以前に葛生の石灰岩のフズリナを観察したことがありましたが(2011.11.2を参照下さい)、先日ボランティア仲間から岐阜県大垣市赤坂町の金生山で採集した石灰岩片を頂き、さっそく観察しました。堆積した時代は古生代ペルム紀で、示準化石になっています。前のように1面を磨いてみましたが、割ったままの面のほうが、この画像のようにフズリナの構造がよくわかります。写真の最大のものが径9mmの大きさです。このあたりは美濃ー丹波帯と呼ばれる中生代の付加帯です。地球博物館刊の「日本列島20億年」によれば、イザナギプレート上で古生代にできた地層が、アジア大陸への沈みこみの際に付加したものと説明されています。
今日は久しぶりの晴天でした。庭にオオアオイトトンボが飛来しました。金緑色の胸部、腹部がきれいであり、しばらくの間いろいろな葉や枝先に泊まってくれたので大いに楽しめました。体長は約35mmでした。
このところ気温が低くで10度台の日が続くので、庭のゲッカビジンが花芽を付けて蕾が上向きになり、開花の体勢になったのに咲かない日が続きました。今日は室内に取り入れてエアコンを22℃に設定しておいたら、午後8時頃から開花してくれました。花の径は15cm近くの立派な花です。強烈な芳香を部屋中に発散しています。コロナ禍で晴れない気分を癒してくれます。
メキシコの熱帯雨林が原産であり。原産地ではコウモリの一種が他花からの送粉をするそうです。雄蕊の姿が見事に侵入者に花粉を付ける位置に葯を並べています。我が家ではこの花が一株で1輪ですので明日の朝にはしおれてしまいます。
メキシコの熱帯雨林が原産であり。原産地ではコウモリの一種が他花からの送粉をするそうです。雄蕊の姿が見事に侵入者に花粉を付ける位置に葯を並べています。我が家ではこの花が一株で1輪ですので明日の朝にはしおれてしまいます。