いまツユクサが可愛らしい花を咲かせている。裏の表皮が簡単にはがせるので、細胞の観察には適しています。夕方採ってきたので気孔が完全に閉じています。気孔の大きさは0.05mmもあり、とても大きい。表皮細胞には結晶が観察されます。100倍 画像をクリックしてください。
庭の樹下で元気よく開花しているツユクサ(つゆくさ科)です。近頃は暑かったので身近な花の観察がおろそかでしたが、今日は涼しいのでやる気を出して撮影しました。仮雄蕊と言われるものの長めの1本に、立派な花粉が付いていることを発見したのでうれしかったです。ガク3、花弁3、仮雄蕊3雄蕊3、という具合に3数で収まりました。
左は苞葉を開いて花序の様子と花の中心部が見えるようにしたものです。次に開花する蕾が見えています。牧野先生や北村先生の図鑑で、長めの仮雄蕊とされているものは、花粉を作っているので雄蕊としました。右はガクと花弁の内側にあるものを分解して撮影しました。目盛りは1mmです.
長い仮雄蕊とされていたものを前面から撮った画像です。先に2個ある雄蕊の葯が花粉を託したのではなく、自身の葯が前面に向かって反り返って開いた姿であることがよくわかります。花粉の長径は75μmでした. 右は昼過ぎにツユクサの花がしぼみ始めた時の様子です。3本の雄蕊が団子のように丸まっています。この時点で柱頭には花粉が付いています。さらに丸まって奥に行けば自家受粉の可能性も考えられます。
左は苞葉を開いて花序の様子と花の中心部が見えるようにしたものです。次に開花する蕾が見えています。牧野先生や北村先生の図鑑で、長めの仮雄蕊とされているものは、花粉を作っているので雄蕊としました。右はガクと花弁の内側にあるものを分解して撮影しました。目盛りは1mmです.
長い仮雄蕊とされていたものを前面から撮った画像です。先に2個ある雄蕊の葯が花粉を託したのではなく、自身の葯が前面に向かって反り返って開いた姿であることがよくわかります。花粉の長径は75μmでした. 右は昼過ぎにツユクサの花がしぼみ始めた時の様子です。3本の雄蕊が団子のように丸まっています。この時点で柱頭には花粉が付いています。さらに丸まって奥に行けば自家受粉の可能性も考えられます。