私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

注連飾り(しめかざり)はなんの意味

2006年10月04日 | Weblog


我が家の庭では、プランターに植えた稲穂が黄金色になってきました。

このたわわに実る稲穂を見ているだけでも、満足感がありますね。

みなさんもご存知だと思いますが、この稲穂と稲を利用して、毎年注連飾りを作っています。

さて、この注連飾りはなんの意味なの?とお思いの方も多いことでしょう。

簡単に言えば魔除けです。(想像していたとおりだと思います)

新しい年を迎えるには、すす払いをして年神様を迎えるのが風習ですが、その後に邪気悪霊などが入り込むのを防ぐために、注連飾りをして魔除けとしてお呪い(マジナイ)するのです。

東京では12月29日には飾りません。
苦(9)んち飾りと言っての好みません。
また、31日も避けていますね。
これは一夜飾りと言っています。

また、特に汚れやすい場所(台所・風呂場・トイレ・納戸)など、出入り口がある場所には輪飾りを取り付けます。

一種の浄化作戦です。

神社などで鳥居や社殿の入口に注連飾りがあるのは、中は神聖な場所でそこを通過すると邪気を払うフィルターの役目をしています。

そして、贈り物にはよく水引をかけますが、これも輪飾りから生まれたようです。
水引をかけることは、けがれのない清浄なものと言う意味を、込めてての贈り物なのです。

注連飾りには、目出度いものを付けますね。
昆布(よろこぶ)、ダイダイ(ミカンみたいなもので先祖代々)、イセエビやウラジロも縁起担ぎから来ています。

たかが魔除けのオマジナイですが、良い年を願うのは誰しも同じです。

せめて、早めに掃除をして、29日と31日に飾るのは避けたいものです。




昨年の作品です。

新年を迎えるまでに、もう(まだ)88日となりました。

良い年をお迎えください。(失礼、早過ぎました!)

yuki
コメント (8)
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