前回ディキャンした場所で雪中キャンプを決行。
実は前日も現地に出向き、ある程度除雪を済ませておいた。
駐車場からソリで運搬なので荷物は最低限に。
それでも防寒対策は省けないからソロでも結構な量になる。
テントはいつもの1ポールに薪ストをインスト。
タープはSNOWPEAKのエルフィールドシールドヘキサPro。
スノーシューはメインのライトニングアッセントが壊れサブを携行。
積雪は100㎝位か。
テントのペグは農業用プラペグ37㎝で、タープは45㎝を打ち込む。
テントの高さが220㎝とタープのポールが210㎝でジャスト。
色味もそれほど違和感無くまあまあ合格点。
設営中イスを忘れたことに気付いた!
仕方なくコットを代わりにするも背もたれが無いから腰に負担がかかる。
特にテントのファスナーの開閉は本当につらい...
薪はストーブの他に焚き火用に合わせて3束持参。
明朝、薪が無くなったら撤収のつもりが結果1束余った勘定。
夜半には-7度まで下がった。
幕内は意外に温度が上がらず薪ストーブでも5度位しかならない。
薪を節約したからか?
三角形のテント連結アダプターはAmazonでゲット。
安価な割に良品。風も無いせいか1人でも楽に張れた。
荷物を減らすのに照明もWAQのLEDのみにするも、タープ側の照明が無く少々寂しい。
この2代目LEDは結構明るく、ルーメナーより少々安っぽいが、コスパは良い。
吊るした扇風機はサーキュレーター代わり。長いランタンハンガーで干渉せず使えた。
リモコン付で便利だが、そもそも室内が低温だったので、上から循環してくるのは冷風。
今季、ウィンナーウェルからサイドからも炎が見えるノマドビューSが発売された。
オプションのウォータータンクも本体に取付けられる等、確実に進化している。
悔しいけれど基本性能は変わらないんだと諦めるしかない。
ソリの運搬と設営で消耗しているから調理まで手が回らない。
夕食は簡単にお総菜とした。
酒はビールとホットワインとホットウイスキーで両瓶ともほぼ飲み切った。
肉はバーナーにチビパンで追い焼。
冬期はガソリンバーナーの独断場。薪スト調理もいいがガソリンは圧倒的火力でまどろっこしさが無い。
夕食後の焚火タイム。残念ながらイスが無いのでスコップに座って焚火に浸る。
外は雪がしんしんと降っている。
今回初使用のポタ電POWERARQ2。同miniは既に持っているが、
電気毛布を使いたくて大容量を入手。
最初の残量が80%で、オンして6時間後には残量40%。
結構使えることを実感。お蔭で寝袋ナンガオーロラ600DXで快眠だった。
夜中に目を覚ますと室内がやたら狭く、降った雪の重さでテントが倒壊寸前!
慌てて除雪と全ペグを打ち直した時間が午前4時。
それからは2度寝する気力も無く、8時頃から撤収開始。
雪は降り続き一晩で40㎝位の積雪。
帰路は橋が雪で車幅ギリギリの状態。
新雪が40㎝あっても気温が低くサラサラ雪だから無事脱出出来た。
YOUTUBEでは雪中キャンプが多数アップされていて、最近は女子のソロも多い。
雪中キャンプは一見気軽に楽しんでいるようだが、実際は結構大変。
何より防寒装備で荷物が多くなるし、設営~撤収、除雪作業等全てにおいて手がかかる。
さらに帰宅後の道具の乾燥も面倒この上ない。
それでも雪中キャンプには魅力がある。
相当の覚悟とそれなりの装備でいつ迄出来るかわからないが、無理せず楽しんでいきたい。