都外の方もご存じのとおり、東京都知事選はなんだこりゃ?です。
*多くの画像はネットより拝借しています。
驚くのは候補者数で、56名の方が立候補しています。
7月7日(日)が投票日になっています。もちろん期日前投票も実施されています。
選挙は国民の義務の一つではありますが、納税の義務もあります。そして教育の義務も・・・。
投票入場整理券も届きました。
こんな立候補看板は見たことありません。
選挙ですので、公平に公正にお伝えするしかありません。
この中央辺りに張り付けられているポスターが、真意のある方のようにも見受けられます。
私の知る限りの都知事は、東竜太郎さん(前東京オリンピック時代)から、美濃部亮吉さんだったですね。
美濃部 亮吉さんは当時社会党と共産党を支持基盤とする革新知事として3期12年を務め、任期中は福祉政策・公害対策を進め、歩行者天国の実施や都主催の公営ギャンブル廃止なども手がけた方ですが、結果、都財政も崩壊寸前と聞いています。
鈴木俊一さんは、都庁の職員あがりで内部のことも良くご存じで、都財政も立ち直した方かと思います。
青島幸男さんも、仕事上でお会いしたことがあります。石原さんから、猪瀬さん、舛添さん、小池さんあたりは、知事公室でもお会いしたことはありません。ほとんどが副知事か担当局長がご挨拶されていました。
都の職員も都庁が新宿ではなく、東京駅から有楽町方面に行った場所にあり、太田道灌の銅像が懐かしく思えます。その後、新宿の副都心に庁舎を移しましたが、都庁職員も多くの方々と面識がありました。私は技術職でしたので、第二庁舎の方に出向いていました。
あの黒田さんもお見受けする部署には良く通いました。
さて、政策や公約も無い多くの利候補者がいます。この中からどなたを投票するかが問題です。よく分からんが実情です。
強いて言えば、私はこの中から選び投票するかと思います。
しかし、この都知事選の有権者が1100万人を超す全国最大の首長選であり、東京都知事選を執行するには、 莫大ばくだい な税金がかかります。今回選は59億2400万円の支出が見込まれ、都選挙管理委員会が把握する1979年以降で最高額となりそうです。
分厚い15ページくらいなる「選挙公報」が届きました。
知事選の場合、当選を狙う意思のない人が売名などの理由で無責任に立候補することを防ぐための供託金は300万円で、得票が有効投票数の1割未満だと供託金は没収されます。
今回の都知事選では多くの候補者が没収対象になるとみられるのでしょう。
候補者48人分のポスターを貼れる掲示板を設置したものの、過去最多の56人が立候補したため、スペースが足りなくなりました。
掲示板の枠外にポスターを貼るためのクリアファイルなどを急きょ候補者に配り、「候補者1人当たり数百万円」(都選管の担当者)の追加費用がかかる見込みとしています。
この供託金(きょうたくきん)とはですが、法令の規定により法務局などの供託所に供託された金銭で、 公職選挙において売名や泡沫候補の乱立を阻止するための制度ですが、 金額は出馬する選挙によって異なり、供託金没収点に達しない得票率の場合は全額没収され、逆に落選しても一定の得票を得ると全額返還されるシクミとありました。
供託金は売名目的で立候補者が乱立するのを防ぐための制度ですが、今回、政治団体「NHKから国民を守る党」は関連団体とともに計24人の候補を立候補させたうえ、寄付者に対し、ポスター掲示板に自作のポスターを貼る権利を譲っているのです。
立花孝志党首は「都知事選で得られる宣伝効果は1億円ぐらいある。供託金の300万円は非常に安い」と述べており、制度が形骸化する恐れが指摘されているのが現状です。
有権者でも悩む、この選挙のあり方です。
まだ、結果が出ていませんので詳しくは申し上げられませんが、私は都政をこうしたいなどと言う内容が無く、自己PRとしか思えないようなモノが多く、ふざけた党名にしたりで、公費をこのように使って良いのかも疑問になります。
私たちには納税の義務もありますが、使い道を精査して欲しいですね。
こんな選挙と、こんな世の中で良いのかな?と思うのは、多くの都民は感じていることでしょう。
yuki76
選挙の仕組み、複雑怪奇なんですね。
お金さえあれば、誰でもな・・・
田舎地方は、仕事もしないで月の手当て
アップ通過させる。
税金の使い道、納める者は渋面。
地方選挙は、地域によって独特なものがあり、地縁・血縁で成り立っているところも多いようです。
まさに熾烈な選挙戦になっています。
ある村の村長選では、村外から一時的に住民票を移し投票させたとの記事もありました。
議員さんも多くは地域からの選出?なので、無投票も多いとか?
税金がどんな計算で納税するかも、理解する必要があるのでしょうね。