私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

焼き魚の美味しい季節(雑学)

2006年10月17日 | Weblog


ロンドンの Zuppinaさんを含め、海外に暮らしの方から秋刀魚が食べたぁ~い!との声が上がっていました。

そこで、美味しそうな秋刀魚とメザシを買い求めましたのでご紹介します。

昨夜、グリルで焼きました。旨かったですよぉ~!

脂の乗った秋刀魚と大根おろし。
はらわたの苦味とあいまって、日本の秋を感じます。

そして、メザシも焼いてみました。
この味は頭のどこかを刺激して、日本人のルーツを思い出させますね。


ここからが雑学です。

ところで、焼き魚は何故、頭を左にするのかご存知ですか?

簡単に言えば右利きの多い日本では、左手でチョッと頭を抑えて箸を使えば食べやすいからです。

普通のの習慣が、そのような盛り付けの作法になりました。

また、日本では左を上位とする風習があります。

雛人形も入り左に殿。右側に姫になりますね。

反対にヨーロッパでは右を上位としているようですが、レディファースト?のせいでしょうか?それとも女性が強いのでしょうか?

我が家では、いつしか日本人でありながらヨーロッパスタイルになっているような気がします。
イギリスの王室まではいきませんが、女性(女房)上位の形となってしまいました。

私は言われるままに動いています。

さて、そのヨーロッパでも、魚の頭は日本と同じように左にしています。
左手のフォークで頭を抑え、右のナイフで食べやすいようにしています。

魚は肩口から尾に向けて食べた方が、骨離れもよく身をほごしやすいですね。

また、上片身が食べ終わって、下片身を食べようとする時は、魚を裏返にするのは洋の東西を問わず、バットマナーなのです。

そのままの形で、中骨を浮かせて取り除き、それから下片身を食べるのがマナーになっています。

でも、メザシを頂くマナーは別で、豪快にかぶりつくだけです。

どんなに料理でも特例はあるものです。

我が家の食生活は特例が中心かも知れません。

yuki
コメント (11)
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