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はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

お正月の舞妓変身体験

2007-01-11 00:06:07 | 京都・舞妓さん変身体験

お正月の舞妓変身体験をしました。
今まで舞妓変身をした事はあっても正装は初めて。素敵な黒紋付を着せて戴きました。髪は本物の舞妓さんが通う美容室で正装の時に結う髪型の一つ、奴島田を結いました。ストレス太りでまん丸で公開するのは恥ずかしいですが・・・(^^;)
今回着せて頂いた黒紋付は縫い取りがたくさんあるのでより重いです。私は図体の割には腕の力がないので褄を持つのに耐えられず、凄く変な持ち方になってしまいました。帯は新しい帯だそうで絞めるのが大変そうでした。襟はなんとプラチナが織り込まれているという大変豪華な物でした。簪は何年か前のデザインで、ある芸妓さんが舞妓さんの時に挿していた物だったそうです。

 

  

 

変身をしたお店は元置屋さんなので町屋の造りです。変身が終わった後に玄関で縁起物の福玉を持って写真を撮らせて戴きました。最近は滅多にないようですが、大晦日は舞妓さんがお茶屋さんを廻って、ご贔屓さんがお茶屋さんに預けた福玉を貰うそうです。私は福玉は自分で購入しましたけど。

 

 

今回はお正月は日本髪で過ごしたので、元日は新しいお着物と草履をおろして初詣に行ってきました。今年は去年よりもずっと良い事があるといいなと思います。舞妓変身体験を通して花街や京都の伝統や文化に触れられるのが嬉しいですね。   

 

 

※舞の振り付けについては素人が見よう見まねで真似をしているだけです。
※画像はすべて私が舞妓変身した時のものです。


初変身体験

2006-10-27 19:32:01 | 京都・舞妓さん変身体験

今から7,8年前、初めて舞妓変身の体験をした時の写真です。
お店は宮川町のお茶屋さんで舞妓変身をさせてくれる所です。お着物などはさすがに本物の素晴らしいお着物でした。
この時は初めてで、着物に関しては多少の知識はあるものの「舞妓」に関しては知識がなかったのであまり気にしていませんでしたが、今考えると気になるところがあちこちと・・・・・(^^;)
10代の頃は舞妓さんに憧れていたけど、まさかこんなにはまるとは思わなかったな。

顔が今と考えると細い。現在とは体重が物凄く違います。ちなみに写真を撮ったのは同じ4月の上旬でした。デザインは違うけどどちらも桜の花簪。
左が初めて変身した時のもの、右が最近のもの。老けたし太いっす・・・・・まるでアンパンマンだよ~。痩せなきゃね・・・

 


舞妓変身体験の写真

2006-10-18 21:50:22 | 京都・舞妓さん変身体験

私は京都に行くと時々舞妓さん変身体験をしますが、舞妓変身のクオリティにもこだわりますが、実は写真にも自分なりのこだわりを持っています。
舞妓変身のお店ではプロカメラマンの撮影がオプションがあったりしますが、カメラマンに撮ってもらうかについてはこだわりません。技術的にはプロなので勿論素人の技術と機材は敵いません。構図も上手いと思います。でも、実際にプロに撮って貰った写真を見ると、構図が定番的なので誰が被写体でも同じような写真になりがち。そして「本物の舞妓」をどの程度知っているかという所でもかなり違ってきます。
私の知人にはアマチュアですが、女性モデルを使った撮影を趣味でしている人がいて、彼には私も痩せている頃(^^)に何度か撮って貰ったことがあります。私自身も写真を撮るので師匠とも言える人なんですが、彼の和服を着たモデルを撮影した写真については、和服向きの撮り方ではないかな~?と思う事はあります。和服についての理解度と、和服を着たモデルへのイメージやセンスの問題もあるのかもしれませんが。
私にとっては舞妓変身体験をした時の写真は、いかに綺麗に撮るというよりは舞妓というモノを知っているかという所と、いかに「舞妓らしく撮るか」にこだわってしまいます。
私が変身体験をする時は、舞妓さんに詳しい友人に同行してもらうことが多いです。彼女は勿論素人さんなのですが、普段から舞妓さんを見慣れている人なので彼女自身の中にある舞妓像に基づいて撮ってくれます。素人でも(一応元写真部)舞妓を知っている人が撮るとやはり違います。しかも、仲良しの友人に撮って貰うので、カメラマンやお店の人に撮って貰うよりは表情も自然になります。彼女が同行しない時はお店の人に撮って貰いますが、満足できない写真になる事は多いです。いつもいつも、友人には感謝です!

ポーズについては、お店の人の指導通りの時もありますが、舞妓さんの写真集などで研究したポーズを自分なりにしてみることもあります。舞のポーズについては、実際に舞妓さんの舞を見せて戴いた時の写真を見たり、舞を習っている友人から教えて貰ったりします。舞のポーズは結構無理のある姿勢が多く、撮影の為にその姿勢を維持するのは大変だったりします。足がプルプル状態で。(^^;)

今回、白黒フィルムを使って撮ってみましたが、普通にカラーで撮った画像を加工で白黒にしたり、セピアにしたり、レトロな感じにする事が出来ます。色々遊んでみるのも面白いです。 

  
 

上の画像はデジカメで撮影したのを彩度を70%ほど落として加工してみました。カラー写真が色褪せたレトロな感じに見えませんか?この色合いが気に入っています。


菊の花簪

2006-10-12 22:56:17 | 京都・舞妓さん変身体験

数ある舞妓さんの花簪の中で菊の花簪は特に可愛らしいと思います。
ピンク色に染めた羽二重で一つ一つ花びらを作って出来た花簪。同色系の房を付けるとさらに可愛らしくなります。

10月初旬、久しぶりに京都で舞妓さん体験をしてきました。ピンク色の菊の花簪に小豆色の秋らしい柄の振袖に、白地に紫の暈しと扇の絵が描かれた雅な帯。
とても可愛い装いにして頂きました。着ている人間は年寄りで可愛らしくないですけどね。太りすぎでまん丸でおたべちゃんみたい。(^^;)
細身で華奢な、竹久夢二の描くような舞妓さんには程遠いなぁ。
今回は簪に房を付けて貰いました。房付きで用意はされていなかったのですが、一輪や三輪の花簪には房を引っ掛ける為のフックが付いていて、同色系の房があれば付けて頂けると以前お邪魔した時に伺っていました。知っている舞妓さんが、数年前にやはりピンクの菊の一輪の花簪に房を付けているのを見て、凄く可愛いからいつか舞妓さん体験をする時に私も同じような簪を挿してみたいなぁと思っていました。

   

今回は実験的に白黒フィルムも使ってみました。一部は特殊フィルターを使用して撮っているので本当に昔の写真みたいに見えます。画像をただ白黒に加工しただけの物とは、やはり陰影や質感が違いますね~。中々面白い写真が撮れたと思います。でも白黒フィルムは現像をどこでも行っていないので、現像の時間も費用も普通のネガフィルムよりもかかりました・・・・
年寄りですみません。m(_ _)m

 

※舞の振り付けについては素人が見よう見まねで真似をしているだけです。
※画像はすべて私が舞妓変身した時のものです。