もともとバックアップとったのには理由があった。
前回の投稿でも書いたけれど、パソコンのC:ドライブは満杯に近い状態で赤い表示になっていた。
しかも起動や動作がほんとうに遅くなっていた。
いつ何が起きてもおかしくない状態だった。
なので、外付けHDDにバックアップをとったあと、C:ドライブ内のドキュメント・ピクチャ・ダウンロード・ミュージック内をすべて削除し、ごみ箱を空にした。
外付けHDDにとってあるから大丈夫という油断があった。
注意深さに欠けていた・・・
18日、パソコープ東京地区の勉強会だった。
A先生に相談したところ、「完全データ復元」という有料ソフトを勧められた。
懇親会出席はあきらめ、帰路についた。
帰宅して夕食後、早速作業に取り掛かった。
「完全データ復元pro14」のダウンロード版を1ライセンス購入。
クレジットカードですぐ決済できた。
私のいつも使っている8.1のノートパソコンにインストールした。
外付けHDDを接続し、とりあえず消去済ファイルのスキャンをかけてみた。
なにしろ500GBのHDDなのでスキャンはやっぱり3時間くらいはかかるらしかった。
スキャンをかけたまま様子をみることにした。
一方、パソコンの内蔵ハードディスク(C:)をどうするか。
もしかしたら、HDD満杯になりそう状態があったけれど、HDDに直接エラーがでたわけではない。
ウィルスがまだ潜んでいる可能性もあるけれど、今まだ直接現象がでているわけではない。
こちらの方が復元できるかもしれない。
あまりトータルの時間をかけたくないし確実な方法を取りたかったので、「完全データ復元」のソフトをもう1ライセンス買うことにした。
問題のパソコンでダウンロードし、D:ドライブの方にインストールした。
早速、消去済ファイルのスキャンを試みる。
C:ドライブは50GBほどしかないので結構速くスキャン終了。
画面には消去されたフォルダらしきもの、ファイルらしきものがたくさん見えた。
その中のひとつ、給与計算についてのエクセルファイルを見つけた。
これを選んで、D:ドライブに復旧保存してみた。
保存できた。
開いてみると。
エラーが起きて開けない。
文字化けしたような文字がエクセル画面にいっぱい表示されている。
エクセルを起動し、開くのところから「開いて修復する」をやってみたが修復はできなかった。
ここでがっくりしてしまった。
復旧できていないファイルも数多くある。
やっぱり外付けHDDも復旧するしかない。
外付けHDDのスキャンが終わると、数多くの削除フォルダとファイルが表示されていた。
もともと私が使っているHDD。
自分が保存して削除したフォルダ、ファイルも数多くある。
フォルダを1つずつ開けて、中身を確認。
自分のものでないかを見極めて、自分のものでないと判断したファイルを私がいつも使っているパソコン内に保存していった。
延々と続くフォルダ群を確認後、コピー。確認後、コピーを繰り返し。
終わった頃にはすっかり明け方になっていた。
ありがとうございました。
A長の「ダメだったら持ってくれば」のひと言がどれだけありがたかったか!
でもいちおうお金をいただいている端くれなので、そう簡単にあきらめるわけにはいかないと思っていました。
自力で何とかなって良かったです!
しかもたくさん勉強になりました。
ありがとうございました。