マイクロメートルの世界

生物の観察を楽しんでます。花が咲く植物の多様性と進化が現在のテーマです。マイクロメートルレベルまでを目標にしています。

セイロンベンケイ 俗称ハカラメの花(べんけいそう科 ユキノシタ目)

2022年01月03日 | ⑥コア真正双子葉類
 2006年に父島の地域センターで土産にセイロンベンケイ(ベンケイソウ科 カランコエ属)の葉をもらいました。帰宅して壁にピン留めしておくと。葉からたくさんの芽と根ガ出てきました。育てたものから冬になって花芽ができて開花しました。今でも育てています。
 萼が釣鐘状になっているのが昨日のカランコエとは違いますが。萼を取り去るとベニベンケイとそっくりな花が現れます。とくに花粉のサイズが全く同じなのには驚きました。
 原産地は南アフリカだそうですが、園芸種として入ったものが帰化して在来の生態系に悪影響を及ぼしています。風で飛ばされた葉からも繁殖するので駆除は不可能です。我が家でも夏は屋外なので小さな植物が周囲にできますが、冬には枯れてしまうので繁殖はしません。
            
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カランコエ 園芸名ベニベンケイの花(べんけいそう科 ユキノシタ目)

2022年01月02日 | ⑥コア真正双子葉類
 我が家では属名のカランコエと呼んでいる花です。毎年冬になるとたくさんの花を咲かせてくれます。
 雌蕊が4本になっている原始的な形態ですが、4本の先端は1本のようにゆるく合着しています。
 雄蕊8本は画像のように下部が花筒の内側に合着しています。雌蕊が花筒の内側についている雄蕊の葯の真ん中を伸びだすので、雌蕊の先には花粉が沢山ついています。(マダガスカル原産)
          
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