「人見知りするんだ」
って言ってた貴方
色々話しかけてくれたから
全然、そんなの分からなかったけれど
そう言えば
最初の頃は
なんだか
年上っぽい落ち着いた人って
感じがしてた
そんな貴方のこと
初めは全然
恋愛対象とかじゃなくて
少し歳の離れたお兄さんって
思ってたのに
打ち解けていた貴方は
いつも
和やかで明るいムードメーカーに
なっていて
不安で
いっぱいだった
私の心を解してくれた
貴方に
直接好きとは
言えなかったけれど
今なら
あの時の
私たちは
間違いなく
心が通じ合ってたんだなって
そう思う
お互い
あと少しだけ
勇気ふり絞れたら
良かったのに
あの時
たまたま
貴方に言った
「優しい」
の言葉は思いつきの
言葉じゃなくて
本心だったのに
やっぱり
「好き」
という言葉を
しっかり形にしなければ
お互いに
お互いの気持ちを
信じられなかったんだ
この先
誰かを好きになっても
きっと
貴方を
思い出してしまう
貴方と
比べてしまう
そのくらい
貴方は私の心を
占めている存在
永遠に忘れたくない
忘れられない
大好きな人なんだ