納骨堂の購入

実家の納骨堂が、嘉麻市の真行寺にあるんです。
ここから車で山を越え、１時間半くらいのところです。
遠くなので、
私たちもいままで１～２回くらいしか行ったことないんです。
お盆の時は、遠いお寺から
お坊さんがお経をあげに来ていただいています。

義父はこの先のことを考え、近くに移すことを考えました。

秋のシルバーウイークは、霊園めぐりでした。

このあたりには、霊園が３っありました。

大宰府メモリーパーク
福岡中央霊園
龍華寺

それぞれの霊園は、お墓を買って年間の管理料を払うというものでした。
お墓を買うとなると、２００万円前後はかかりそうでした。
お盆のときは、霊園から紹介してもらうお坊さんに来ていただいて、
お布施の料金も、３万と決められていました。
お寺のように、納骨堂は、独身の方、子供さんがいらっしゃらない方に・・・
ということでした。

霊園にお墓を購入しようかと考えていたんですが
春日市にある、浄土真宗のお寺（浄運寺）にも話を聞きに行ってみると・・・・
立派な納骨堂のビルがあり、
なんだかここだ！って感じでした。
　　　　　
義父も、直ぐに納得！
７階建の納骨堂４階に決定です。

嘉麻市の真行寺にも、お骨を移すことを承諾していただき、
１０月１０日に納骨堂にあるご先祖様のお骨を取りに行くことになりました。
そこには、３つの骨壷が入っているらしいです。
その日のうちに、春日市の浄運寺に納骨してきます。
　　　
納骨堂だと、１２０万位で、管理料も年間１万円です。
お墓のように草取りなどしなくていいので助かります。

今回、色々勉強になりました。
お骨を移すことを、改葬ということ。
その手続きは、骨がある役所で改葬の書類を貰ってきて、
お寺の印をいただいて出すことなど。

供養は３回忌、７、13、17、25、33、50回忌、
そして、その後は土に返すそうです。

浄土真宗では、目に見えない物にはこだわらないそうです。
たとえば、霊がついているからお祓いをするとかはしない。
ご先祖様や、故人を偲ぶ法事は、
仏様のみ法（みのり）を中心に行うそうです。
仏様は、私たちを救ってくれるそうで、
み法（みのり）を聞くことは私たちが救われることだそうです。

２０１１年は、浄土真宗の７５０周年だそうです。
そのための寄付金が門徒にお知らせとしてくるそうですが、
「民主主義の近年は、心ある方だけということで、
あまりご負担になさらなくて結構です」
と、坊守（ぼうもりさん＝住職の奥さん）がおっしゃっていました。

信仰心のないわたしでしたが、
ちょっと、おごそかで、厳粛な気分を味わってきました。