マイクロメートルの世界

生物の観察を楽しんでます。花が咲く植物の多様性と進化が現在のテーマです。マイクロメートルレベルまでを目標にしています。

カマキリの孵化 2022.5.26

2022年05月28日 | 昆虫
  庭のセンリョウの枝に昨年暮れにカマキリが生んだ卵塊から幼生が多数孵化しました。カメラを取りに行ってくる間にほとんどは拡散していました。
 蜘蛛の子を散らすようにという言葉がありますが、同じイメージでした。
  
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入笠山 2022.5.19

2022年05月19日 | 入笠山
 標高1786mの入笠山のケーブル終点駅にある植物公園を見学しました。
スズランは開花前の状態でしたが、シロバナエンレイソウや希少種イチヨウランを観察できました。カラマツの新緑がきれいでした。手前の緑はドイツスズランですが、まだつぼみです。
    
      
    
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ヒルガオ(ひるがお科 ナス目)

2022年05月16日 | ⑪真正キク類Ⅰ
 近くの草むらで開花をし始めたヒルガオ(ひるがお科)です。
日本原産の在来種です。花のすぐ下に2枚の苞葉がありますが、その内側に筒状の萼があり、先端が画像のように5裂に開いています。
 5本の雄蕊の葯と雌蕊の柱頭が蕾の時から開花まで接触したままです。自家受粉では種子ができませんが、子房のふくらみは見えています。繁殖は宿根です。
    
    
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ラミーカミキリ(かみきりむし科 コウチュウ目)

2022年05月16日 | 昆虫
 昔はカミキリムシ科の甲虫のコレクターでしたが、関東ではこのような虫を見たことがありませんでした。江戸時代末に大陸から移入してきたと報告されています。繊維植物のラミー(近縁種 からむし)を食草にすることから名が付きました。
 神代植物公園の外ですが東京都の調布市という場所です。

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バラ(ばら科 バラ目)の多様性

2022年05月14日 | ⑨真正バラ類Ⅱ
 神代植物公園のバラ園を見学しました。
多様性のほんの一部分にしか過ぎませんが画像に収めました。
   
                              
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アメリカフウロソウ(ふうろそう科 フウロソウ目)

2022年05月09日 | ⑦バラ類
北アメリカ原産の外来種。雄蕊が葉緑体を持った葉片のような形をしている。内側のものは無色です。花の中心ではどの器官にも細毛が多いので観察が大変でした。 
            
  花の観察の約一か月後のアメリカフウロには果実が観察されます。この果実にはとげがあり、所謂ヒッツキムシとして伝播します。
 
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ユウゲショウ(あかばな科 フトモモ目)

2022年05月06日 | ⑦バラ類
 草むらで色合いがきれいで、ひときわ目を引いて開花中のユウゲショウ(あかばな科)です。雌蕊は1本ですが、柱頭で4本に短く離生しています。
 花粉は3角形で扁平に見えますが、よく見ると四面体のように膨らんだものが見えています。花粉形成時の四分子に関係があるのかもしれません。花粉が繊維をつけているのが観察できます。
   
       


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コウゾリナ(きく科 キク目)

2022年05月05日 | ⑫真正キク類Ⅱ
 我が家の近くで今花盛りのコウゾリナ(きく科)です。花弁が全て舌状の花だけでつくられています。約40本ぐらいの花の頭状花序です。
 総苞は内側に10mmぐらいのものが花を支え、その外側に5mmぐらいの短めの総苞葉が支えています。画像のような根生葉が残っています。冠毛が羽状に枝分かれしています。
      

 
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カラスビシャク(さといも科 オモダカ目)

2022年05月05日 | ③単子葉類
 近くの草むらで見つけたカラスビシャク(さといも科)です。
苞葉を切開して花軸に咲いている雄花と雌花を撮影しました。
  この花を観察していると「モクレン類」によく似ていて、「さといも科」の植物が進化してきた道のりを教えてくれます。
      
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