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この日曜日でしたが、食べるのが好きな母親(83歳)を食事に誘いました。
知り合いから聞いていた懐石料理の食事所で、名前は「無門庵」
といいます。
昭和の初期には日本式のホテルだったのを改築したものだそうですが、門構えは立派ですね。
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母親の友達も誘って、女房と4人での食事会です。
大きな池には鯉が泳ぎ、茶室には木漏れ日がかかっています。
たまには、こんな食事に誘うのも親孝行?かなと思っています。
(実は先週に予定していたのですが、予約が取れなかったのです)
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コースはいろいろとありましたが、結局、季節の松花堂(4,000円)にしました。
土瓶蒸しが付いているからです。
先付け・八寸・造り・焼物・焚き合せ・せいろご飯・土瓶蒸し・デザート
どれも秋を感じる深い味わいがあり、母親も楽しんでいる様子でした。
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ところで、割り箸にはいろいろと種類があるのをご存知ですか?
少し調べたら挿絵がありましたのでご紹介します。
一般的には丁六(ちょうろく)と言って、加工がされていないもので、大衆食堂の割り箸ですね。
正月や祝い事には、柳や桑の木で作った割り箸を使うしきたりがあるようです。
これは木肌が白いことからだと聞いています。
神事には白が好まれていたのでしょう。
この無門庵で出された箸は八角でした。
八角は懐石料理になどに用いられますが、品が良く使いやすい箸ですね。
高級なものでは「天削」(てんそげ)と言って、片方が平らに削ってあり、両サイドを使うなと言う意味です。
自分の食べるものが決められているので、大盛にして回す必要が無いからでしょう。
高級料理店などでは、事前に箸の先を湿らせておき、ご飯ものが(米が箸に付かないように)食べやすいように、気遣う店もあるとのことです。
私は最初にお吸い物を飲んで、箸を湿らせてご飯ものをいただきますが、そんな気遣いをしてくれる高級店には行ったことがありません。
我が家では、箸をしゃぶってから食べているのが現状です(笑)
箸の扱い方もいろいろあって面白いものです。
いつか、ご紹介します。
yuki