全国交通ニュースブログ

大阪教育大学と最寄り駅を結ぶバスの利用は下降線?

2022/11/22付ブログ記事「国道165号の大阪・奈良府県境の状況(2022/11/20)その1」の

>駅と大学を結ぶ路線バスも開講日に限り運行されていますが、こちらは別途スピンオフ記事にする予定です。

がこちらです。

駅とバス乗り場の中間に、大学当局による「近鉄バス大阪教育大線を応援しよう!」という掲示があります。

大阪教育大学が大阪市内から奈良県境に近いここに移転したのは1992年4月ですが、最寄りの大阪教育大前駅はそれに先立ち1991年12月に開業しており、駅と丘の上のキャンパスを結ぶバスは移転以来ずっと学生・教職員などの足として運行を続けていました。ただ、並行して長大なエスカレーター(多くの大学最寄り駅に藤原竜也の広告を出しているSky株式会社がネーミングライツを取得しました)もあり、さらに2020年以降はオンライン授業で学生の足が遠のくという事態にもなり、さらに学生の節約志向もあるのか利用は以前よりも減少しているようですね。ただ、上記掲示にあるように、障がい者にとって、そして普段は元気な学生でも怪我・体調不良の際には欠かせない存在なことは確かです。

バス乗り場は、よくある「駅前ロータリーに発着」ではなく、大学とは逆方向の車線の路上バス停です。今日は日曜日のため、課外活動?で大学にやってきた学生は歩くしかありません(件のSky Escalatorのスタート地点はここからは見えません)。

実は、バスのルートは環状になっており、

https://busmap.info/route/20282/

大学行のバス・・・国道165号を東に走り、上記ブログで紹介した北東側の出入口から大学構内に入り、ループ状の道路を駆け上って大学のバス停に到着

大学発のバス・・・大学のバス停を出発するとそのまま正面ゲートを出てこの高架道路に入り、駅側のバス停に到着して客を降ろす

といった具合です。これなら駅前ロータリーは不要ですね。

なお、大学発のうち昼間の1便と最終便だけは、バスが車庫に戻る経路上に隣の河内国分駅(急行が停車し、駅周辺は賑やか)があることから、同駅まで営業運行します。

ちなみに、柏原市内を走る一般路線バスは実はこの大阪教育大線のみです。市内には鉄道駅から離れた山間部の集落(雁多尾畑とか)もありますが、平日限定運行の無料のコミュニティバスで対応しています。

http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014011600010/

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