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我が家の庭では、プランターに植えた稲穂が黄金色になってきました。
このたわわに実る稲穂を見ているだけでも、満足感がありますね。
みなさんもご存知だと思いますが、この稲穂と稲を利用して、毎年注連飾りを作っています。
さて、この注連飾りはなんの意味なの?とお思いの方も多いことでしょう。
簡単に言えば魔除けです。(想像していたとおりだと思います)
新しい年を迎えるには、すす払いをして年神様を迎えるのが風習ですが、その後に邪気悪霊などが入り込むのを防ぐために、注連飾りをして魔除けとしてお呪い(マジナイ)するのです。
東京では12月29日には飾りません。
苦(9)んち飾りと言っての好みません。
また、31日も避けていますね。
これは一夜飾りと言っています。
また、特に汚れやすい場所(台所・風呂場・トイレ・納戸)など、出入り口がある場所には輪飾りを取り付けます。
一種の浄化作戦です。
神社などで鳥居や社殿の入口に注連飾りがあるのは、中は神聖な場所でそこを通過すると邪気を払うフィルターの役目をしています。
そして、贈り物にはよく水引をかけますが、これも輪飾りから生まれたようです。
水引をかけることは、けがれのない清浄なものと言う意味を、込めてての贈り物なのです。
注連飾りには、目出度いものを付けますね。
昆布(よろこぶ)、ダイダイ(ミカンみたいなもので先祖代々)、イセエビやウラジロも縁起担ぎから来ています。
たかが魔除けのオマジナイですが、良い年を願うのは誰しも同じです。
せめて、早めに掃除をして、29日と31日に飾るのは避けたいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/18/ee6efe4a8f4c28bda0ee2f992d6e360c.jpg)
昨年の作品です。
新年を迎えるまでに、もう(まだ)88日となりました。
良い年をお迎えください。(失礼、早過ぎました!)
yuki