YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

桐野 夏生 

2011-08-18 20:53:28 | Weblog
『天使に見捨てられた夜』

この本読むの2回目。

ちょっと前(1年くらい?)に読んだのよ私。
こっちのお友達に、この本を貰ってね。

で、今回日本に行って…
ニム氏のお家の本棚にこの本を見つけ、日本での移動中に読もうと思って持って歩いてて…そのまま持って来ちゃったの。

で、こっちに帰ってからはずっと 『山崎豊子』の重~い本を読み続けてて…
やっと読み終わった時に、ふと、この本に目が止まり…(次はこれだ 
って思って、読み始めた。

読み進むに連れて
(あ れ ? …この場面…なんか…知ってる…デジャヴ?) なんて思っちゃって、2回目に読んでるって事に、気が付かないのが、私 なのよね~ 

で、 1/3 くらい読んだ時に、バッグの中に入ってるはずの本が、お家の本棚にあって
(へっ? もしかして…同じ本が…二冊…?) って(笑)


でも、さすが 『桐野夏生』 
面白かった 


書き出すね。

『いや、プレッシャーに耐えるのが男なのじゃないですか』

『いい事は長く続かない。いいことがあったら、次は悪いことが起きるのだと警戒しなければならない。が、俺は気付かなかった。幸福に慣れて傲慢になっていたんだ。』

『私はこう思うようになっていたんです。あの人は可哀想な人なんだって。一番、人間が自分を磨かなくちゃいけない時に、さんざん脚光を浴びすぎてしまったんだ。だから、まだ目が眩んでいて気付かないのだって。』

『女は都合が悪いとすぐにわからない、と言うんだ。』

でも、最後のは、女、だけじゃないと思うんだよね。

逆に私は
『男の人は、都合が悪くなると、黙る。そして言いにくい事は言わないで済ます。』って思う。
…う~ん、やっぱこれも、男に限らないな~ 

性別ではなく、性格別 だよね、きっと。

それから 『嫌な事、大変な事を後回しにする』 こういう性格の人、私 駄目