マイクロメートルの世界

生物の観察を楽しんでます。花が咲く植物の多様性と進化が現在のテーマです。マイクロメートルレベルまでを目標にしています。

スギ花粉 2021

2021年02月25日 | 裸子植物
 スギ花粉の飛散が始まりました。食用油を薄く塗ったスライドガラスを、一晩二階の軒先に出して置いたものを今朝観察しました。栃木県の山火事の影響かゴミが沢山見られました。中には糸でつながったツツジの干からびた花粉もありました。
 スギ花粉の直径は小さいものは35㎛、大きいのはは37.5μmぐらいです。400倍にしてあるので画像のヒト目盛りは2.5μmです。画像に見えている1目盛りより小さなものは、最近のガソリンエンジンが沢山出している排気ガス中の物体や黄砂などのいわゆるPМ2.5と呼ばれる粒子です。

 スギ花粉は球形なので光学顕微鏡の焦点距離を変えると、このようにいろいろな姿に撮影されます。電子顕微鏡の画像にはかないませんが、表面の黄色い突起の部分の色がよく分かります。
      
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