YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

永 六輔

2016-12-25 19:25:04 | Weblog
彼が娘二人と奥さんを自宅で看取った体験談。
静かなクリスマスにふさわしい、優しいけど芯のある本でした。

「家族がただ患者の手を握ることが、どれだけ大切か、、、
痛みや苦しさを癒すのに、家族が肩を揉んであげたり手を握ったりすることが、いかに患者に安心感を与えるか、、、」

「私はガンで死ぬんじゃないのよ。ガンで死ぬ人なんか誰もいない。
みんな寿命で死ぬのよね」

「自分の誕生日はお母さんに尽くしなさい。お母さんが亡くなっていたら、お墓参りに行きなさい。
つまり自分の誕生日に一番大変だったのはあなたじゃない。
お母さんだったんだ。だからお母さんに感謝しなさい」

「泣くがいやさに笑ってござる」

私は彼のように深くは考えずに、
「お誕生日はみんなにありがとう! をいう日」って思ってたんだけど、
うん! まんざらでもなかったのね