土橋章宏
以前「超高速参勤交代」で、楽しませてもらった作家さん。
相変わらず隅々に小さな笑いが入りながら、暗くなりそうなストーリーが、
明るくサクサクと話が進む💨💨
『「いろんな人に色々慰められたでしょ。
でも的外ればかり。全然わかってない。」
「私も2年前、そう思った。
あんた、自分が、歩けなくなっても同じこといえんの?って」』
『1番難しいのは健常者に理解してもらうこと。
体が不自由だとコミュニケーションのルールがどう変わるか。
例えば耳が不自由な人は呼んでも返事をしないので、誤解されることも多いんだけど。
会った時に最初に、
耳が不自由なことを説明するとか、
手順を決めておくの。
体を支えないといけないので肘をついて食べます とかね』
『「足はいらん。手を貸してくれ。
本当にスタッフが足りないんだ。
猫の手も借りたい位だからな」
「誰が猫の手よ!」
「すまん。猫に悪かった」』
ま、こんなに上手く進む話はなかなかないんだろうけど、
スカッと優しくなれる 👍