名作なんですな。
思うに、カリ城のことを悪く云う人ってそうはいないはず。みんななんだかんだ云うても好きだよね。なんていうか、楽しいことやおもしろいことがぎゅっと詰まってるのよな、カリ城には。宮崎駿の「美少女はこうでなくとはというヲタ男的願望」と大塚康生の「銃と車への飽くなきこだわりとガキ大将的躍動感」がうまい具合にミックスされた、スバラシイアニメなのだ。
新ルパンの145話と最終話については、
2作品とも今でこそ高い評価を得ていますが、完成したフィルムをテレビ局に届けに行ったとき、局側から受け取りを拒否されているんです。絵柄もシナリオコンセプトもそれまでのシリーズ作品と異質なものが納品されたのだから、局側の態度も無理からぬことだったかもしれませんが、少なくとも質的にいい作品を見抜く目はなかったといえます。
……そらそうだわな。あきらかに浮いてたもんなあの2作は。「さらば~」のニセルパンって今まで154話かけてやってきたこと(145話は除く)を暗に全否定してるだろオッサン!って感じだったもんね。旧ルパンの打ち切りのことを蛇のように根に持ってたんのかよ宮崎駿。なんて粘着質さん、この粘着モノ!
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コメント ( 6 ) | トラックバック ( 0 ) |
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私はプロローグに打ちのめされましたね。
ジャンケンに負けてフィアットを修理する次元。世は事もなき平穏な時間を楽しむルパン。そこに追われる少女の車が・・・
一転してJazz調のテーマが子気味よく鳴り出し、息をもつかせぬカーチェイス!
「うおっと危ない!」で曲が止まり、持ち直してテーマ曲も仕切りなおし!
かぁ~!シビレル!O(>_<)O
本当にどこを取っても美味しいアニメですよねー。
>。「さらば~」のニセルパンって
ラピュタのロボットが出てくるやつね(^^;
あのロボットはなんか大昔の映画に出てくるやつらしいですね。
ルパンもクラリスもお互いにお互いのことをドリームで曇った眼で見てるから、別れた方が美しい思い出のままでいられるんじゃないかと。
> 私はプロローグに打ちのめされましたね。
「平和だねえ…」ってやつね。
「炎のたからもの」が流れるオープニングもすごくいいですよね。フィアットに乗ってカリオストロ公国へ行くルパンと次元。「あんな旅をしてみたい」って思わせる演出が心憎いです。
カリ城は名場面が多すぎて、どれがいいって決められません(笑)。
> あのロボットはなんか大昔の映画に出てくるや
> つらしいですね。
宮崎駿のすごいところは、誰もそんなに知らねえよってところからネタを持ってきて消化しちゃう点ですよ。よくよく調べないと元ネタが何かわからないっていう。
コールタールのような濃ゆいヲタだ(笑)。
なんか宇宙で地球の自然環境を再現してるプラントみたいな宇宙船があって・・・色々あって(忘れたw)人間がいなくなり、最後にそのプラントだけが宇宙を漂っていく・・・そこに動物達と世話をするロボットの姿がチラリ・・って、ラピュタの最後の方と雰囲気がおんなじ!
たぶんあれが元ネタかと?
「奴はとんでもないものを盗んで行きました
それは
あなたの心です!」
ドオォォォン!!何ィィィオオッツ!?
不覚にも、銭形のとっつあんにまで痺れさせられました。
で、五右衛門、不二子は居ないのですね…。
> ラピュタの元ネタ映画と思われるのを深夜TV枠で観たこ
> とあります。
おお! なんていう映画ですか? 観てみたいですよ!
>まつりちゃん
> 不覚にも、銭形のとっつあんにまで痺れさせられまし
> た。
原作のとっつぁんは結構渋いよね。
アニメもシリーズを重ねるごとに「ダメダメ刑事」のレッテルを貼られてしまってなんだか可哀相ですよ、とっつあんってば。
> で、五右衛門、不二子は居ないのですね…。
いないのよう(泣)。このクオリティなら絶対不二子も美人なはず!
…それがアニメでアレでは不憫ですのう。
でも、ルパン三世の子供の話、
「ルパン小僧」では、不二子もしょーもないっつーか、どうでも良いっつーか。
格好が良いのはルパンだけで、早々に終わりましたね…。