蔓性の木本のフジ(まめ科)です。花のつくりはすべてが5数になっています。合着した雄蕊9本が雌蕊1本を包み、自家受粉する構造になっていますが、雄蕊の1本は離生しています。
ナツトウダイと同じ科のトウダイグサです。
休耕田という同じ環境で生育しています。花序に雌花と雄花が寄り添っているのが、ナツトウダイと全く同じ構造の花です。
果実の先に雌蕊3本が見えています。花粉の大きさは長径が50μmです。
休耕田という同じ環境で生育しています。花序に雌花と雄花が寄り添っているのが、ナツトウダイと全く同じ構造の花です。
果実の先に雌蕊3本が見えています。花粉の大きさは長径が50μmです。
休耕田で見つけたナツトウダイ(とうだいぐさ科)です。カニのはさみのような形の腺体(蜜線)が特徴的。花序は中央に先が赤い赤い雌花が1個あり、観察したものではその周りに5本の雄花がありました。花序を包んでいた部分が葉になって開いています。
入笠山で観察したヤナギラン(アカバナ科)です。
総状の花序に多くの花をつけています。花柄の部分が子房で細長く筒状に伸びて、萼4、花弁4枚が互生に2㎝ぐらいに開きます。雄蕊は8本、雌蕊は1本で柱頭が4裂に開いています。花粉は三角になっています。
総状の花序に多くの花をつけています。花柄の部分が子房で細長く筒状に伸びて、萼4、花弁4枚が互生に2㎝ぐらいに開きます。雄蕊は8本、雌蕊は1本で柱頭が4裂に開いています。花粉は三角になっています。
高尾山近くの小川沿いで見つけたミズタマソウ(あかばな科)です。
萼片2.花弁2、雄蕊2、めしべ1です。それぞれの部分が対生に開いています
果実には先がカギ状になった毛が生えています。花粉は三角形で35μmの大きさです。
萼片2.花弁2、雄蕊2、めしべ1です。それぞれの部分が対生に開いています
果実には先がカギ状になった毛が生えています。花粉は三角形で35μmの大きさです。
保護された自生地に開花していたものを記録しました。
花被片の長さは6センチから8センチぐらいですが、ユリのように反り返ることはありません。
雄蕊は6本、長さは花被片と同じです。雌蕊は1本花被片よりも少し長めです。
花粉は大きくて長径が80㎛もあります。
花被片の長さは6センチから8センチぐらいですが、ユリのように反り返ることはありません。
雄蕊は6本、長さは花被片と同じです。雌蕊は1本花被片よりも少し長めです。
花粉は大きくて長径が80㎛もあります。
以前に近くの土手でアオツヅラフジ(つづらふじ科)が開花していたので観察した記録です。
心皮6が独立していて葉緑体も持っているるので、被子植物の先祖の姿を思わせる姿をしています。
心皮6が独立していて葉緑体も持っているるので、被子植物の先祖の姿を思わせる姿をしています。
園芸種なので属名での表示です。わが家のものは比較的に原種のカザグルマに近い形なので観察しました。
花被片は8枚。花の中央に外側に雄蕊、中央に雌蕊が画像のように出来上がります。雌蕊の子房のあたりが葉緑素を持った細胞で被われているのが興味深いです。雌蕊の部分は秋になると長く育って、画像のようなきれいな果実になります。
花被片は8枚。花の中央に外側に雄蕊、中央に雌蕊が画像のように出来上がります。雌蕊の子房のあたりが葉緑素を持った細胞で被われているのが興味深いです。雌蕊の部分は秋になると長く育って、画像のようなきれいな果実になります。
庭のゲッケイジュ(くすのき科)は葉を乾燥してスープやカレーに入れる調理用で、大きな樹に育てていないので開花しtたことはありません。これは以前に近くで開花していた雄花を観察した記録です。雌蕊はありません。花被片は白色で長さ葯3,5mm。雄蕊は8本ぐらいあり、内側のものには線体がついています。その後も探しますが雌の樹にはまだ出会っていません。雄蕊のさきの葯をを包んでいた部分が葉緑体を持っているらしく、緑色をしているのが花の先祖を思わせてくれます。